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失敗しないオーダー家具 「テレビボード編」

2021.3.25

 

 

テレビボード、いわゆる「テレビ台」ですね。

これをただの「テレビを乗せる台」だと思っていませんか?

確かにその認識で間違ってはいません。

しかし、よく考えてみると家の中で一番人が集まるリビングという住まいの中でも一等地に置かれているテレビボードは、空間の印象を大きく変える力があります。

たくさんある家具のなかでもかなり重要なアイテムといって良いでしょう。

日々の暮らしの中でも実は一番身近にあるテレビボード。

これにこだわることで、その空間が自分のお気に入りの空間になり、居心地や住み心地がとても良くなるはずです。

今回はそんなテレビボード選びについてお話しします。

 

 

テレビボードのサイズの決め方は


 

 

●横幅を決める

テレビボードの総幅は、設置する壁面の幅よりも小さいものとするのは当然です。

そのうえでテレビのそれよりもできるだけ広い幅を選ぶことで、安定感が増してバランスがよく見えます。

テレビボードに対してテレビの総幅が大きいと、見た目にも不安定でいわゆる「頭でっかち」な印象になってしまいます。

また将来的にテレビを買い替えるときは、今より大きいサイズになることが予想されます。

将来を見据えて、大きめのサイズでテレビボードを選ぶことをお勧めします。

ちなみに使用しているテレビの大まかな横幅は「インチ数×2.5」と覚えておくと記憶しやすいはずです。

例えば50(インチ)型であれば2.5倍=125(センチ)という計算です。

●高さを決める

高さはよくテレビを見ることになる「目線の高さ」によって異なります。

床に座ってテレビを見る場合は、高さ400mm程度までの総高の低い(ロータイプ)のテレビボードであれば、首が疲れずに快適に視聴できます。

ソファに座って見る場合は、400mm~600mmの高さがお勧めです。

基本的に多くのテレビボードはソファに座って見ることを想定しているため、このサイズのものが多くラインナップされています。

ダイニングから見る場合は、600mm以上の高さでも良いでしょう。

テレビと自分の間に背の高い椅子などがある場合はそれもふまえて高さを考慮しておくと良いですね。

高さについては、ひと昔までは角度をつけすぎると画面が見えにくくなることから、視聴する際の高さをしっかりと考える必要がありました。

ですが、最近のテレビはどの角度から見ても画面が見やすく、さらにテレビ側でも視聴角度を設定できるものが増えていることから、あまり厳しく高さを気にする必要はなくなってきています。

●奥行

ブラウン管テレビが主流だったころと比べると、テレビは格段に薄型化しています。

それに伴ってテレビ台も薄型化しました。

とはいえ、テレビボードもどこまでも薄くすればいいかというと、そうではありません。

テレビの台座の奥行は勿論、BDレコーダーやゲーム機が収まることを想定すると、奥行きは400mm程度は必ずほしいところです。

 

壁面収納テレビボードのメリット


 

 

多くのテレビボードは総じて高さが低めで横に長い形をしています。

そうするとテレビの上はいわゆるデッドスペースとなることも。

そこでテレビの左右、そして上も収納として有効に活用するのが壁面収納です。

収納場所の確保は多くの人にとっての住まいの課題。

それを解消する手段として、また、日頃乱雑になりがちな日用品を一括で収納したり、お気に入りのものを飾っておくのに壁面収納を選択するのはたいへん有効です。

「検討しているけど、ウチは賃貸だし…」

「壁に穴をあけるのは嫌」

「我が家に丁度良いサイズなんてあるの?」

そんな方にお勧めなのが「オーダー家具」という選択肢です。

 

オーダーテレビボードのメリットとポイントは


 

 

我が家の状況、自身の事情に合わせてサイズや仕様をオーダーする「オーダー家具」。

例えば壁面収納なら天井ギリギリまでの高さで作ることで転倒の心配がなくなり、それは壁施工が不要になることを意味します。

そのうえで大容量の収納が確保できれば良いことづくめですよね。

壁面収納に限らず、オーダーメイドで製作するテレビボードには「入れたいものが全部入る」「部屋のサイズに合ったものができる」「自分仕様の特別感」といった様々なメリットが存在します。

そのうえで気を付けなければいけないのは「店舗選び」と「譲れない箇所」。

まず店舗選びについては、これがオーダー家具選びの成否の大部分を占めるといって良いでしょう。

各社によって、サイズや素材の選択肢が異なります。

ミリ単位でサイズを指定できるメーカーもあれば、決まった単位でしかサイズの増減ができないところもあります。

素材もどのようなものを得意としているかを確認しましょう。

そのうえで、どのような提案をしてもらえるか。

ここで決め手になるのが「譲れない箇所」となります。

決して安くはない、しかも何度も購入するような機会の無い大型家具です。

何を収納する、どう見せたいといった部分について「ここだけは」という部分もあるでしょう。

そのうえで、実際の使い勝手や見え方、見落としがちな配線の始末などを相手の意見を最大限汲みながら、バシッと指摘してくれる、そんな家具店とスタッフがいるところなら失敗は少なくなります。

 

無垢材」「無着色」という選択肢


 

 

そういった過程を経て、理想の仕様のテレビボードができました。

それはやはり長く使っていきたいもの。

であれば、その素材は「無垢材」しかも「無着色」のものがお勧めです。

無垢材とはいわゆる合板と違って、木そのものです。

その厚みはモノを載せる、大事なものを収納するのに安心感があり、丈夫です。

また、無着色でつくったものは使用していくうちに色合いが変わっていくので風合いが増します。

そのなかで生じたキズなども目立たず、味になり、最終的には修復も可能です。

テレビをはじめとしたAV機器はその素材感からどうしても無機質なものとなります。

その「冷たい」感じを無垢材家具は中和し、空間に温かみをもたらしてくれるのです。

 

テレビボードを選ぶ際には、テレビやレコーダーのサイズ、その他の収納物を考える必要があります。

また、壁面とのバランスや将来的なテレビの買い替えについても考えるのも必須です。

ソファなどの他の家具の配置、そこからの見え方などもふまえ、総合的に判断する必要があります。

単にサイズだけ、価格だけで選んでしまうとテレビを買い替えるごとに買い替える必要が出てきたり、部屋の雰囲気に対してそぐわない、気に入らないものを使い続けることになる、といったストレスの原因にもなります。

既成のものでベストなものが見つかれば良いですが、そういったものはなかなか無いもの。

であればオーダー家具という選択肢を考えてみてはいかがでしょうか。

リビングという寛ぎの空間、テレビを見るという寛ぎの時間をサポートする重要な家具選びです。

専門の知識を持った家具専門店をいくつか回り、ベストなものを選ぶ手段としてください。

家具蔵では経験豊富なプロスタッフがカタログスペックのもの、セミオーダー品、完全特注のものをそれぞれのご事情に応じてご提案します。

すべて受注生産、無垢材無着色のものを職人の手仕事で仕上げています。

充実のリビングライフを納得のいくテレビボードから。

そんな家具選びをお手伝いします。

 

無垢材オーダーボードのある暮らしの事例はこちらから

 

 

 


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