KAGURA OFFICIAL BLOG

集合住宅でこそ一枚板テーブルは「活きる」

2020.9.21

 

 

一枚板テーブルを集合住宅に設置することに問題は無い


一枚板テーブル。

その名前の通り、接ぎ合わせも一切ない一枚の板で出来ている無垢材の板のことです。

いわゆる無垢材テーブルの中でも「一枚板テーブル」というものはある意味特別な存在かもしれません。

木がテーブルとして機能できる硬さ・大きさを表現するために、とてつもなく長い期間を要します。

少しずつ成長する木であればある程、家具としての使用価値は高まります。

私たち人間の一生よりも長い時間成長する木は、そのもの自体にかけがえのない価値を持っています。

重量感と高級感にあふれ、しかも世界に1つしかないのが一枚板の魅力です。

住まいという空間は戸建てもあれば、マンションやアパートのような集合住宅もあります。

特にマンションをはじめとする集合住宅に住んでいるお客様からは

「うちには一枚板テーブルは置けますか?」

というご質問をいただくことがままあります。

結論から言うとまったく問題はありません。

そこで今回は一枚板テーブルを置くことは集合住宅でも問題が無く、むしろメリットがたくさんあることについてお話していきます。

 

 

不安が生じる理由は


 

一枚板テーブルをマンションに設置していいのか不安になる理由は、おおよそ「住まいの空間に合うかどうか」「重すぎないか」「サイズは大丈夫か」の3つの点に分けられます。

これらについても全く問題が無いと申し上げます。

ある調べでは戸建てよりもマンションなどの集合住宅の割合が多くなっており(関東で56.7%が集合住宅)、そうした方々に一枚板テーブルをお納めした事例は家具蔵でも枚挙に暇がないほどです。

それらのお客様は皆一様に「一枚板テーブルのある暮らし」を楽しんでいます。

その「数」の根拠をふまえて、マンションなどの集合住宅だからこそ一枚板テーブルを使っていただきたい、そうも考えています。

 

一枚板テーブルの個性が空間を特別にする


一枚板テーブルは、とても存在感があります。

またダイニングテーブルは多くの場合、リビングダイニングで大きなスペースを占めるもの。

そのテーブルが、温泉旅館や古民家ならともかく、現代の一般的な住空間に合うのかどうか疑問になることもあるでしょう。

そんな心配は一切無用です。

高樹齢の原木から作られる一枚板は人が加工して作り出す形ではなく、あくまでも自然が作り出した造形美を持っています。

その造形と表情は「個性」として、豊かな表情を私たちに見せてくれます。

その「個性」が世界に一つという付加価値を持ち、使う人の満足度に繋がるのです。

人も含め、すべからく「個性」はそのものが持つ魅力の一つです。

人工的に作り出すものは、きれいで整った形状にその存在価値を見出すことができます。

ただそこに「個性」を見出すことは難しいことも事実。

自然が作り出す表情がデザインに昇華した一枚板は、それぞれの「個性」が活きた、魅力あるテーブルとなるでしょう。

一枚板で作られたテーブルは「道具」という観点を越え、私たちの心まで満たしてくれる存在となるものです。

それはその満足感は日々の暮らしのクオリティを確実に高め、自身の毎日をより良いものへと変えてくれるはずです。

 

一枚板テーブルが重すぎることはない


一枚板テーブルは天板の厚みも多分にあり、見るからに重量感を誇ります。

無垢材を丸々一枚使用しているので、この重量感を見て、触れて感じることができるのも一枚板の魅力のひとつです。

実際一人で持ち上げて移動させることは(サイズにもよりますが)なかなか至難の業です。

この重量感から「マンションの自宅には設置できないのではないか」という疑問を持つこともあるでしょう。

では一枚板は、実際はどのくらいの重量をしているのでしょうか?

あくまで目安ですが幅が1800ミリで奥行900ミリ、天板の厚さが40ミリの一枚板天板の重さはだいたい70キログラムほどです。

これくらいの重量なら、マンションにも問題なく設置することが可能ですよね?

 

サイズの不安はプロにお任せ


集合住宅に限らず、また、一枚板に限らずダイニングテーブルを購入するにあたって「サイズ」は、大きく注意を要する部分です。

ダイニングテーブルを選ぶ際、知っておくと便利なのは「1人が食事するのに必要なスペース」です。

各種食器とグラスを並べて食事する際に必要なスペースは、1人あたり幅600mm、奥行き400mm必要といわれています。

4名の場合は対面に2人ずつ並んで座れば幅1200mm、奥行800mmというテーブルサイズが最低限のサイズになります。

ただしこれはあくまで「最低限」。

実際にこのサイズでは隣り合う同士の肩や肘がぶつかったり、距離感も近すぎたりと「快適な過ごし方」は少し難しくなってきます。

互いのゆとりあるスペースや鍋料理などを囲む際のことを考えると、4名でも1500mm~1650mmくらいは必要になってきます。

LDKの間取りが多くなった昨今、一枚板のダイニングテーブルは、まさに「家の顔」になります。

家族で一枚板テーブルを囲み、お食事をして、そのままテレビを観たり団欒したり。

来客時の対応や、お子様のお勉強、常に人の集まる場所です。

そこでダイニングテーブルは大きいものを選ぶ方が非常に多くなってきていますが、さらに考慮したいのがチェアの出し引きのスペース(引きしろ)や周囲の動線、他の家具との距離感です。

例えば余裕を持って椅子を出し引きするにはテーブルから壁まで90センチ、人が一人通るなら60センチ、二人なら100センチというような目安は決まっています。

要はそれをふまえての空間全体からの引き算になるわけですが、適切なサイズ選びはぜひプロの視点と知識を活用してください。

店舗で間取り図などから適切なサイズ感を導き出してくれるはずです。

家具蔵でも様々な事例を知る知識豊富なプロスタッフが、お客様一人一人の事情を詳しく伺いながら、シミュレーションを行います。

間取り図が無くても手描きから図面を描き起こし、CGを駆使した3Dシミュレーションなどで間違いのない家具選びをサポートします。

 

魅力ある一枚板を集合住宅でも味わう


一枚板テーブルはたくさんの魅力がつまっています。

長く愛用することができ、使い込むほど味わいが増すこと、家族が集まるランドマーク的存在となってくれること。

世界にひとつとして同じものが存在しない一枚板。

家具蔵でも常時30を超える樹種を揃え、様々な事情に沿ったご案内を行っています。

お気軽にお声掛けください。

 

家具蔵の一枚板テーブルの詳細ページはこちらから

 

 

 

 


最近の投稿

カテゴリー

月別アーカイブ

  • [—]2024 (71)
  • [+]2023 (367)
  • [+]2022 (364)
  • [+]2021 (365)
  • [+]2020 (369)
  • [+]2019 (366)
  • [+]2018 (85)
  • [+]2017 (65)
  • [+]2016 (69)
  • [+]2015 (44)
  • [+]2014 (32)
  • [+]2013 (62)
  • [+]2012 (130)
copyright AIDA Co,.Ltd. All Rights Reserved.