ミズナラ様
2012.10.18
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5年前のちょうどいま時期に東京・奥多摩の金袋山へ登りました。
ツキノワグマをはじめ、ニホンザルやムササビ、ニホンジカ、キツネなどの動物達が住む環境。
トチやサワグルミ、イチョウやコナラ、山桜などが気持ちよく共存する森林。
どれをとっても素晴らしいのですが、お目当てはミズナラの巨木。
樹齢700年とも言われている神様のような樹が東京にひっそりと存在してくれていることが
嬉しくて急登も気になることなくその姿を仰ぎ見ました。

ウロの内部からは、アオダモの若木がヒョロヒョロと頼りなさそうに上へ伸びる姿も見受けられ、
「不思議?!」と感嘆の溜息。
今年も久しぶりに会いに行こうか、どうしようか、と考えていたところ、
現在、公には金袋山の登山は禁止されていることを知りました。
昨年の大震災直後も、安全性を考えて入山禁止の措置が
取られていたことは知っていましたが・・・。何とも寂しい限りです。

画像のどんぐりは、北海道から帰省したスタッフが持ち帰ったミズナラのもの。
栄養価たっぷりで、ほとんどのものは虫が先約で住みついていました
(穴が開いているのが分かりますか・・・?)