整理整頓をオーダー収納でもっと簡単に
2019.8.31
収納家具の役割。
それは暮らしに必要なものを使いやすく、取り出しやすくする…だけではありません。
実は「買いすぎ」や「持ちすぎ」防止にも繋がる便利なアイテムです。
片付けや整理整頓を考えるとき、まずそこにある収納スペースや収納家具の中に持っているものを収めることを考えます。
そこに入りきらない場合、次に考えることは
「モノを処分する」か「新しい収納スペースを作る」もしくは「新しく収納家具を購入する」
といった選択肢が出てきます。
不要なモノを処分することは整理整頓を行ううえでたいへん重要です。
そのうえで処分しきれないもの、普段は使わないがたまに使うものは残しておくこともあるでしょう。
その時に既成の収納家具などで対応できない「悩み」を解消してくれるのが「オーダー収納」なのです。
オーダー収納家具の利点、メリットを見ていきましょう。
使い勝手の良い家具を作ることができる
住まい方も多様性が進み、それぞれに合った家具を選ぶには「オーダー(メイド)」というチョイスが多くなっています。
そしてオーダー収納家具は、用途に合わせたサイズや収納方法をふまえたものが手に入ります。
痒いところに手が届く、実用性が高い家具ができあがるのです。
そして、その性能を最大限に享受するのであれば「どこに何を入れる」という収納計画と、そこに収まりきらないものの分別や処分は、やはりたいへん重要です。
「どこに何を入れる」ということを決める際には、まず「良く使う小さなものを入れる場所」と、「増えていくものを仮に入れておく場所」、「いざという時に見つからないと困るもの」と分けておくのが良いでしょう。
例えば、ハサミやペン、シャチハタ印鑑などは日常の中でよく使うものです。
こうしたものを一括で入れておき(できればきちんと仕分けもして)、探すことのない場所をつくるとふとした「いつものこと」がスムーズになります。
可能であれば家族の数だけ引出しなどあって、それぞれ分けておけるとベターです。
「増えていくものを仮に入れておく場所」は、例えば郵便物や地域の自治会やお子様の学校などからの配布物を入れておくところにあたります。
実はこれがリビングダイニングなどを乱雑にしてしまう大きな原因でもあります。
ダイニングテーブルやキッチンカウンターは丁度良い場所に丁度よい高さがあるので、ついついモノを置きがちです。
そして毎日増えていく郵便物などは無造作にそこに積み重ねられることになります。
きちんと揃えて置いていても、その印象はあまり良いものではありません。
ただ、日々忙しい中でそれらを常に仕分けするのは難儀なもの。
であれば、それらを「とりあえず」入れておく場所をつくり、時間が空いた際に要不要の判断を含め、仕分け作業を行うことでいつでもスッキリした暮らしの空間が叶うようになります。
「いざという時に見つからないと困るもの」は小物と大物に分けられます。
小物の代表格は保険証・預金通帳・銀行印・診察券などでしょうか。
大物は保健証書・住宅関係の書類・各種保証書などが挙げられます。
そうしたものの「居場所」をきちんと決め、増減も含めた管理を習慣づけることで、オーダー収納家具もさらにその有用性を増してきます。
場所に合った収納のスタイルを選ぶ
オーダー収納家具は、その空間や使い手に適した仕様のものをつくることができます。
さきにお話しした「良く使う小さなものを入れる場所」「増えていくものを仮に入れておく場所」「いざという時に見つからないと困るもの」がきちんと収まるものを例にとってみましょう。
この3つとも、小さなものであれば引出し収納が便利です。
底が浅いものであれば、細かなものも整理しやすく、上から内部全体を確認できるので、中身の確認も整理もしやすくなります。
ただ、この引出し収納は床に近い位置、つまり下の方にあると「しゃがむ」作業が必要になるのでできれば腰に近い位置にあるのがベターです。
一方で書類関係や引出に収まりきらない「かさばる」ものを収納するなら扉があるもの、それも重いものは持ち上げにくいので、これは下の方にあるほうが便利です。
もちろん、これは一般的な観点であって、人によってそのニーズは異なります。
既存の家具では、この「人それぞれのニーズ」に対応しきれないこともありますが、オーダー収納家具なら、その「人それぞれのニーズ」にしっかり則したものができあがります。
また、リビングダイニングは家族皆が思い思いに様々なことをして過ごす場所。
食事のほかにも雑誌を見たり、パソコンを使ったり、裁縫をしたり、書類を書いたり、趣味を楽しんだり…。
そのときに、自分がもしくは家族がどのような動き方、つまり動線を描いているか思い出して確認してみましょう。
ドアの近く、テーブルの近く、ソファやキッチンカウンターの近く。
「ここにこれがあれば便利だな」
「ここにこの収納家具があれば片付けやすいな」
という位置があるはずです。
お勧めはダイニングテーブルの後ろやキッチンカウンター下。
前者は乱雑になりがちなダイニングテーブルの上にモノを置かないという目的を果たしやすくなり、空間の重心をつくることで空間全体のグレードも上がります。
また、キッチンカウンター下はデッドスペースになっていることも多く、ここを有効に使うことで不足している収納をカバーすることや、前者と同じくダイニングルーム全体をスッキリ見せることに繋がるのです。
スペースに制限があっても収納が叶う
オーダー収納家具は天井に梁(はり)が大きく出た間取りやカーテンボックスのある場所、窓下のスペースなど家庭ごとに異なる空間の「カタチ」に合わせた収納プランにも対応できます。
「ここにこんな収納があればいいのにな」
「これ以上収納スペースをつくるのは無理だけどなんとかしたい」
ということがオーダー収納家具なら叶うのです。
この「こうだったらいいのに」が叶うと、暮らしはさらに豊かに、便利になります。
それは住まいという、自分や家族にとって唯一無二の空間をより快適に、良いものにする手段です。
自分の暮らしを自らクリエイトできる、それがオーダー収納家具なら叶います。
既製品の家具の場合、
「もうちょっとサイズが大きければスペースにちょうど収まるのに」
「イメージしている家具が見つからない」
といった残念な思いをすることがありますがオーダー収納家具であればデザインはもちろん、色やサイズ、形なども自身の好みに合わせて自由に家具を作ることができます。
また、多くの方が住宅の悩みにあげる「収納スペース」。
限られた空間でその悩みを解決するには「作ること」が一番です。
そして、その部屋にあったサイズ、デザインのオーダー収納家具を作ることができれば、住まいの空間も日々の暮らしもクオリティが上がっていきます。
暮らしを変えるオーダー収納家具、ご検討の方はお気軽にお声がけください。
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