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テレビボードの最適な高さや距離は「ここ」で変わる

2024.1.22

 

 

日々のくつろぎの時間にテレビを観る。

もはや当たり前すぎるその行為をさらに快適にするには「テレビボードの高さと視聴距離」を見直すと良いかもしれません。

テレビはリビングにあるソファの正面やリビングの一角に配置していることが多く見られます。

一方で、ダイニングテーブルが暮らしの主流の場になることも多くなってきたなかで、ダイニングテーブル近くにある腰高の収納家具の上にテレビを乗せている、あるいはダイニング側からソファ越しにテレビを見るといったこともあります。

その際にテレビの視聴のし易さについてなんらかの不満を持っている人も多いようです。

「テレビの見やすさ」について悩んでいるのであれば、それは「高さ」と「距離」で解決が可能です。

 

どこからテレビを見ることが多いのかを考える


 

 

テレビをどこから見るとしても画面全体が見えるほうが良いに決まっています。

ダイニングテーブルとテレビボードの間にソファがあり、椅子やソファが邪魔してテレビが見難い、といったことは意外と多いものです。

テレビボードを高くすれば解決するかもしれませんが、そうするとソファからテレビを視聴する際にテレビを見上げるような姿勢を余儀なくされ、疲れやすくなってしまいます。

であれば、レイアウトそのものを変更することで解決策を見出すことが可能です。

配線や家具自体の大きさも関係するので難しく感じる場合はプロに相談しましょう。

家具販売店などでも住まいの様子を伝えれば図面などが無くても問題解決につながるレイアウトを教えてくれるはずです。

 

見る場所によって変わる最適なテレビ台の高さを知る


 

 

レイアウト変更によって問題が解決できるならそれで良いですが、物理的な問題などでそれが難しい場合もあります。

その時には「ここからテレビを見ることが多いからそこでの快適性を追求する」という意識に切り替えます。

つまりダイニングテーブルからテレビを見ることが多いならソファからは見えにくくてもしょうがない、という考え方です。

そもそも人の目線は常に少し下向きに向いています。

上を見上げるときより、下を見るほうが疲れにくい骨格になっているためです。

そのため、テレビの画面の中心の位置が、テレビを見る際の目線よりも下になるような高さだと、長時間テレビを見ていても疲れずに快適に過ごすことができます。

それではテレビを見る場所によってテレビ台はどのような高さが最適なのでしょうか。

 

床に座ってテレビを観ることが多い場合の最適な高さ


 

 

床に座ってテレビを観る場合は、テレビボードの高さとしては30センチ~40センチメートル以下が最適です。

テレビボードも高さを抑えたタイプが様々出ているので選択肢も多いでしょう

高さが無い分、DVDなどのソフト類やゲーム機器、各種AV機器などの収納性という点で不満が生まれる可能性もあります。

こうした収納性とのバランスを考慮したテレビボード選びが重要です。

 

ソファからテレビを観ることが多い場合は


 

 

ソファからテレビを観る場合、テレビの中心が目線から10~15度下がるように、テレビボードは高さ40~60cmがお薦めです。

一般的に一番多くの選択肢があるサイズでもあります。

また、収納性も高く様々な仕様があるタイプなのでバランスの良いテレビボードと言えます。

将来的に引越しなど間取りの変更があった場合でも対応力があります。

 

ダイニングからテレビを観ることが多い場合


 

 

ダイニングからテレビを見る場合、高さが60センチ~70センチ強あるリビングボードなどをテレビ台として活用するのがお薦めです。

収納を兼ねてテレビが設置できること、また基本的にはダイニングからの視聴距離を短く設定する場合が多いため、狭いスペースでも有効活用できる利点があります。

テレビが高い場所にあるが故に空間への圧迫感が増してしまう可能性があることや、テレビが転倒しないような地震対策をしっかりしなければいけない点は考慮しなければなりません。

 

テレビを視聴する最適な距離を知る


 

 

最近主流となってきている4Kテレビは、ひと昔前のフルHDテレビと比較して視聴距離が約半分とされています。

メーカーでは4Kテレビの最適視聴距離は、画面の高さの「1.5倍」と表示しているケースが多く見られます。

その場合、最近販売数の多い49V(高さ65cm前後)だと約1mの視聴距離になります。

しかし現実的にはこの考えは最短距離と考えた方がいいでしょう。

というのは、メーカーの推奨する距離では例えばカメラの動きや被写体の動きが激しいスポーツ番組などでは、目が疲れてしまうことが多分に起こってしまう可能性は否めません。

そのため目の疲れも考慮すると、49Vでは2.6mほどの距離からテレビを観ることをお勧めします。

あくまで目安ですが32Vでは2.0m、40vで2.3m、55vで2.8m、65vで3.1mくらいの距離でテレビとの距離を取れば、テレビの内容に対しての適度な没入感、同時に目の疲れも起こりにくい距離感と言えるでしょう。

特にお子様がいるご家庭などでは、以前ほど距離をとらなければならないわけではありませんが、長時間視聴することによる視力の低下、そして目からくる疲れを軽減させるためにも、適度にゆとりのある距離感での視聴が望ましいと思われます。

 

 

テレビは10年ほどのスパンで買い替えをしていくような家電です。

反面、無垢材のテレビボードは20年、30年と味わいを増しながら、テレビが変わっても使い続けることができます。

自宅に合うテレビボードを検討する際には置き場所はもちろんのこと、視聴までの距離感やテレビのサイズまで考えなければいけないことも多くあります。

その時に最初にプロによる提案を受けていれば、配置や距離、テレビのサイズに関してもいわゆる「間違い」を防ぐことができるようになります。

私たち家具蔵でもプロのスタッフがご自宅にしっかりフィットするテレビボードや「テレビ台」をご提案します。

後悔するような買い物になることがないよう、まずはプロの言葉に耳を傾けてみてはいかがでしょうか。

お気軽に家具蔵各店にてご相談ください。

 

家具蔵の無垢材テレビボードのある暮らしの事例はこちらから

 

 

 

 

 

 

 


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