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「サペリ」の特徴と秘密とは

2020.2.27

 

サペリという名前の木をご存じでしょうか。

ナラやタモ、チェリーやウォールナットはよく耳にするかと思いますが、「サペリ」はあまり耳馴染みが無いかもしれません。

別名で「サペリマホガニー」などと呼ばれることもあるこの木は銘木マホガニーのような時間の経過とともに赤褐色に変化する特徴があります。

おもな産地は西アフリカ・中央アフリカ・ガーナ・ナイジェリアなどで、この分布域は世界三大熱帯林に数えられる森林地域となります。

年間2,000mm以上の降水量の雨季と雨量が減る乾季という厳しい生息条件で太く生き続けるサペリ。

今回はこの日本から約12,000kmも離れたアフリカ大陸から届けられたサペリの魅力をご紹介したいと思います。

 

サペリの特徴は?


サペリは高さが40~60m、直径が1mほどの木で樹幹も20m以上にもなるとても大きく育つ樹木です。

サペリは表面に独特の「リボン杢」と言われる順目と逆目が交互に縦模様となって現れる現象が、サペリの代表的な木目の特徴のひとつです。

その通直でキラキラと美しい表情は見る角度によっても表情を変え、奥行きを感じさせてくれます。

また、まれにペンシルストライプやフィドルバック杢、縮み杢、虎斑など様々な杢が表れることがあり、そういった個性的な木材はキャビネットの羽目板などにも利用されることがあります。

 

楽器としても愛されるサペリ材


ギターのバック・サイド材としてもマホガニーが有名です。

サウンドでトップ板にその味のあるルックスが理由で使われることもあります。

ギターの弦を揺らすと暖かみのあるウッディな深みのあるサウンドが魅力的です。

豪華な感じではありませんが、心がホっとするような音色を奏でます。

しかし、マホガニーは希少になり入手が困難となっています。

そのため、マホガニー材を使用したギターはその希少価値から価格がどんどん高騰しています。

そんな中、木目や色味だけにとどまらず、マホガニーに音色も近いと言われているサペリが楽器材として注目されはじためです。

また、サペリはマホガニーやウォールナットに比べるとそれほど多くありませんがピアノの外装材としても使用されます。

ピアノに使用される際マホガニーは艶出し仕上げをすることが多くウォールナットは半艶仕上げが多くなります。

サペリは生地感のあるオープンポア、または吹き上げ仕上げもあれば、艶出し仕上げもあり、どちらにも良く似合う木材です。

仕上げを選ばないので製作する側からすると使い勝手の良い木ということになり、その点でも人気を集めるようになってきました。

 

 

家具材としてのサペリ材の魅力


マホガニーを欧米では中世から高級家具材として使用してきました。

人気の樹種は伐採量が多くなり当然マホガニーも入手困難となってきました。

そして今、マホガニーの代用となるサペリが家具材としても注目が集まるのは、当然の流れと言えるでしょう。

「木目に魅力がある」ことが家具材としてのサペリの特長として挙げられます。

どんなに見た目が美しくても、加工が難しいようでは高級家具材としては不向きとなってしまいます。

サペリは比較的加工が容易で手工具でも機械でもかなり上手くいきます。

また、サペリにはストライプ状の濃淡がはっきりしたキラキラとした非常に美しい木目があります。

それが文頭に出てきた「リボン杢」です。

リボン杢とは、「交錯木理(こうさもくり)」と呼ばれる現象によって現れる美しい木目です。

木は基本的に時計回りか反時計回りにねじれながら成長しますが乾季や雨季の影響で定期的に回り方が反転し、そのような部分を製材すると順目と逆目が交互になり板になったときに縞模様になって現れます。

そこには濃淡のはっきりした直線的な木目が現れ、テーブルやその他の家具になった際に、見る角度や光の差し込み方、照明や自然光の影響でリボンが風に揺られた時に見せるようなキラキラと美しく輝く表情を見せてくれます。

サペリは独特の美しさ、きらめきを持ち、様々な表情を見せてくれます。

まさに一生モノとして飽きない魅力となってきます。

 

このような魅惑的な魅力を持つサペリですが、熟練の職人が丁寧に木目を選定し、手仕上げで作られた家具にはさらなる美が宿り、ぬくもりもプラスされます。

家具蔵各店ではサペリのテーブル、椅子を展示しております。

ぜひ一度世界を魅了しているサペリの家具をご覧にお立ち寄りください。

 

サペリで製作可能なものもある無垢材チェアはこちらから

サペリの一枚板のラインナップはこちらから


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