「あつらえ」に「しつらえ」。
2013.05.02
INDEX
イメージを形にし、使いやすい家具をあつらえる。
収まった家具たちに暮らしの飾りつけをし、空間をしつらえる。
庭のある景色に惹かれ、住まいを決められたというS様。
敷地内にある桜などの植栽は、ずいぶん昔からその場にあったというだけあって、
大木がずらり。心ほぐれる風景です。
今まで奥様の独壇場だった「庭いじり」は、ご主人様が主役になっているご様子。
お伺いする度、少しずつ景色が変わっていっていました。
引っ越しを機に、ご自宅での仕事を始められるという奥様は、
リビング・ダイニングを担当。
ご家族・ご自身がより快適に過ごせる空間づくりをテーマに、
住まい方のイメージを職人とともに形にしていきました。

(納品当日は、物が入った方が広く感じる、という感覚を味わいました。
ぼうっと広かった場所に家具が入り、それ以外の「空間」が意識されたの
だと思います。)
仕事道具でもあるたくさんの本たちを収納するため、TV台も兼ねた大容量の
ボードをあつらえました。
先日お邪魔した際には、5月の節句の飾りも置いてあったり、ご主人様の
趣味の天体望遠鏡やペットのカメ君に囲まれ、すっかり「家のひと」の顔。
「暮らしのいろ」がついたボードは、いつ見ても素敵だなぁ・・・と思います。

これからの暮らしを見守り、共に年月を重ねていく。
大役を担う家具たち。張り切って務めております。