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家具蔵 の提案する無垢材キッチン ~タイプ別・木のキッチン製作実例紹介~ その6

2023.11.29

 

 

最近では住まいの新築やリフォームを計画する際に、「リビング」や「ダイニング」のように多くの人が集まり、長い時間を過ごすことが想定される場所と同じように「キッチン」の重要性も高まっています。

キッチンをどのような空間にしたいか、そしてどのように過ごしたいか、キッチンの「インテリア」までを含めて家づくり全体を考えることも多くなりました。

それは、キッチンが単なる機能ばかりを優先する「調理の場」としてだけではなく、リビングやダイニングと同じように、そこで人が心地よく過ごせる空間であることが求められるようになったからに他なりません。

キッチンにもリビングやダイニングの家具と同様に時間とともに深みを増す本物の素材を使い、 腕の良い家具職人が丁寧に作るものを。

木のキッチン・無垢材のキッチンは、しっくりと手に馴染み、空間に美しく溶け込む「生活の道具」となります。

家具蔵の木のキッチン製作実例紹介として「ベーシックタイプ」「オーダータイプ」という2つのタイプの概略とその応用をご紹介します。

 

家具蔵のキッチンは「ベーシックタイプ」「オーダータイプ」から選ぶ


 

 

私ども家具蔵では木のキッチンをプランニングする際に「ベーシックタイプ」「オーダータイプ」という2つのタイプから選択することが可能です。

お客様ごとにどちらのタイプをベースにすることが相応しいのか、どちらであればよりスムーズにプランの実現が可能であるか、を考慮しながら計画をする必要があります。

ベーシックタイプでは、横幅・奥行・引出しや扉・設備機器の並び方など、デザインに一定の決まりがある中からの選択となります。

そうすることで価格を抑えることも可能となり、また一方ではキッチンの使い勝手やデザインに普遍的な機能性、バランスの良い美しさが担保されたものとなります。

一方、オーダータイプではキッチン本体のサイズはもちろん、L型や二列型といった構成の根本的な部分から使用する機器やその配置、素材のセレクトまで全てを自由にデザインすることができます。

価格はベーシックタイプと比較すると高額となりますが、いわゆる高級オーダーキッチンメーカーと比較すれば安価であり、そのうえで本当に満足できる木のキッチンを計画したいという方には魅力的なものとなっています。

そして、上記の2つのタイプは基本的にどちらかを当てはめて計画する必要がありますが、内容によっては2つを組み合わせてプランニングをすることで、実現の可能性が拡がる場合もあります。

これからご紹介するいくつかのケースでは、どのタイプをベースにしているかも併せて表記しています。

これからキッチンを計画される方の参考になれば幸いです。

 

CASE 6 人気建築家による正統住宅建築とオーダーキッチンの会遇(S邸 /東京都 世田谷区)


 

【フルオーダータイプ】

東京・世田谷区の閑静な住宅街。

古くから敷地に自生する立派な木々の生い茂る庭に囲まれたご新居の住まい。

その中に入ると、白いファブリックブラインドから自然光が挿しこみ、無垢材キッチンや床を照らす本物ゆえの質感に溢れた表情が、その穏やかな光の中でふんわりとした温かさを放っています。

住まい全体としては、キッチンや食卓・書斎スペースといった居心地の良い場所から、それぞれ趣の異なる庭をさまざまな距離感で楽しむことができる、という特徴を持つ魅力的な住まいでもあります。

設計者の本間至さんは住宅作家としては日本を代表する著名な建築家です。

家と外部との心地よい関係性を常に高いレベルで実現させる設計で高い評価を得ています。

「庭に囲まれた敷地の中でどのように景色が暮らしの中で目に飛び込んでくるか、 その位置づけから設計した」

とは本間さん本人の談です。

 

なつかしさと新しさが同居する自然体のキッチン


 

 

ナラ材でつくられた今回の無垢材オーダーキッチンはその「緑の風景」にふさわしいものとなっています。

 S様ご夫婦が選んだ家具蔵の無垢材家具の落ち着いた表情は、本間さんのきめ細かい設計手腕でつくりだされた「モダンでありながらシンプルで無駄のない空間」にしっくりとなじんでいます。

キッチンの内部、壁側の収納扉(いわゆるキッチン背面収納)は框組に一枚板の板目模様が美しい無垢材の鏡板、手前の収納は少しクラシカルな意匠でもある、細かく割った無垢材の「羽目板」で製作されています。

それぞれ意図をもってデザインされた家具のディテールと、無垢材の持つ上質感が白い漆喰の壁に組み合わせられると、北欧風、または現代的でありながらどこか昭和の家のような懐かしさも漂います。

 

住みやすさ・使い易さ・美しさが同居する場所


 

 

キッチンとダイニングの間には、 いわゆる「対面キッチン」として料理の受け渡しができるカウンターを設置しています。

手前は大容量の収納になっていて、開き扉の高さは930㎜。

これは、キッチンとダイニングを程よく連続させながら家具的な表情をダイニング空間に与えてくれる絶妙な高さとして、建築家の本間さんが詳細なプロポーションにこだわった部分でした

一方でキッチンの中は機能的な空間となっています。

一直線に伸びた動線は、余計に動くことなく調理や片づけを進めることができます。

他にも設計上の細かな工夫は多々あります。

キッチンスペースは天井が低めになっており、天井までスッキリと造り付けられた食器棚の上部まで手が届きやすく、無駄なスペースが出来にくくなっています。

長さ2.5mの無垢材キッチンは左側にシンクとコンロという実用的なゾーンをまとめ、右側は大容量の収納と奥様用の小さなデスクを設けています。

そしてキッチンに立った際に自然と落ち着きを感じる空間になる、という伸びやかなダイニング空間とのメリハリをさりげなく生み出す設計上のテクニックがあります。

「家の中はどこよりも自然体で心地よく過ごせる場所にしたい」

本間さんの住まいに対する思いを実現するために、温もりのある無垢材キッチンは必要不可欠な存在でした。

これから数十年使い込まれて、ご家族とともに深みを増し育っていく、そんなキッチンの情景が目に浮かぶようでした。

 

 

無垢材キッチンと無垢材ダイニングテーブルは程良い距離感で会話も心地よく。

カウンター下はすべてダイニング側から使うことのできる収納に。

椅子に座ったまま筆記用具、薬などを取り出すことができます。

 

収納の中まで美しい仕上がり。

開けた時の印象が美しいだけでなく、食器を出し入れしやすいように細かな棚割になっています。

 

ワークトップの素材は人工大理石で、水を使う部分としてお手入れのしやすさを重視して選んでいます。

また、シンク下の引出しには内引出しとなっています。

この扉部分まで無垢材なのは家具蔵ならでは。

分別ゴミBOX用の引出しは大きな瓶や家電なども入る多目的スペースです。

 

食器洗い機は海外製の幅60㎝のもの。

食器だけでなく、大きなボウルや鍋、ガス台のゴトクまでまとめ洗いできます。

 

リビングと緩やかにつながる小さな書斎。

窓枠を兼ねたデスクの天板とブラインドBOXを仕込んで壁面収納と美しく連続しています。

 

 

部屋全体を見渡せるベストな位置に佇むのは無垢材チェア「チェア レスタ」。

削り出しでつくられた美しいシェイプの木の椅子は、このように「そこに在る」だけでもインテリアのグレードをワンランクアップさせてくれる存在です。

 

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