家具にも「試着」が必要です! ~3Ⅾプランニングのススメ~
2020.9.3
目次
家具を検討する際にどのように選んでいいのかわからない、いろいろなメーカーの違いはどういったところかなど、ご相談の内容は本当に多岐に渡ります。
家具の場合、他の商品に比べて買い物をする機会の少なさから、このように多くの「悩み」が生じているのだと思います。
仮に洋服であれば、大体の人が自分のサイズを把握しており、好みの色やスタイルなど持っている人が多いものですが、そこが購入頻度による違いなのでしょうか。
しかし、日々家族みんなが使用する家具、来客時には家族以外の人も目にする家具となると、安易な買い物はできません。
家具選びの失敗は、その後の毎日の暮らしにも大きく影響するものです。
基本的な事柄をしっかりおさえ、「失敗しない家具選び」をすることが大切になります。
この「失敗しない家具選び」をするためにはプロに聞くのがやはり一番。
そして「3Dプランニング」がおすすめです。
間取り図から(必ずしも間取り図自体が無くてもOKです)CGで3Dのパース(立体図)を作成し、住まいそのものを再現します。
そこに検討中の家具や既存のインテリアを仮想配置することで、配置時の雰囲気や内装との相性、回遊動線の具体的なイメージが確認できるのです。
いわば、「家具の試着」ともいえます。
この3Dプランニングのメリットは実際の空間に居るかの様に立体的に家具を配置したイメージが見えることです。
間取り図は見慣れていないと、なかなか実際の空間をイメージする事は出来ません。
そこで立体的なパースを見る事で、実際の住まいに家具を収めたイメージがわかり、判断がしやすくなります。
「3Ⅾプランニング」には実に様々なメリットがあるので、今回はそのメリットを分かりやすくご紹介します。
「3Ⅾプランニング」のメリット 1.サイズや配置をしっかり想定できる
家具が置きたい場所にしっかり収まるのか、また家具のサイズはどうか、図面からきちんと読み取り想定します。
その際は照明の位置やコンセントの場所、家電の通線に影響はないかなど、実際に生活をされる状況を踏まえプランニングします。
3Ⅾプランニングであれば図面に描かれた全ての情報を基にプランをたてるため、家具だけではない照明や生活動線なども立体で確認することができます。
「3Ⅾプランニング」のメリット 2.色調の調和がとれているかを確認できる
家具屋で家具を観た場合、色とりどりの家具があり、自分の好きな色や雰囲気で決めていくこともあるかと思います。
しかし、自宅の部屋に合うのか、周りの家具やドア、キッチンや造り付け家具との相性はどうでしょう。
「家具単品は好きな感じなんだけど部屋に置いたら意外と雰囲気が合わないことに気付いた…」
このようなことがないように事前にお部屋全体の配色も含めて3Ⅾで確認をします。
「3Ⅾプランニング」のメリット 3.デザイン・空間と調和しているかの確認ができる
他の家具や室内の内容との統一感があると、空間もスッキリとまとまって見えます。
メインで置くような、サイズの大きい家具とアクセントで置くような小型の家具。
空間とのバランスも選ぶ基準も変わってきます。
それらのバランスと空間やデザインと調和を考えてインテリア全体を考えることがグレードの高い空間を作ることに繋がります。
「3Ⅾプランニング」のメリット 4.生活動線がしっかり確保されているか
家具を検討する際に、その家具のこと「だけ」を考える人も少なくありません。
例えばテーブルを検討している場合、そのサイズは部屋に入るなら少しでも大きくして、みんなで和気あいあいとテーブルを囲むことを想定している、そんな人です。
こういった場合、確かに室内には置けるものの、実際にはリビングのソファとの距離が近く、日常の導線が狭くなってしまったなんてことも起こりかねます。
3Dプランニングを行った場合、既存の家具との兼ね合いや配色、もちろんどれくらい生活動線が確保されているか、しっかり画像を通して確認することができます。
床、壁、天井やカーテン、照明、ラグといったものとの相性の合否は、家具選びの楽しみでもあり、インテリアの難しさを感じるところでもあります。
またその他にも空間を彩るグリーンをどのように配置するか、壁面をどのように飾るのかなど、インテリアに関する悩みは尽きません。
このようなトータルでの提案に役立つのが今回ご紹介している「3Ⅾプランニング」です。
家具蔵では、暮らしに合わせた家具選びのお手伝いだけではなく、上記の3D プランニングも駆使したインテリアプランニングを行っています。
今頭の中に描いている暮らしのイメージを是非お聞かせ下さい。
今描いているイメージに私たちのアドバイスを少しプラスしてみませんか?
きっと素敵な住みやすい住空間になると思います。
家具蔵各店では、無料3Ⅾプランニング相談会を行っております。
空間をトータルで提案してほしいとお考えの方は、お近くの家具蔵へご来店ください。
関連する記事
最近の投稿
- 椅子は「座面に角度があるもの」を選ぶ理由とは? 2024年10月11日
- なぜ家具のサイズ選びは失敗が多いのか? 2024年10月9日
- 一枚板テーブルが「住まいの顔」となる理由は? 2024年10月7日
- 「椅子から決めれば」テーブルの高さで失敗しない! 2024年10月5日
- ダイニングテーブルは食事以外の活用法も含め考える理由とは 2024年10月3日
- 「一枚板」テーブルと「ブックマッチ」テーブルの違いとは? 2024年10月1日
- ウォールナット材がコーディネート性抜群な理由とは? 2024年9月29日
- 家具の素材は床と同じものを選んでよいのか? 2024年9月27日
- 「タタミベッド」の選び方とは? 2024年9月25日
- 2人暮らしに最適なテーブルのサイズとデザインは 2024年9月23日
カテゴリー
- 家具の選び方・置き方 (1,558)
- インテリア&住宅情報 (631)
- 人と木と文化 (395)
- ニュース&インフォメーション (438)
- オーダーキッチン関連 (403)
- 一枚板関連 (630)
- オーダー収納関連 (609)