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「扉」「引き出し」どちらを選ぶか迷ったら?

2020.4.25

 

扉収納と引き出し収納、迷ったら


収納家具には大きく分けて「扉収納」と「引き出し収納」が存在します。

では、このうちどちらが「使い易い」のでしょうか。

もちろん、一般的には扉収納に入れる(であろう)皿やカップ、グラスでも、専用の引き出しを作ることによって効率的に収納できることはあります。

また、本来なら引き出しに収納するカトラリーや文房具であっても、収納小物を活用してまるごと扉収納に入れてしまうという方法が効率的なこともありえます。

収納の方法は生活スタイルによって千変万化。

迷った場合はプロフェッショナル、例えば整理収納アドバイザーなどがいる家具店でアドバイスを受けながら収納家具を選んだりオーダーする、というのがおすすめです。

自分たちだけでは思いつかなかったアイデアが提示されることがあるかも知れません。

 

地震対策を考慮する


日本という「地震の多い国」に住むにあたっては、その対策を考えることは誰でもあるでしょう。

いわゆる「作りつけ」、つまり壁に固定するタイプの収納家具でも、扉が開いて中身が飛び出してくる…、というようなことも予想されます。

まず、家具そのものの転倒を防ぐ意味合いで壁面収納もしくは作りつけの家具の相談をいただくことは私達家具蔵でも多々あります。

まずひとつ知っておきたいのは「壁に固定しなくても耐震対策は可能」ということです。

置き家具でも十二分に耐震対策は可能であり、例えばそれはグッズの活用や構造そのものを工夫することで叶います。

壁に家具を固定することはリスクもあり、置き家具であることのメリットもあるのです。

詳細は家具蔵各店のプロスタッフにお尋ね頂くとして、そのうえで扉収納であっても引き出し収納であっても、それぞれに地震対策は必要です。

 

 

扉収納は引き戸?開き扉?


この地震対策、という点ではいわゆる「引き戸」のタイプを希望される方が家具蔵でもよく見られます。

曰く、自身の際に扉が開く心配がない…。

その通りですが、開き扉でも耐震ラッチなどのストッパー機能を装備することで地震の際に扉が開く心配はなくなります。

開き扉の場合、特に観音扉(両開き)のものは一度に収納物を確認しやすく、横幅のあるものを収納しやすい利点があります。

また、基本的に引き戸の場合は扉2枚分の厚みをその収納内に抱えることになり、収納量がやや少なくなることも懸念されます。

オーダーメイドの場合、コストが割高になることもあるので地震の面だけを見て引き戸を選択するのは早計かもしれません。

その点もふまえ、扉収納と引き出し収納の違いを見ていきます。

 

扉収納の特徴


●様々なサイズの収納物が収納できる

扉の中はいわゆる「箱」であり、そのなかは空洞です。

内部空間をフルに活用して収納を行うことができます。

可動式の棚板がある場合、収納物の配置替えなども比較的行い易く、どのような収納物にも対応できる幅広さがあります。

●仕様のバリエーションが多い

収納をメインに考え、細々と収めた収納物が見えないようにするには木製などの中身が見えない扉に、飾り棚として収納と兼用する場合にはガラスの扉とするなど、扉には用途の広がりがあります。

ガラスもクリアガラスから曇りガラスまで選ぶことで使い方も変わります。

空間に対しての圧迫感を軽減させるために木製の扉よりガラス扉を選ぶ場合もあり、用途と配置場所に応じた対応力が扉収納には存在します。

●コストが抑えられる

一つ一つ箱形状を製作する引き出しに比べて、扉一枚を製作する方が材料や製作の手間の部分ではコストを抑えることができます。

●収納物を把握しづらい

木製扉の場合は中が見えないことが、収納のし易さ(隠すことができる)である反面、中の収納物の把握がしづらく、気を付けていないと中が乱雑になりやすいことがありえます。

●ものを取り出しにくいことがある

扉形状の場合、手前の物はスムーズに取ることができるものの、奥に置いてあるものの出し入れが難しい場合も多く、その位置や高さによっては屈んだりする必要もでてきます。

 

 引き出しの特徴


●収納物が奥まで見渡せる

特にデスクやキッチンに装備されている引き出しの場合は、躯体そのものに奥行きがあるので、大きく引き出せると、モノの出し入れもしやすく、どこに何が収めてあるのか一目で分かります。

●上から物が取り出せる

腰より低い位置の扉収納は腰を屈んで探すのが少々手間に感じるもの。

引き出しであれば膝を少し曲げる程度で上から取り出せるので体への負担が少なく作業できます。

リビングボードやデスクで小物を収める引き出しが腰高の位置にあることが多いのも、この取り出しやすさを考慮してのことです。

●小スペースで作業がし易い

引き出しの場合は、必要な分を引き出して物を取り出せばいいため、日頃からよく出し入れする物は手前に置き大きく引き出さずに使用すれば、スペースをとらずに作業がし易くなります。

最近のキッチンに装備されている収納の主流が引き出しタイプになっているのも、キッチンのスペースによるところが大きいのです。

●小物収納の小分けがし易い

お箸やフォーク・スプーンなどのカトラリーなどがイメージし易いですが、小分けの仕切りをある程度自由に組み替えたりし易く、文房具、装飾品などの小物関係を扱う時には最適な収納方法と言えます。

●収納量が減る

引き出しの構造上仕方がないことですが、一つ一つ箱を収めるような形となるため扉の形状に比べて収納の容積は少なくなり、収納量は減ってしまいます。

●コスト面の問題

開き戸に比べて引き出しを製作するのは手間がかかり、スライドレールなどの金具の価格もあるため、引き出しはコストがかかります。

●背の高い物が収まりづらい

高さのあるものを収納するのに対して、引き出しはそれに向いているとは言えません。

同時に上から引っ張り出すような動作で取り出さなければならないため使い勝手の面でも高さのあるものの収納には不向きです。

●重量のあるものの収納に向いていない

重量のある物、お酒などが入ったボトルや瓶をたくさん引き出しに収めてしまった場合、引き出しの金物が壊れやすくなったり、引き出した時に本体のバランスが悪くなるなどいくつか問題点が生じる可能性があるために重いものを詰め込む収納には向いていません。

 

いずれにしても「配置」が重要


扉と引き出しを比較した場合の特徴は以上です。

これらの事をしっかりと理解することが大切ですが、収納家具を検討する際にまず考えるべきこととして、何をどこに収めるかという点です。

収納物と収納場所により、扉がいいのか(木製扉・ガラス扉等含め)、引き出しが良いのかは変わってきます。

扉収納の位置・引き出しの位置にはどちらも「使いやすい位置」というのが存在します。

その判断をする際に上記の特徴をふまえたアドバイスを、家具蔵でも整理収納アドバイザーなどの有資格者が、無料で行っています。

お気軽にお悩みの収納に関してスタッフにお声掛け下さい。

 

お部屋改善!整理収納無料相談会のご案内はこちらから

 

 


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