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「偉大なる賢樹・ナラ」

2016.5.29

皆さん、こんにちは。

気が付けばもうすぐ梅雨の時期。今年の関東の梅雨入り予測は、6月4日?6月11日の間くらいということです。

この時期はじめじめして嫌だ!という方も多くありますが、来る夏に備え、雨が草木に力を与える時期でもあります。

鮮やかな瑞々しい緑を待ちわびながら、梅雨の時期も楽しみたいものですよね。

 

さて、前回「チェリー」についてお話しさせていただきましたが、今回も家具蔵で扱う広葉樹のお話を。

チェリーに負けず劣らずの人気樹種でもある「ナラ」についてお話し致します。

 

ナラの木についてお話をする際に「いわゆるドングリが成る木ですよ」という御説明をすることがあります。

秋になるとドングリをたわわに実らせ、小動物や小鳥たちにたっぷりとご馳走を振舞うナラ。

このご馳走を求めて、ナラの周りには多くの動物たちが集まり、その恩恵を受けているのです。

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ナラ材で製作した「アームチェア   リーベン」

 

実は、私たち人間もナラの恩恵を多大に受けています。

ナラは広葉樹の中でも、多くの葉を落葉します。

その落ち葉が豊な土壌を作り、豊富な鉄分やミネラルなどの養分が森から川へと流れ、海へと運ばれていきます。

この養分をプランクトンが摂取し、これを食べに多くの魚たちが集まります。

私たちは、この魚たちを食べて生活しています。

ナラはこういった食物連鎖の根源にあり、私たちが生きてく上での根本を司っているといっても過言ではないのです。

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ナラのダイニングは家族が食事を楽しむにはもってこいの意味合いが

 

こうしたメカニズムから洋の東西を問わず、ナラやその仲間のオークは、神聖なものとして畏敬の対象でした。

また、ナラは中群生といって群生するのが特徴で、「森を作り上げる樹」といわれています。

大きな森を作る程の圧倒的な生命力があり、成長過程で数百種類もの菌根菌との共同作業で土壌改良を行いながら、ひとつの山を生命の住む森へと変貌させていきます。

森を支配するほどに群生する生命力の強さ、大きいものでは30mを超える巨大な姿は、森の中でもひときわ目を惹き、まさに「森の王様」にふさわしい雄姿です。

また、独特の放射組織から生まれる虎の斑紋を思わせる「虎斑(とらふ)紋」は、日本にも馴染みの深い著名な建築家フランク・ロイド・ライトがその虜になり、好んで使用していたことは有名です。

 

他の樹種では味わえない豊かな木理や繊細かつ雄大な風合い、そしてなによりもその生命力を存分に味わいに、是非店舗へも足を運んでみてください。

このブログ以上にナラの素敵な逸話をご用意して、お待ちしております!

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