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整理・収納上手になって暮らしを豊かにしよう! ~前編~

2020.1.12

 

ご自宅や職場において、よく探し物をしている人を見ませんか?

散らかった空間にいることで頭の中も整理されず、イライラ感を抱えて生活している人は意外と多いもの。

その中で携帯電話や腕時計などをよく探したり、朝出かける前に慌てて探しものをしたりするのは時間もロスしてしまい、更にイライラが増してしまいますよね。

整理収納をすると持ち物の場所や量が明確になり、シンプルに暮らせるだけでなく、自分の好みや嗜好を知ることができます。

何か買い物をする時も、その嗜好のフィルターを通して必要か不必要か考えるようになるので、無駄な買い物が少なくなります。

お掃除した後は爽快感や達成感がありますが、どんな人にとってもきれいな部屋は気持ちが良く、心にゆとりが生まれます。

しかしご自宅の整理整頓に不満だという方は全体の8割にもなるそうです。

片付けをすることは、モノがきれいになるという表面的なことだけではなく、ご家族でのコミュニケーションも深まり、気持ちよく暮らせるということに直結します。

そこで今回は、暮らしが豊かになる整理・収納のポイントを前編「整理・収納の仕方」・後編「整理・収納 家具配置の工夫」に分けてお伝えしていきたいと思います。

 

整理・収納の仕方その1・必要なものと不必要なものを区別する


モノが増えてしまう原因として、流行っているから、お得感に負けてつい購入してしまう等の他、モノを捨てられない原因としては子供時代の「モノを大切に」という教えや、使用しているものが壊れていない・欠陥が無く捨てるのがもったいない、いただきもので捨てにくい、捨て方が分からない等の理由が挙げられます。

そのような場合は、次の3つのポイントを意識して「区別」をおこなっていきましょう。

1.適正量の決定

適正量とは自分や家族にとって必要なモノの量のこと。

ライフスタイルに合った、また管理できる(収納できる)量であるかを考慮して決めていくことが重要です。

2.使用頻度による決定

本や雑誌などでもよく目を通すものを左に、それ以外を右にならべていくことで、目を通さないモノの定位置が決まります。

そのため常に右にあるモノ=要らないモノから処分していきましょう。

3.収納場所による決定

例えば、玄関の下駄箱には約40足の靴が入るとしましょう。

4人家族で割り振りをした場合、1人10足までと決め、各人はこの自分の配置場所以上を購入しない、または1足購入する度に1足捨てるなどをおこないます。

 

整理・収納の仕方その2使う目的に合わせて区別する


1.日頃の行動(手に届く高さ等)に合わせて置き場所を決める

モノを出し入れするには人が動きやすい動作(行動動線)を考慮してモノの位置を決めることが重要です。

一般的に収納の高さは中段→下段→上段の順に使いやすいと言われています。

キッチンなどは各メーカーで安全面なども考慮してある程度の置き場所を決めていることが多いですが、クローゼットや洗面台などのように毎日使う場所はご自身の使い勝手のいいように、動線とモノの置く高さを意識して配置することが必要です。

頻度の高いモノを取りやすいところに、頻度の低いモノ程取りにくいところに置くのは、こういった収納場所だけではなく、キッチンや洗面所、お風呂など様々な場所で活用できるノウハウです。

また逆に考えると下駄箱や棚の上のようにモノが置きやすい高さには、郵便物などが溜まらないよう、観葉植物や小物を並べてモノが置けない環境をつくるような工夫も大切です。

2.使用頻度により優先順位をつけて収納する

クローゼットにあるモノなどに1~5段階の優先順位をつけます。

1.毎日使うモノ 2.2,3日に1度使うモノ 3.週1回程使うモノ 4.月に1回程度使うモノ 5.年に1回使うモノ

1~3に関しては使用頻度も高く、生活のほとんどはこれらのモノによって支えられています。

裏を返せば使用頻度の1~3のモノをきちんと整理しておけば、生活は格段しやすくなります。

3.グループ分けを行う

探し物や日々の無駄をなくすにはグルーピングをすることが何より大切です。

女性の方はお化粧品などで実践されていることかと思いますが、朝の持ち物をまとめて置いておく場所を決めるなど、ちょっとした日々の行動と収納場所が紐付けされているかどうかは大きなポイントです。

グルーピング自体も同じアイテムで分ける、使用場所ごとに分けるなど、様々なグループ分けにより無駄の少ない環境をつくることができます。

4.置き場所を固定化する

グルーピングを行った後はモノの置き位置を正確に決めることです。

例えばトイレ用洗剤のストックや工具などの用途のものはグルーピングと定位置管理でしっかりと管理されている方が多いかと思いますが、このように置き場所を明確にすることで、探し物をなくすことができます。

透明のケースで中身を見えるようにする、中身の写真を箱に貼っておくなど工夫次第でより分かりやすくすることもでき、家族皆にとって使いやすい環境づくりを行うことができます。

前編では整理収納の仕方についてのポイントでした。

少し手間の多そうな作業に感じるかもしれませんが、できるところから少しずつ始めるだけで過ごしやすさが変わってきます。

実践してみてください。

次回は整理・収納にあたっての家具の配置について工夫できるところをお伝えしていきます。

 

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「整理整頓の必要性 ~後編~」はこちらから

 

 

 


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