クスノキ
2015.03.13
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福山雅治さんの歌で「クスノキ」という歌があります。

昨年のNHK紅白歌合戦で歌唱されていたのでご存知の方も多いかもしれません。

 

これは、長崎市の山王神社の境内にある巨大なクスノキ、通称「被爆クスノキ」を題材にした歌で、1945年8月9日の原爆投下による爆風や熱線で幹をもがれながら、約2年後に新芽を出し、平和や生命力の象徴として親しまれています。

 

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この話を聞いて、歌を聞いて、皆さんは何を思うでしょうか?

 

私は自然の生命力へのあらためての畏敬を感じます。

そして、職業柄もありますが、それを生活の糧に使うことの敬意を考えます。

爆風にも熱風にも負けない木々がある。

それらを伐り倒し、家具や建築や道具にするなかでその生命力を日々の暮らしの中で感じてもらえるのは、やはり木のぬくもりや手触りが残るものです。

 

いまお使いいただいている家具、これからお届けする家具。

多くの人にその「力」を感じて頂き、日々の糧にして頂けますよう。

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クスノキの一枚板を使用したダイニング