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なぜウォールナット材を「美しい」と感じるのか

2022.10.28

 

 

世界三大銘木の一つとして世界中より羨望の目が向けられているウォールナット材。

紫色を帯びた深い暗褐色の色合い、優美な木目の流れは高級材の代名詞となっています。

ウォールナット自体は、世界に200種以上あると言われるクルミの木の仲間ですが、現在は北米産のブラックウォールナットが「ウォールナット材」として広く知れ渡っています。

このように国や人種を問わず愛されて止まない素材となっているウォールナット材ですが、何が人々を魅了するのでしょうか?

今回は、ウォールナット材の魅力とその美しさの理由を考えていきます。

 

 

ウォールナット材の色合い


 

 

着色せずに素材そのものの色合いを活かす無垢材は、使用するうちに色合いがまろやかなものへ変化していきます。

変化した色合いは木目がより際立ち、更に高級感を増していきます。

ウォールナット自体は濃茶色のイメージですが、タンニンが豊富に含まれているため太陽光に触れると、紫外線の影響でタンニンが酸化し、深い暗褐色のウォールナット材は黒味や紫味が抜けていき、赤褐色になっていきます。

そして、更に時間が経つとツヤが現れるととともに徐々に茶褐色へと変化していきます。

色だけではなく、同時に木肌も使い込むことにより変化します。

始めは手触りもラフですが、手で触れていくことで次第になめらかになっていきます。

このような豊かな経年変化が、ウォールナット材の大きな魅力の一つであることは間違いないでしょう。

 

ウォールナット材の美しい「杢」


 

 

ウォールナット材の木は上に向かって真っすぐに成長していきます。

そのため、木目に関しても多くは整った木目となります。

同時に部分的に含まれる波状や巻毛状の木目と混じり合うことにより、独特の美しい表情を作り出します。

またウォールナットならではの独特な木目のグラデーションがあり、青紫から赤紫にグレーが加わる木目の表情はウォールナット材の木目が美しいと言われる所以となります。

その他にも無垢材の木目には「1/fゆらぎ」と呼ばれる木目の動きのパターンがあります。

「1/fゆらぎ」とは、規則正しい木目と不規則な木目がちょうどよいバランスで調和したパターンのことをいいます。

このゆらぎは自然界によって生み出されたリズムと言われ、人の感覚を心地よく刺激し安心感や癒しを与えてくれます。

木だけではなく、小川のせせらぎや水面の波間、星の瞬きなども「1/fゆらぎ」が存在すると言われています。

また赤ちゃんが母親の胸に抱かれていると、いつの間にかスヤスヤと寝てしまうのは、人間の心拍音が「1/fゆらぎ」であるためとも言われています。

ウォールナット材の木目を眺めるだけで、自然と癒しを感じるにはこのような理由があるのです。

 

ウォールナット材の「素材としての優秀さ」


 

 

作り手となる職人にとっても、ウォールナット材の優れた加工性は非常に魅力的です。

適度な硬さと粘りがあり、蒸し曲げに対する適正がよく、接着にも対応力があります。

乾燥後の温度や湿度による狂いが少なく、刃の通りも良いため、造形を美しく仕上げることが可能な材です。

しかも塗装性もよく、繊細な加工に耐えうることから、精度が要求される椅子などにも使用されています。

このような加工性の高さが、家具としてはもちろん床材や建具などの内装材、ピアノなどの楽器や自動車のダッシュボードなど様々な用途に使用されています。

このようにして多くの国で人々の目に触れ、その際立った木目の美しさを感じさせているのがウォールナット材です。

 

目に優しいウォールナット材


 

 

太陽の光を浴びたり、部屋に陽光が差したりするととても心地よい気分になります。

太陽光の持つ自然の力といえるでしょう。

しかし、太陽の光は非常に強いため、時には眩しさを感じさせたり、目を疲れさせることにも繋がります。

それは、太陽光線の中に有害な紫外線が含まれているためです。

この紫外線の反射を最も目に快適な量に抑えてくれるのが、木の持つ大きな特性です。

もちろん、このことはウォールナット材も同様で、木の表面にある肉眼では見えない程の小さな凹凸が、紫外線の光を拡散してくれるため、結果的に反射される光は弱まり、程よい反射率となって目に映ります。

ウォールナットの家具がある部屋では、目に優しい光があふれているといっても過言ではありません。

 

合わせの良さが魅力的なウォールナット材


 

 

高級感のある色合い、他の木にはない多彩な色素が生み出すグラデーション、といった理由から家具蔵のお客様からも不動の人気を誇るウォールナット材。

ウォールナットは空間を選ばない、万能性のある樹種です。

床や壁、周辺の建具やファブリックなど、その合わせにはNGが無いといっても過言ではありません。

また、その色合いは明るい色合いを持つものよりも、空間に落ち着きを与えてくれます。

落ち着いた色調の空間は、人の気持ちを落ち着かせるとはよくいわれています。

ウォールナットの最初の色味を見て「重厚過ぎる」と感じる人もその合わせの良さはきっと魅力的に映るでしょう。

そして、ウォールナットは色素が豊富なことから他のインテリアにどのような色味のものがあっても、それに合わせてくれる包容力があります。

どのような樹種の家具をレイアウトするか迷ったらウォールナットは選択肢にぜひ入れておきたい候補です。

 

 

世界中で人気の高いウォールナット材には、実に様々な人気の要素があります。

ウォールナット材の家具や無垢材にご興味があるようでしたら、是非、家具蔵各店にてその表情や質感を感じてみて下さい。

家具蔵各店には様々なウォールナット材の無垢材家具をご用意しております。

 

ウォールナット材の無垢材家具のある暮らしの事例はこちらから

 

 

 

 

 

 


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