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床材の色ごとに異なるウォールナットのテーブルの「相性」を知る

2021.4.5

 

 

無垢材家具の中でも黒に近い色合いを持つウォールナットはどんな空間やインテリアコーディネートにも合わせやすいこともあり、とても人気のある樹種です。

新築やリフォーム、リノベーション、あるいは引っ越しの際にも自宅の床の色はどのようにしようか、またはウチの床にはどんな色の家具が合うかな、と、迷ったことがある人も多いのではないでしょうか。

今回は代表的な床の色目と万能性に富んだウォールナット材の組み合わせがどのような雰囲気になるのかをみていきましょう。

 

 

床色と家具の色は統一するべきか


 

 

フローリングの床色と家具の色は揃えた方が良いのか。

これは私たち家具蔵でもお客様からよく伺う質問です。

それに対する回答は「どちらでもOK」というもの。

床の色合いと家具の色合いが揃っていれば「空間の統一感」という部分に優れた空間になります。

その場合、使用している「色」が少ないので他の部分で色を効かせることもできるでしょう。

ただ、床の材質と家具の材質があまりに似通っていると多少メリハリに欠ける空間となるリスクも。

部分部分で相性の良いグレーや紫などを上手く使うことで、そうした問題を避けることができます。

一方で床材と家具材を違う色目で揃える場合。

濃度が離れた色同士で組み合わせると、そこにはメリハリが生まれやすくなります。

そうすることで手軽に空間の奥行感も演出できるので、こういったコーディネートも視野に入れておくと良いでしょう。

例えば、明るめな床色の空間にウォールナット材の家具を合わせる。

カジュアルと高級感が同居する空間になり、スペースにもいわゆる「抑揚」を与えてくれます。

ダイニングテーブルはリビングダイニングのなかでも大きいサイズの家具であるため、目に飛び込んでくる色の印象が強くなります。

この印象を基調として、他の家具をそろえる。

同じウォールナットで揃えるもよし、あえてリビングスペースは違うもので揃えるもよし。

今後引っ越しなどで住まいが変わる想定もあるのなら家具の素材や色合いをまとめておくことで、コーディネートが破綻することはないはずです。

 

ウォールナットのテーブルと床の色ごとの相性


 

ウォールナット材のテーブルはどのような床の色に映えるのか。

そこに「これしかない」というルールはありません。

フローリングにも様々な素材、色合いのものがありますが大きく分けると「ペールカラー(白~ナチュラル系)」「ミディアムカラー(薄茶~赤茶系)「ダークカラー(濃茶~黒)」と分けられます。

今回はその3つの分類ごとにその合わせ方、相性を見ていきます。

 

ペールカラーの床×ウォールナット


 

 

特にマンションでは近年ペールカラーのフローリングが増えています。

空間が広く感じられるため、全体を白をベースとした内装は特に都心のマンションでは多いですが、広く感じる分、家具も明るい色でコーディネートするとメリハリがなくぼやけた印象の空間となってしまう可能性もあります。

ウォールナットのダイニングセットなどで色のコントラストを与えると、室内の印象に強弱が感じられるようになり、間延びすることなく明るい印象の中に安定感をもたらしてくれます。

 

ミディアムカラーの床×ウォールナット


 

 

ミディアムカラーの床は、明るすぎず濃すぎない絶妙な色合いなので、家具やインテリアを引き立たせてくれる特徴があります。

この床に床色よりも濃いウォールナットの家具を組み合わせると、インテリアのテイストとして人気の高いブルックリンスタイルやメンズライクな雰囲気を楽しむことができます。

床色に近いカラーの家具を置くよりも家具自体の存在感が出ます。

インテリアコーディネートがあまり得意ではない人や、モノをあまり置かずシンプルな暮らしを好む方におすすめです。

家具がそのまま装飾の役割を果たし、木本来の良さを存分に味わうことができます。

 

ダークカラーの床×ウォールナット


 

 

ブラウン系、またはブラック系の床とウォールナット材の組み合わせは、洗練されたおしゃれな空間作りの鉄板です。

この組み合わせは、重たい印象に見えがちですが、無着色のウォールナット材は、一般的に思い描く濃茶色の印象から時間が経つにつれ、少しずつまろやかな茶色に変化します。

その変化によって、緩やかな木目の動きが際立ち、柔らかい印象を与えてくれます。

スタイリッシュなテイストをお好みなら、選ぶテーブルの脚は細いタイプにすることで全体の雰囲気がより一層高まります。

さらにランプシェードやフラワーベースに黒を取り入れると引き締まったコーディネートになります。

部屋の中で広い面積を占める天井や床が白系であれば、床や家具がブラウン系でまとめられていても良い雰囲気の

コーディネートが完成します。

 

床色と家具の色の合わせにはルールはありません。

ですが、いわゆる「セオリー」は存在し、そのセオリーに沿っていくことでインテリアコーディネートは上手く進んでいきます。

数ある木材の中で不動の人気を誇るウォールナット。

この人気は、どんな場所や床色とも合わせやすいという万能さが理由のひとつと言っても過言ではありません。

ダイニングテーブルは毎日の暮らしの中心となる家具です。

無垢材無着色のダイニングテーブルであれば、色の変化や傷も味わいとして、家具と共に暮らす感覚や、家具に愛着を持って育てていく感覚を楽しむことができます。

ウォールナットのダイニングテーブルがある暮らしを味わってみてはいかがでしょうか。

家具蔵各店にもウォールナット材の家具を数多く展示しています。

実際に見てみると、「ウォールナットのイメージが変わった」という方も多いので、是非お近くの店舗に足を運んでみて下さい。

 

ウォールナットの無垢材家具のある暮らしの事例はこちらから

 

 

 


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