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ダイニングテーブルの奥行はどのくらいがベストか

2019.10.4

ダイニングテーブルは、暮らしの空間の中心となり、家の「顔」としての役割すら持つ、重要な役割を果たす家具です。

それだけにその選定にあたってはデザインだけでなく、サイズについても十分に検討したうえで決定する必要があります。

もっとも、選ぶべきサイズは個々人にとっての理想的な室内のイメージやライフスタイルなどの様々な要素によって異なってくるものです。

「これを選んでおけば絶対大丈夫」というものが存在しているわけではありません。

それでも、ポイントを押さえることで、お気に入りのデザインと使い易さを兼ね備えたテーブルを選ぶことができます。

 

人数に対しての「幅」は大きめに


ダイニングテーブルのサイズを決定する際にまず考慮すべきは「使用する人数」です。

ここで想定すべき人数はその場に暮らす人の数。

スペースが許すのであれば、それに加えて来客が2~3人程度あっても問題無いサイズとしておくのが理想です。

親戚や友人を招いた際にスペースが足りない、というのはやはり残念なもの。

想定よりも少し大きめのものを選んでおくことで「このサイズでよかった」というシーンは必ず訪れます。

また、食事以外の個々のワークスペースとしての役割を持たせるのであれば、やはりゆったりしたスペースがあるほうが余裕をもった作業を行うことができます。

では、人数が決まったところで、それに見合うサイズはどのように決めればよいのでしょうか。

これについては、食事や作業をする際に一人当たりが必要とするスペース=「パーソナルスペース」の広さを基に算出すると間違いはありません。

一般的に、一人が食事に使うスペースは、幅が600ミリ、奥行きが400ミリといわれます。

仮に4人が使用するダイニングテーブルであれば、幅1200ミリ・奥行き800ミリがあれば良いのか、というとそうではありません。

一人あたり幅600ミリが必要なのは最低限で、これは成人の一般的な肩幅とさほど変わりません。

つまり、600ミリ×2で隣り合った場合、お互いの距離が近すぎるのです。

また、チェアから脱着する場合にも横方向に人の身体は動きます。

なので、この「600ミリ」についてはそれにプラスしたスペースが必要です。

常時4人がテーブルを同時に使用するのであれば、最低でも1400~1500ミリは欲しいところ。

さらにそこから余裕を持って1650ミリ程度のものを選ぶと、食事や個々の作業もゆったり落ち着いて行うことができます。

横に3人並ぶようなレイアウトを希望なら2000ミリ~2100ミリ程度はやはり必要です。

 

奥行きは狭すぎても使いにくい


空間の余裕との兼ね合いから、テーブルの奥行きを細くしたい、と考える方がいます。

たしかにいわゆる「細長い」ものにすれば、壁や収納との余白がその分空くので広く見せることができたり、チェアの出し引きに必要なスペースが確保できる点はもっともです。

しかし、この「奥行き」は極端に狭いサイズにしないことが使い易いテーブルのポイントです。

前述のとおり、個人の快適な作業性を高めるに奥行き400ミリが必要です。

これを2人分にすると800ミリとなるのですが、基本的にはここを目安に極端に狭くしないことをお勧めします。

家具蔵ではオーダー製作ですので一部の例外を除いて1㎝刻みで奥行きも変更できますが、4人以上が常時使うダイニングテーブルではおおよそ800~900、もしくは1000ミリの奥行きのものが標準になっています。

それはまず向かい合った際の距離感が近くなりすぎてしまうこと、そして安全性も配慮しているためです。

互いの間に大皿を置く際の余裕や、向かい合っての作業での圧迫感の軽減がこれによって叶います。

また、長方形としての「美しさ」も加味したものとなっています。

家具は暮らしの道具であると同時にインテリアであり、常に「見る」ものです。

あまりアンバランスなものはやはり見栄えはしなくなります。

奥行きは向かい合う人が余裕を持って使用できるものを、そのうえで美しく見えるものを選ぶのが鉄則です。

 

空間に対しての適正サイズの導き方は


こうした「理屈」がわかっていても、実際に自宅にそれを置くとして、どんなサイズがベストかわからない…。

もしくは実際に部屋に置いてみたら、大きすぎた、あるいは小さすぎた…。

そんな声や失敗談をよく耳にします。

それを避けるためにはまず「目安」を知りましょう。

この目安を知り、部屋の壁や他の家具などから採寸して引き算を行えば、丁度良いテーブルのサイズが導き出せます。

 

椅子の引きシロ(出し引きする余白)は最低60センチ~90センチ程度


椅子の引きシロ(出し引きする余白)は最低60センチ~90センチ程度あるのが理想です。

60センチは肘掛けが無いアームレスチェアを出し引きするのに最低限なスペース。

チェアをテーブル下に収納している時にその後ろを回遊できる幅でもあります。

90センチあれば、肘掛けのあるアームチェアを余裕を持って出し引きできます。

また、着座している人の後方を回遊することも可能です。

 

テーブルから100センチ空いていれば2人がすれ違うことができる


例えばテーブルからソファまで100センチ空いていれば2人同時の回遊が可能です。

基本的に60センチ空いていれば回遊自体は問題ありませんが、お互いがだいぶ近くなるので圧迫感も強くなります。100センチ前後空いていれば、空間自体にも余裕が生まれます。

 

だからプランニングが大事になる


勿論、こうした重要な部分をお客様任せにするようなことはあまり行いません。

家具蔵でも、時間を掛けてヒアリングを行い、手描きで間取を再現しながらお話しを聞いていきます。

そのうえで3Dソフトを駆使し、自宅を再現したCGで360度の角度から適切な配置やコーディネートをご案内しています。

いわば「家具の試着」を行うことで間違いの無い、長く愛用できる家具選びをお手伝いするというわけです。

正式な間取図が無くてもご安心ください。

様々な事例を知る経験豊富なプロスタッフが、おおよそのところからだけでもCGをその場で作成します。

ご希望の方には型紙の御貸し出しや現場に伺っての採寸(一部地域のみ)も行っているのでお気軽にお声がけください。

 

家具蔵の無垢材テーブルのラインナップはこちらから

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