家具選びのスポットとしての横浜元町
2019.11.9
横浜元町という場所
横浜元町は神奈川県横浜市中区にある地域で、その周辺にはみなとみらいや横浜中華街など多くの観光スポットがあります。
みなとみらいは西区と中区にまたがり、横浜港に面した地域です。
1980年代から整備が進められ、1985年には商業施設の入った都市ビルや日本丸メモリアルパーク、1989年には動く歩道などが完成しました。
1993年には横浜のランドマークともいわれる高層ビルが開業し、ショッピングやビジネス、観光などを目的として多くの人が訪れるスポットとなっています。
横浜元町付近にある横浜中華街も、ショッピングや観光などを目的に多くの人が訪れるスポットです。
東アジア最大の中華街ともいわれる横浜中華街は、150年以上もの歴史を持つ観光地としても知られています。
中華街には上海路や中山路、福建路など中国の地名にちなんだ路地が交差しており、そこにいくつもの飲食店が立ち並んでいるのが特徴です。
0.2平方キロのエリア内には、500以上もの店舗があるといわれています。
中華街には中華を味わえるレストランのほかにも、中国にちなんだお菓子や雑貨などを販売する土産物店などがあります。
元町商店街の歴史
ショッピング・観光スポットとして有名なみなとみらいと中華街の近くには、150年以上の歴史ある元町商店街も存在します。
元町商店街は、横浜元町の大部分を占める代表的なショッピングスポットです。
商店街には1859年の横浜開港まで、農業と漁業を中心として生計を立てる村がありました。
1860年の横浜開港に伴い村の人々は立ち退き、新たな住民が移住してきたことでその一帯は横浜元町と呼ばれるようになります。
開港後に付近の山下町に外国人居留地が設けられ、山手には山手居留地が設けられました。
2つの地区を結ぶ位置にあった元町通りでは外国人をターゲットとした商売が盛んになり、それが商店街の原型になったといわれています。
横浜元町にある元町商店街は明治時代ごろから、その当時としては珍しい喫茶店やベーカリー、洋服店や洋風家具店などが軒を連ねていました。
1970年代には横浜トラディショナルを略したファッションスタイル「ハマトラ」が誕生し、流行を生み出した場所として有名になります。
商店街ができて150年以上経った近年でも、山手西洋館と並び異国の情緒が感じられるショッピングストリートとして多くの人が訪れています。
さまざまな店舗が立ち並ぶ元町商店街ですが、買い物だけではなくインテリアや家具選びに適した場所でもあります。
元町商店街は家具店が多く立ち並ぶスポットです。
みなとみらい線元町・中華街駅から根岸線石川町駅にかけて、さまざまな家具店が立ち並んでいます。
横浜で西洋家具が作られるようになったのは、横浜開港から3年後の1863年ごろです。
それまで外国人の暮らしに適した家具がなかった横浜でしたが、ある英国人によって西洋家具の製造が広まったといわれています。
横浜で最初に西洋家具が広まったことなどから、元町商店街には多くの家具店が軒を連ねるようになりました。
元町商店街と「家具蔵」
家具店が立ち並びインテリア探しに適した地域でもある元町商店街の一角に、「家具蔵」横浜元町店もあります。
家具蔵では無垢材家具を無着色で仕上げる職人家具を取り扱っています。
無垢材は見た目にも美しいだけではなく、人のストレスや不安をやわらげる作用をもつといわれています。
また、時間の経過とともに味わい深い色合いに変化していくのも無垢材の特徴です。
色の変化とともに、使う人の体にしっくりと馴染んでいくのも魅力の1つだといわれます。
木材でできた家具はエコマテリアルで長く使えるのも特徴の1つです。
木には二酸化炭素を吸収し、炭素としてそれを固定する働きがあります。
一度取り込んだ二酸化炭素は焼却しない限り樹幹内に固定され、家具になっても排出されることがありません。
役割を果たした木を家具として利用することは、環境にも優しくエコマテリアルだといわれています。
また、木は家具材として利用できる段階に育つまで、苗木を植えてから最低でも数十年以上かかります。
そのため、長い年月をかけて家具となった無垢材には愛着もわきやすく、長く使い続けることも期待できるでしょう。
「家具蔵」横浜元町店は、白を基調とした清潔感ある店内が特徴となっています。
足を踏み入れると、無垢材でできたテーブルやチェア・ソファなどの家具を揃えており、訪れた人を温かく受け止めてくれます。
暮らしの空間をイメージしたレイアウトも多く揃えているため、どんなインテリアにしようか迷っている場合も、理想の空間がイメージしやすいよう工夫しているのが特徴です。
家具選びで迷った際には、経験豊富なスタッフがコーディネートを提案するというサービスも行っています。
インテリアにこだわりたい、家具選びに悩んでいるといった場合、オリジナリティと本物にこだわった元町商店街で、「家具蔵」横浜元町店を訪れてみてください!
関連する記事
最近の投稿
- 椅子は「座面に角度があるもの」を選ぶ理由とは? 2024年10月11日
- なぜ家具のサイズ選びは失敗が多いのか? 2024年10月9日
- 一枚板テーブルが「住まいの顔」となる理由は? 2024年10月7日
- 「椅子から決めれば」テーブルの高さで失敗しない! 2024年10月5日
- ダイニングテーブルは食事以外の活用法も含め考える理由とは 2024年10月3日
- 「一枚板」テーブルと「ブックマッチ」テーブルの違いとは? 2024年10月1日
- ウォールナット材がコーディネート性抜群な理由とは? 2024年9月29日
- 家具の素材は床と同じものを選んでよいのか? 2024年9月27日
- 「タタミベッド」の選び方とは? 2024年9月25日
- 2人暮らしに最適なテーブルのサイズとデザインは 2024年9月23日
カテゴリー
- 家具の選び方・置き方 (1,558)
- インテリア&住宅情報 (631)
- 人と木と文化 (395)
- ニュース&インフォメーション (438)
- オーダーキッチン関連 (403)
- 一枚板関連 (630)
- オーダー収納関連 (609)