ソファを選ぶなら「メンテナンス性」がポイント
2019.7.3
リビングの主役と言ったらソファといっても過言ではありません。
ゆっくり寛ぎながらテレビを見たりお昼寝をしたり。
ソファでの過ごし方は人それぞれでしょう。
みなさんソファを選ぶ際には何をポイントに選んでいますか?
価格やサイズ、座り心地や張地、構造など自分にあったソファを選ぶのに悩む方も多いのでは…。
自分にあった理想のソファを見つけるためには価格やサイズに加え、「メンテナンス性」という要素を選ぶ基準にプラスするべきです。
「メンテナンス性」は、使い始めてから数年後に出てくる悩みで、ソファを購入する際にはついつい忘れてしまいがちです。
そこで今回はソファを選ぶ際になぜ「メンテナンス性」を重視すべきなのかをみていきます。
メンテナンス性とは?
構造にもよりますが、ソファの場合はカバー交換やヌードクッションのウレタン交換など、使用状況や年数に応じて元の状態に修復できることをさすといっていいでしょう。
時間とお金をかけて選んだソファであれば出来るだけ長く使いたいものです。
傷みがあってもすぐに買い換えられるものではありません。
そして何よりそれは「勿体ない」と思うはずです。
なかには
「有名ブランドのモノだから・・・」「本革だから・・・」「海外製だから・・・」
といって良いモノだろう、大丈夫だろうと、なんとなくの安心感でこうした大物の家具を購入した人もいるでしょう。
もちろん有名ブランドのモノであればアフターケアまでしっかりしていて長く使うことができる、とうものもあります。
しかし、その考え方が落とし穴になる場合もあるのです。
有名ブランドの高級なソファだからメンテナンス性が良いとは限らない、ということを頭に入れておくことはとても大事です。
メンテナンス方法とそのコツ
●張りぐるみのもの
俗に「張りぐるみ」と呼ばれるタイプは、カバーを外すことができないソファタイプをさします。
このタイプで布のカバーの場合は、掃除機を使ってのお手入れが良いでしょう。
ブラシなどで軽く叩き、ホコリを軽く浮き上がらせてから掃除機で吸い取ります。
しかしそれでは食べこぼしや飲みこぼしがついたシミなどの汚れは落とすことができません。
汚れをつけてしまった際は、一般的にすぐに乾いた布などで水分を吸い取り、別の布に食器洗い洗剤を薄めた液を含ませ、硬く絞ってから軽く叩くように拭き取ります。
こすってしまうと汚れが広がったり、摩擦で色落ちしてしまったりすることがあります。
長時間放置してしまうと汚れが取れにくくなることがあるので、なるべく早い対処は必要となります。
ホコリや汚れが付いた状態で使い続けると不衛生でハウスダストなどによるアレルギー症状を引き起こしてしまう可能性があるため小さなお子様がいるご家庭などは特に注意が必要です。
また、除去できない汚れやひきつれ、破れなどの補修は基本的に購入元や専門の業者に任せることとなります。
その間、ソファが使えなくなることや修理費用も掛かるという点はこのタイプのソファには付きものとなります。
●フルカバーリングのもの
ソファ本体やクッションへの着脱ができるフルカバーリングタイプは、食べこぼしや飲みこぼしで汚れてしまった際はカバーを取り外して手洗いや、クリーニングに出すことができます。
張りぐるみのモノと比較して簡単にきれいにすることができ、さらに中のクッションのメンテンナンスもすることも容易。
それでいて張地の交換などはメーカーに出すことなく、自分で行うことができます。
いつでも清潔に保つことができることは勿論、季節や空間のコーディネートに合わせた着せ替えもできることで多くの支持を得ています。
家具蔵でも肌触りの良い日本製・イタリア製高級布カバーを100種類以上用意し、替えカバーのセットも同様にラインナップ。
生地の質感、色合いなど様々な観点からお気に入りのものをお選びいただけます。
●本革
本革は動物の皮を使った天然の素材です。
天然の皮革を使ったカバーは、ホコリが溜まりにくいだけでなく、合成皮革に比べ吸湿性や通気性に優れているので、蒸れにくいことも特徴として挙げられます。
また、革は経年使用することにより革特有の味わいが出てくるので、独特の風合いを楽しむことができます。
本革の場合、メンテナンスの基本は乾拭きです。
乾いた柔らかい布で拭くことで、ほこりや汚れがきれいに落ちて、革特有の素材感が増してきます。
こちらも家具蔵ではフルカバーリングのものでしなやかさと強さにこだわり、選び抜いた全6色の厚手のものをご用意しています。
布カバー同様に着せ替えることも可能です。
●クッション
クッション内部はウレタンフォームやフェザー、ポケットコイルなどの詰め物で構成されています。
将来的に交換や補修の必要性がある際に自分で交換することが可能かどうか、修理に出さなければいけないのか、購入した販売店やメーカーで対応してくれるのかなどを事前に確認しておくことが重要となります。
フェザーを使っているクッションの場合、羽の動きによりどんな姿勢でも優しく包み込んでくれるのが特徴です。
フェザークッションの場合は時折、空気を入れるようにクッション全体を軽く叩いてあげることによってふっくらとした状態を維持することができます。
フェザークッションは復元力に優れているので、このひと手間をかけることでクッションが長持ちします。
家具蔵のそれもクッション内部は、表面のフェザー層が体を優しく包み、硬さと弾力の異なるウレタンフォーム層が体の沈み込みを防ぐ多重構造。
安定感のある座り心地を作り出しながら、ヌードクッションといわれる中身の部分だけをご用意することが可能です。
メンテナンス性の高いソファを選ぶには?
ソファを販売している専門店や量販店は数えきれないほどあります。
インターネットで調べると色々な情報を得ることができますが、実際に気になる店舗に行きお店のスタッフに聞いてみるのが一番です。
「ソファのメンテナンスはどうしたらいいですか?」
「カバーの張り替えはできますか?その際の費用はどのくらいですか?」
など具体的に聞いてみることをおすすめします。
専門的な知識をもったスタッフが理想のソファを見つけ出してくれることでしょう。
これまでお話してきたメンテナンスについては、ソファを見たり座ったりするだけでは分からないことです。
価格やサイズに加え、「メンテナンス性」を選ぶ基準に入れ理想のソファを見つけてみてください。
ソファの選び方を知るという意味も含め、一度家具蔵のお近くの店舗でお声がけください。
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