二人暮らしに適切なテーブルサイズとは?
2025.11.23
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新しい暮らしを始めるときにまず揃えたい家具のひとつがダイニングテーブルです。
特に「どのサイズを選ぶか」は、毎日の食事や作業、くつろぎの時間の快適性に直結します。

大きすぎると部屋全体が窮屈に感じ、小さすぎても不便さが残る。

それをクリアするサイズ感を見つけることが、暮らしを豊かにする第一歩です。

また、一人で使用するのか、家族数人で使用するのかによっても適切なサイズ感は変わります。

その際に案外難しいのが「二人暮らし」を想定する場合です。

小さめサイズ( 直径9~110cm・横幅120cm前後)の魅力 とは

二人暮らしで使用するサイズで人気が高いのは、コンパクトな丸テーブルや幅120cm前後の長方形テーブルです。

直径90~110cmの丸テーブルなら椅子を2脚置いてたうえで生活動線を確保しやすく、限られたスペースにも心地よく収まります。

向かい合うのではなく斜めに座ることでその距離感が二人の会話を自然に弾ませる効果も生まれます。

また、長方形なら幅120cm×奥行75cm程度が標準であり、最低基準です。

一人分の食事スペースは幅60㎝が目安といわれています。

二人で「並んで」食事するのであれば最低でもそのくらいは必要です。

小さめサイズのテーブルは掃除や移動も容易で、模様替えや引っ越しの際にも扱いやすい点が魅力。

賃貸マンションやワンルームに暮らすカップルや新婚家庭には特におすすめです。

中間サイズ (幅135cm~150cm)で暮らしに余裕を

現代におけるダイニングテーブルの使い方は食事だけにとどまりません。

在宅ワーク、趣味の作業、本や資料を並べての勉強など、テーブルが「日常の中心」となる場面が増えています。

そこで必要になるのは幅135cm~150cmのサイズです。

二人分の食器をゆったり置けるうえ、片方にノートPCを置いたままでもその横にはまだ余裕があります。

来客時に椅子を追加する、といった想定があるのなら150cm幅のものは「二人暮らし+時々ゲスト」という生活スタイルにも合致します。

最初から大きすぎるものを置くのは不安、というリスクを避けつつ、後々の暮らし方の変化にも柔軟に対応できる汎用性を持っています。

思い切って大きめ(幅160cm~180cm)を選ぶ 

幅160cm以上のテーブルは「二人暮らしには大きすぎるのでは?」とためらう方も多いでしょう。

一方で近年は、あえて大きめのサイズを選ばれる人も増えています。

ソファを置かずにダイニングスペースをリビング兼用にするという発想がその理由になっているケースもあります。

幅160~180cmのテーブルなら、二人で使用するとしても大きなスペースがあるので中央に花や果物を飾る余裕があり、特別な日の食事をレストランのように演出できます。

また、互いのスペースを潤沢に確保できるので片側にノートパソコンを置いて仕事をし、もう一方で相手が読書や手仕事を楽しむなど「一緒にいながら別々のことをする」時間も快適です。

テーブルが家の中心になることで、食事・くつろぎ・作業のすべてを一台でまかない、家具の点数を減らして空間をすっきりと整えることも可能になります。

空間とのバランスを考える

テーブル選びではサイズそのものだけでなく、部屋の広さとのバランスも大切です。

 目安としては、テーブルの周囲に最低60cm以上の余白は必ず確保したいところです。

さらに余裕を持った椅子の出し引きや着座している人の後方を他の人が回遊するのであればそこには80~90cmのスペースが必要で、テーブルとソファの距離感は100cm前後は確保します。

最後にそこから導き出される数値が配置可能なテーブルの最大値であり、それ以下のサイズを選択することで圧迫感が無く、回遊もスムーズな空間が出来上がります。

逆にあまりにテーブルが小さすぎても空間のバランスを損ないます。

もし自身で配置可能なテーブルサイズの決定が難しい場合は家具店スタッフなどのプロに相談してみましょう。

私どもKAGURAでも無料で各種プランニングを行っています。

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無垢材テーブルならではの価値

サイズ感の検討と同時に注目したいのが、素材がもたらす豊かさです。

無垢材のテーブルは、手ざわりや木目の表情によって、日々の食卓を温かく彩ります。

小さめサイズでも存在感があり、大きなサイズなら空間の主役として家全体を引き締めます。

さらに無垢材は、使い込むほどに色艶が増し、傷や染みすらも暮らしの歴史として味わいへと変わります。

二人で選んだテーブルがやがて家族や友人を迎え入れる舞台となり、年月とともに唯一無二の家具へと育っていきます。

特にオーダー可能な無垢材テーブルなら、今の暮らしに合わせてコンパクトに作り、将来お子さまが増えたときに天板を拡張するなどの工夫も可能です。

「二人用だから小さいもので十分」と割り切らず、少し先のライフスタイルを見据えて選ぶことが、長く愛せる家具に出会うコツです。

 二人暮らしに適切なテーブルサイズは、暮らし方や空間の使い方によって変わるものです。

大切なのは、今の生活に合うこと、そして未来の暮らしを見据えられること。

無垢材のテーブルなら、どんなサイズを選んでも長く寄り添い、二人の時間を豊かに彩ってくれます。

これからの暮らしに最適な一台を見つけることが日常をより心地よいものへと導いてくれるでしょう。

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