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モノの「サイズ」を知って効率的な収納を!

2019.9.2

 

「新たに収納家具が欲しい…」

それはどんなタイミングでしょうか?

「テーブルの上がいつも散らかってしまうから何とかしたい」

「雑多に置いてあるものを見栄え良く整理したい」

「部屋の空いているスペースを収納スペースとして活用したい」

「クローゼットや押し入れに全部収まりきらないから入りきらないものを収納したい」

なるほど、なるほど。

しかし、いざそこで収納家具を探すとなると、サイズや使い勝手、デザイン、色合い、なかなかすぐに見つからないということも。

それぞれの暮らしに則した「使いやすい収納家具」を邸に入れる場合には「そこに置くもの」「そこに入れるもの」から考えることも自分にぴったりの収納家具を手に入れる近道のひとつです。

 

収納したいモノの種類・サイズと使い勝手を知る


例えばどの家庭にも大抵置いてある、テレビボードを例にとってみましょう。

リビング空間の重要な収納家具としても活躍するテレビボード。

TVを設置する場所としてだけでなく、デッキやチューナー、アンプにゲーム機などを一括にまとめたり、DVDやCDといったソフト類を収納する、マニュアルなどを入れて保管することも。

TVには様々なサイズがありますが、基本となるのは「TVよりテレビボードは大きいものを選ぶ」ことです。

いわば土台となるテレビボードよりTVが大きいと、やはり見た目も実際の安定感も損ないます。

使用するTVより一回り大きい横幅のテレビボードを選ぶのが正解です。

最近ではネットワーク関係の機器類やスピーカーをTV周辺に一緒に置くことも増えています。

そういったものを置く場所を確保する意味でも、これは大事なことです。

DVDデッキなどのAV機器は扉仕様のもののなかに入れ込むより、前面が解放されているオープン仕様のもののほうがソフトの出し入れも容易で、帯熱を解放するので機器自体にも優しいものになります。

ホコリが気になる?掃除も容易なので逆に対策になるかもしれません。

DVDやCDのソフトを沢山持っている場合は、ソフトの背表紙が見える深さのある引き出しタイプが便利です。

一目でタイトルが分かるだけでなく、出し入れがしやすくなりますので整理整頓にはもってこいです。

数値でいうなら引出し内の深さが15センチほどあれば大丈夫です。

CDだけなら13センチほど。

そういった「モノのサイズ」を確認しながら収納家具を選ぶと「入ると思ったけど入らなかった…」ということが無くなります。

 

モノの出し入れを考える


「断捨離」という言葉、今ではだいぶ聞き慣れたものとなりました。

要・不要なモノを見極め、積極的な処分や片付けを行い、自身を身軽にしよう、というものです。

最近はリサイクルショップやネットでの個人売買など「リユース」もだいぶ浸透してきました。

ただ捨てるということではなく欲しい人に使ってもらうという考えも確実に広まってきています。

しかし「普段めったに使わなくてもなかなか手放せないモノ」があるのが人情というもの。

手放す、という行為にストレスを感じてしまうようなら、無理に処分をする必要はありません。

そこで「良く使うもの」と「使わないもの」との区別をして、何をどこに収納するかを考える必要があります。

これも収納家具としてはメジャーな立ち位置である「食器棚」を例にとってみましょう。

この中に入れる食器やカトラリーは「普段よく使うもの」と「そんなに使うことがない(でも大事なもの)」ものが存在します。

良く使うものは出し入れしやすい位置に収納することは当然のことです。

そして、この出し入れの「行い易さ」が(自分にとって)良い収納かそうでないかの分かれ道となります。

例えば収納家具には扉(を開閉する)仕様のものと、引出し(を開閉する)仕様のものがあります。

扉仕様、それも両開きの観音扉の仕様は内側の容量も大きく、大きさのある食器や鍋などに向いています。

対して引出しは、上から収納しているものを確認できるので小さなプレートや小鉢などをまとめて収納できる良さがあります。

腰から下の部分、例えばシステムキッチンなどに引出し収納が多いのは、扉仕様のメリットも深さを出すことでカバーができるうえで、中のものが見分けやすい、という点にあります。

以前もこのコラムで「ゴールデンゾーン」という言葉を紹介しました。

使う人の目線や手の届きやすい範囲に、普段使う頻度の高いものを入れておく。

そうするとものの出し入れが非常に便利です。

 

置きたい場所を考える


使う頻度が高い、つまり良く使うもの毎日の暮らしの中なかで「手に取りやすい場所」に収納すると便利です。

文房具や工具、お薬、ちょっとしたメモ帳、お子様の学校からの印刷物や、郵送物など…。

必要な時に必要なものが「サッと」取り出せる収納が近くにあると、使い勝手も良くストレスも軽減できます。

収納は仕様そのものも大事ですが、「置く場所」もしっかりと考える必要があります。

特にこうした「ちょっとした日用品」を仕分け、収納しておく家具はダイニングテーブルの周辺に置くことをお勧めします。

家族皆が一日の中で必ず一度は利用するであろう場所。

そこに必要なものや溜まっていくものを小分けして「モノの居場所」を決めておく。

そして、その決まりを徹底することで必要な時に探し回ったり、テーブルの上が雑然とすることが無くなります。

収納家具は日常をストレスなく過ごす為の道具。

自分の暮らしにぴったりと合った収納家具、収納方法を見つけ、暮らしのクオリティを上げていきましょう。

家具蔵でも様々な観点からその人や家庭に丁度良い収納計画・収納家具をご提案します。

 

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