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オーダーで作るキッチンボードの良さとは

2022.2.25

 

限られたスペースのキッチンには調理、後片付け、収納等において様々な機能が求められます。

LDKがひとつの空間になり、キッチンが常に目に付く場所となったことで、まず求められたのはキッチンの質感とインテリア性でした。

キッチンが家具調になっていき、機能だけでなく見た目も重視されはじめました。

そうすると次はそれに付随する収納部分、つまりキッチンボードにも同様の「質」や「仕様のレベルアップ」が求められるようになります。

キッチン本体とキッチンボードはそれぞれの役割がありますが、キッチンボードの役割はとても重要。

機能はもちろん、質感や意匠性も伴ったものとなると、なかなか気に入ったものが見つからない…、という声もよく耳にします。

とするとセミオーダーやこだわりを取り入れたフルオーダーのもので探すことはひとつの選択肢です。

自身にとって使い勝手が良く、見た目も満足いくキッチンボード。

基本形をアレンジするカスタマイズが可能なセミオーダー、そしてフルオーダー、両方の視点でみてみましょう。

 

 

セミオーダーで作るキッチンボード


 

 

例えば大規模な家具販売店に行ったとします。

広い売り場にはたくさんの食器棚やキッチンボードが並んでいます。

しかし、展示数が沢山あったからといって自分に合ったものが見つかるとは限りません。

「巾がもう少し小さければ」 

「この奥行ではオーブンレンジが置けない」

「高すぎて届かない、圧迫感がある」

「もっと深い引き出しが欲しい」

「自宅のキッチンと調和する質感の良いものが欲しい」…。

それほど特別な要望ではないと思っても、それを叶えられるものがあるとは限りません。

出来上がっている既製品をどこか妥協して選び、それに合わせて日々を送るということにもなり、それは家具が暮らしを楽しくするものであるという観点からは逆行しているように思えます。

そこでまず、基本となる「レギュラー」仕様があり、それに機能・収納・意匠の要素を好みで付け加えていくことのできるセミオーダータイプで考えてみましょう。

既成品ではなく素材、サイズ、仕様を選びながらそれを職人が作る「受注生産」であることも重要なポイントです。

限られたスペースを最大限に活かす為に要望を整え、オーダーし、家具職人が丁寧に作るキッチンボードには大量生産品とは違う優しさや温かさも備えています。

こちらの画像は無垢材ウォールナットのキッチンボード。

 

 

中央部の背板を無くし、壁側のコンセントを使い易く、下部にはたっぷり収納できる引出しとごみ箱スペースを設けています。

とても機能的です。

上部棚は引違いで操作性に優れ、圧迫感を感じさせない高さとなっています。

もちろん背板の有無も選択でき、下部の収納は左右を入れ替えも可能。

基本形を少しカスタマイズするだけで大きな効果が得られます。

このキッチンボードはサイズも幅800・1200・1380・1600・2000(すべてミリ)と豊富に取り揃えており、奥行きも浅いもの・深めのものと2種類があります。

下台の収納部のパターンもそれぞれに6種類用意。

また、樹種も常時4種類から選ぶことができるので、「幅5サイズ×奥行2サイズ×6種類(の収納)×4樹種=64パターン」ものなかから好みのものを選ぶことができるのです。

そのうえで更なる細かなカスタマイズも可能。

セミオーダーでありながら、どこまでも自分好みの仕様に近づけたキッチンボードができあがります。

 

オーダーで作る「見せる、飾る」キッチンボード


 

 

別のパターンとして、キッチンと合わせて計画するタイプ、つまりフルオーダーのキッチンボードをみてみましょう。

こちらは無垢材のチェリーを中心にプランしたキッチンボードです。

それぞれのボードが動線に合わせて効率良く配置されています。

一部にガラス扉を用いたボードにはお気に入りの銀食器やワイングラス、カップ&ソーサーが美しく収められています。

またボードの上に取り付けられた棚にはアンティークの調理機器がまるでインテリアの一部のように並べられています。

キッチンで用いる食器や調理用具は奥様が厳選して選んだもの。

つまりキッチンに「好きなもの」が集まっているのです。

それは住まいに個性や彩りを与えるもの。

好きなものに囲まれたキッチンは奥様だけでなく、家族皆にも安らぎを与えてくれます。

その空間に一歩足を踏み入れただけで、思わず気持ちが解けるような温もりに包み込まれ、幸福感に浸ってしまうようです。

大切な食器や調理用具を引き立てるのはやはり無垢材の質感ならでは。

取手は金物は用いず同材のチェリーで作られ、飾るものの質感を引き立てて操作性も考慮されています。

ガラス扉、または扉の上部にガラスを用いて、見せる部分と隠す部分がバランスよく計画された美しい空間になりました。

ダイニング側からもそこが一つの絵になっているようなキッチンです。

 

オーダーで作る「木の表情を前面に出した」キッチンボード


 

 

お子様の成長期には食器や調理用具だけでなく、お弁当箱、それに関わるグッズ、布製品や小物などありとあらゆるものがキッチンに

集まります。

収納するものそれぞれの住所を決めて用途ごとに引出しに収めると、使い分けができ大変便利です。

無垢材のキッチンと同材で作られたキッチンボードは、ありとあらゆる種類の物を効率約出し入れする為に引き出す収納を中心に計画。

取り出しやすいだけでなく、仕舞い易さも考慮。

引き出して奥まで見える引き出し収納はとても重宝します。

窓の前のカウンターは作業台も兼ねていますので、お料理を盛り付けたり、オーブンやレンジから取り出したものを仮置きしたり、下ごしらえにも活用できます。

家にいる時に、一番長く居る場所は?と尋ねたらキッチンと答える主婦の方は多いのではないでしょうか?

長く居る場所に「プラスワン」の機能を持たせて、そこで過ごす時間を有効に使うことは暮らしの「質」を更に高めてくれます。

こちらは奥様のワークスペースをプラスしたキッチンボードです。

 

 

ダイニングテーブルにワークスペースをオンすることもありますが、パソコンや文具の出し入れを容易に、更には食事の時にそれを片づける作業を無くしたい、という要望から生まれたものです

少しの時間を有効に、豊かに過ごしたいというアイデアが活かされています。

椅子がキッチン側にあると、時間のかかる下ごしらえの時に腰を掛けながら作業ができ、立ち仕事の量を軽減できます。

少しのスペースですが、奥様だけの何か特別の場所となっています。

カウンターデスクの上のボードには文具だけでなくレシピや家電、調理用具の取説・保証書を収納し、それを探す手間を省きました。

無垢材で作られているので、そこで過ごす時間が更に豊かになります。

少し前まで主流だった人工的な素材とは全く違う使用感です。

 

 

家具蔵ではほんの少しのカスタマイズからキッチンと合わせた細かな計画まで、長く快適にお使いいただけるキッチンボードを職人が丁寧にお作りします。

「ずっと欲しかった家具を形にできました」というお客様の喜びの声は、私達とっても何よりの喜びです。

これまでたくさんのキッチンボードをご案内してきた経験豊富なスタッフがオンリーワンのご提案をいたします。

まずはお気軽にご相談ください。

 

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