オーダー家具はこんなショップを使うのがおすすめです
2021.2.15
新築やお引越しなど生活空間が変わることを契機に新しく家具を検討される方も多いと思います。
またそれだけではなく、最近では「おうち時間」の増加と共に住まいを見直そうと考えられる方も増えてきました。
暮らしやすさを左右するポイントの一つとして重要な役割を果たしてくれるのが家具です。
家具を選ぶ時には、デザインや価格が決め手となることもあるでしょう。
しかし自分たちが快適に生活する為の家具は「自分たちの暮らしにあったものか」を見極めることが大切です。
出来合いの家具では得ることのできない快適性を求めるにはオーダーで家具を作ることが一番です。
今回はオーダー家具を作る場合にどういうショップに依頼すると良いのかをお話していきましょう。
自社工場を持っている
オーダー家具には大きく分けて「セミオーダー」と「フルオーダー」の2つのパターンがあります。
例えば収納家具。
扉が1枚分の家具から2枚分、3枚分と同じサイズの扉の組み合わせで家具の横幅をパターン化した商品が「セミオーダー」です。
扉のサイズを変える事がありませんので、2枚にした場合や3枚にした場合などあらかじめ家具の横幅を決めやすい事が特徴です。
また製作する側も規格の扉をそのまま使用して作ることが出来ますので、コストを抑えやすいといった側面もあります。
対して家具本体のサイズを部屋の設置寸法に合わせて作る場合は「フルオーダー」になっていきます。
部屋の壁から壁まで隙間の無い収納家具を作りたい、という場合はこのフルオーダーに当てはまります。
このフルオーダーにも対応できる家具は自社で工場を持っている所に限られます。
自社工場で製作する家具は耐久性や強度などをしっかりと把握した上で細やかな対応が出来るため、好みや目的に則した家具を作ることが出来ます。
また自社工場を持っていて、且つ直営販売をしている家具店は余計な中間業者のマージンが無いため、機能性が高く質の高い家具がコストを抑えて作ることが可能で、アフターサービスも安心です。
素材やサイズ、デザインなど選択肢が豊富にある
オーダー家具の中でも特に人気の高い素材が無垢材を使った家具です。
天然の木が見せる木目や手触りは空間に安らぎを与えてくれると共に、使い込むごとに木の色合いも深まり、自分たちの暮らしの中で一緒に時を過ごしている実感も湧いてきます。
そのため、様々なインテリアスタイルに対応できるような、選べる樹種が豊富な家具店で作ることをお薦めします。
例えばチェアで見てみましょう。
座るという動作の中でも、好みの姿勢やスタイルは人それぞれ違います。
家族の中でも意見が分かれる事も当然出てきます。
しかしこれは当然のことなのです。
体型や体格と言った体の違いがある為、一つのチェアに座っても背中や腰が当たる位置も人それぞれ変わります。
そのためダイニングテーブルに合わせる椅子のデザインは座る人それぞれが自分にあった物を選ぶことが一番です。
一般的に「ダイニング〇点セット」などと販売されているケースでは、合わせるダイニングチェアも全て同じかたちです。
同じものでも座る人によっては「座りにくい」と感じるケースも出てきます。
チェアに自分の体を合わせるのではなく、自分の体にあったチェアを選ぶ事でストレスを感じることなく、ダイニングで過ごす時間も自ずと増えていきます。
ダイニングで過ごす時間が増えると食事をする以外にも家族団らんの時間も増え、円滑な家庭環境を作りやすくしてくれます。
そんな好循環を鑑みても自分にあったチェアはそれぞれ選択できるように、椅子のデザインを豊富に取り揃えている家具ショップを選ぶと良いでしょう。
椅子のデザインが豊富にあるということは、それぞれ異なるシチュエーションや座り心地の好みなどをしっかりと把握し、それに対応したモノづくりを行っているということ。
そして自分たちの暮らしに合ったオーダー家具は、愛着も増し、一生モノとして使い続けることができるのです。
HPに納品事例が多い
少し変わった観点だと、HPに出てくる事例集が多い家具店は様々なシチュエーションに対応した実績がある、とみることが出来ます。
この実績が自身のオーダーの完成度を高め、また、自分でも考えていなかった満足感を与えてくれることにもつながります。
HPの実例画像の量、そして内容も要チェックです。
インテリアや住まいの好み、また住まい方も人それぞれ違います。
オーダー家具はお客様の理想を叶える為に、ショップスタッフと入念な打ち合わせをしていきながら一緒に作り上げていきます。
製作事例が多いという事は、住まいの形態や家族構成、またどうしたら一番使いやすく居心地の良い空間にすることが出来るかという事を経験豊富なスタッフが対応してくれるショップであるともいえます。
製作事例は自分たちが家具を作る時に大いに参考として見ることが出来るものですが、違った角度から見てみると様々な「現場」を経験している家具を作っているともいえるのです。
そこでは自分たちが気づかない点をしっかりと提案してくれ、本当に使いやすい家具を手に入れることが出来るでしょう。
オーダー家具というと敷居が高い、感じる方もいるかもしれません。
実際は自分の要望を相手に伝えることが一番重要で、それさえできれば後はお任せ、といっても良いくらいです。
オーダー家具は決して難しいものではありません。
しかし、それでいて自分たちの暮らしをより快適にしてくれる、というのがオーダー家具の最大の魅力と言えます。
関連する記事
最近の投稿
- 「カバとサクラ」~なぜカバがサクラと呼ばれるのか~ 2024年12月9日
- 【吉祥寺店臨時休業のお知らせ】 2024年12月7日
- 環孔材・散孔材の違いとは 2024年12月6日
- ラウンドテーブルのサイズ選びの正解は? 2024年12月4日
- 作業しやすい無垢材デスクのサイズとは? 2024年12月2日
- 現代のキッチン事情はどう変わった? 2024年11月30日
- ソファ選びはクッションの内部材を知ることから始める 2024年11月28日
- 後悔しないオーダー家具の選び方 2024年11月26日
- ダイニングテーブルを選ぶ際の「5つ」のポイント 2024年11月24日
- 姿勢の改善にはチェア選びから 2024年11月22日
カテゴリー
- 家具の選び方・置き方 (1,573)
- インテリア&住宅情報 (638)
- 人と木と文化 (397)
- ニュース&インフォメーション (441)
- オーダーキッチン関連 (405)
- 一枚板関連 (635)
- オーダー収納関連 (616)