KAGURA OFFICIAL BLOG

無垢材オーダーキッチンボードはここを見て選ぶ

2020.11.23

 

 

住まいの間取りの変遷において、大きく変わったのは「キッチン」の在り方でしょう。

居室と「台所」が別の部屋で分かれているクローズドキッチンから、今やほとんどの間取りが対面式のオープンキッチンとなっています。

つまり、リビングもしくはダイニングとキッチンが「ひと続き」になっている間取りが増えているということです。

「仕切りを無くして解放感を」「配膳や片付けをスムーズに」「コミュニケーション性の向上」…。

この間取りには様々な理由とメリットが存在します。

このタイプの、いわゆる「オープンキッチン」では、キッチンがリビングやダイニングから見える・見られる状態となります。

そうするとやはり「見映え」にこだわりたくなるもの。

この場合、キッチンそのものが見えることよりも、調理家電や食器を収納する背面収納、つまり「キッチンボード」の方が目に入りやすく、その印象も強くなります。

幅も高さもあるキッチンボードはそのデザインや素材感で空間のイメージが大きく変わります。

当然収納家具ですから、効率的な収納・作業ができるかも重要です。

今回は、「映える」「使いやすい」キッチンボードはどういったものかについて、みてみます。

 

 

既製品とオーダー品の違い


どんな家具でもそうですが、キッチンボードにもいわゆる「既製品」と「オーダー品」があります。

どちらにも特徴がありますが、その良し悪しの基準は「どれくらいの期間使用するのか」「仕様やサイズなどにどこまでこだわるのか」などによって変わってきます。

では、まず、既製品のキッチンボードの特徴を見ていきましょう。

 

既製品のキッチンボードの特徴は


 

既製品のキッチンボードとは、つまるところ、家具量販店などで購入できる規格が決まっているものを指します。

こうしたものは、一定のデザインのものが大量生産されます。

そのことで製作コストが比較的抑えられることから、低価格で購入できます。

また、出来上がっているものが在庫されており、購入から手元に届くまでがスピーディーという点もあるでしょう。

低価格且つ早く手に入る、という点が大きな特徴でしょう。

一方で、こうしたものは「多く作り流通させる」ということが大きな目的の商品です。

そのため、表面的には綺麗に仕上がっていても、結果として耐久性に難がある場合があります。

例えば、「合板(ごうはん)もの」と呼ばれるもの。

合板とはベニヤ(木材から薄く剥かれた「単板」のこと)を何枚か積層して接着したものこのことです。

その表面に化粧シートや、突板を圧着し加工した工業製品で、そうしたものは画一性のあるものを安価に且つ大量に製造することができますが、着色した部分に傷がつくと芯材が見えたり、表面材が剥がれていくなどの劣化は必ず起こり、早期の買い替えを余儀なくされます。

また、いわゆる「見えない部分」で製造コストを下げていることもあります。

例えば引出しの内部材やレール、扉の内部材、通常はあまり見ない背面部など。

こうした部分の素材のグレードを落としたり、工程を簡素にすることでコストを下げることができますが、結果として耐久性の部分に影響が出るというわけです。

こうしたことはすべて定期的な買い替えによる需要のループを狙ってのものであり、購入する側もそれが前提であればそれでも良いのですが、家具の買い替えは意外とエネルギーを要します。

多少傷みがあっても「まあいいか」と使えるものもあり、結果としてそれが毎日の暮らしのクオリティを少しずつ損なっているかもしれません。

また、ある程度デザインや仕様も決まっており、より使いやすくデザインをアレンジするなどは事実上不可能です。

例えば、使っているお皿に合わせて引出しの深さを変えることができたり、身長に合わせて使いやすい高さに微調整することはできず、いわゆる既製品は「安価に早く手に入るが、耐久性や使いやすさを犠牲にすることがある」と割り切っておいたほうが良いでしょう。

 

オーダー品のキッチンボードの特徴は


反対に「オーダー品」のキッチンボード。

その名の通り「オーダー=注文」家具ですので、自分の好みや事情に応じたものが手に入ります。

サイズ・引出や扉の大きさや位置、取っ手などの細かい位置、材質、多くの要素が自分の思い通りになることで充実した収納計画を実現することができます。

すべてをオーダーメイドで製作する「フルオーダー」もあればいくつかのバリエーションや仕様の組み合わせから選ぶ「セミオーダー」など、その選択肢も様々です。

家具蔵ではご注文を受けてから製作を行うので、当然フルオーダーの準備も、セミオーダーのバリエーションも幅広くご用意しています。

無垢材のキッチンボードはその「本物の素材感」で空間の雰囲気を上質に変えてくれます。

また、その色合いは使い込むほどに変化を遂げ、同時に味わいを増していきます。

表面がはがれてくるといった傷みにも無縁で、耐久性もたいへん高いものになります。

当然「オーダーメイド」ですから、その打ち合わせに数回の時間を要します。

ただ、その時間も「自分も家具作りに参加した」という愛着を生む一因になることは間違いありません。

 

オーダーキッチンボードのメリットは


4大家事(掃除、洗濯、料理、買物)の中の「料理」は家族全員の毎日を支える重要な要素。

近年は「男子厨房に入らず」という言葉も死語に近いほど、家族全員が料理に参加する機会は増えています。

また、冒頭にお話しした間取りの関係もあり、キッチンは家族皆が出入りする機会も多い「皆が集まる場所」となっています。

そんな場所の作業効率と満足度を高める重要なアイテムとしてキッチンボードを重要視し、新たに購入を検討する人は年々多くなっています。

そこに、既製品では感じることのできない高級感、本物の風合い、愛着を感じることができるものがある。

自身の使い方、暮らし方に合わせてカスタマイされたものがある。

自分の暮らしに沿ってデザインされたものは、少しずつかもしれませんが日々のストレスを軽減でき、それにプラスして快適さが生まれます。

長い期間、故障することなく使用でき、日々の暮らしはより快適になると考えると、それはきっと「良い買い物」になるのではないでしょうか。

 

暮らしに寄り添う「キッチンボード」という存在。

今後、新しく購入する場合や買い替えることがあれば、丈夫な無垢材で使い勝手が高まるオーダーメイドのキッチンボードも検討してみてはいかがでしょうか。

触れるだけでも気持ちいい木の質感、安心感と自分らしさに溢れたデザインのキッチンボードは、使う人の気持ちを間違いなく高揚させてくれます。

私たち家具蔵では商品を手仕事で丁寧に作っており、とても頑丈で長持ちします。

また、プロのアドバイザーがお客様の意見を聞きながら「世界に1つだけ」の家具をご提案します。

満足度の高いキッチンボードをお探しなら、お気軽に家具蔵各店へ足をお運び頂ければ幸いです。

 

家具蔵の無垢材キッチンボードのラインナップはこちらから

 

 

 

 

 


最近の投稿

カテゴリー

月別アーカイブ

  • [—]2024 (60)
  • [+]2023 (367)
  • [+]2022 (364)
  • [+]2021 (365)
  • [+]2020 (369)
  • [+]2019 (366)
  • [+]2018 (85)
  • [+]2017 (65)
  • [+]2016 (69)
  • [+]2015 (44)
  • [+]2014 (32)
  • [+]2013 (62)
  • [+]2012 (130)
copyright AIDA Co,.Ltd. All Rights Reserved.