「『お気に入り』に囲まれたぬくもりのリビング」
2018.3.27
みなさん、こんにちは。
雪が降るほど寒くなったり、コートが要らないほど暖かくなったりといった時期を越え、外には桜の木が華やかに花を咲かせる時期となりました。
街を彩るピンク色の花々を見るたびに「ああ、キレイだなあ」「日本に生まれてよかったなあ」と感じることのできる季節です。
今回はそんな桜の木=チェリー材でお気に入りのものに囲まれる生活を送るご夫妻のお話です。
ご結婚をきっかけにマンションを購入し、「これを機に一生使えるものを」と、家具もこだわって揃えようと決めていたK様ご夫妻。
「ふたりとものんびりした性格だから、家具は居心地のいいものにしたいね」
と、ご夫婦で家具店をいろいろと見て回られましたが
「海外の家具はサイズも大きいし、なんとなく仰々しくて、私たちらしくない気がして…」
「お互い好き嫌いがはっきりしているから、絶対にふたりが気に入るものにしたくて。探してみると意外と難しかった」
とお二人でその時の思い出を紐解きながらお話ししてくださいました。
一方で、
「結婚前、ふたりで喫茶店などに入るときには自然と木の家具が置いてある店を選んでいたんです。それで、買うなら木の家具しかない、と思っていました」
とご主人様。
そんなとき、家具店のホームページを探していて出会ったのが家具蔵でした。
「お店に行って、ふたりともひと目でチェリー材の家具に惹かれました」
「明るい色なのに、落ち着きやあたたかみがあって。年を重ねるごとに艶が出て、色の深みが増すと聞いて、これなら新しい生活を始める私たちにぴったりだねって」
と奥様。
一つひとつ職人の手で仕上げられていることを知り、
「これはいい加減には扱えない家具だな、と思いました。職人さんの気持ちを考えたら、大切に使おうという気になれますよね」。
大容量のTVボードもチェリー材で。時間が経つうちに深みを増す表情が無機質なAV廻りを優しく表現
空間の余白をゆったりとるために、ダイニングテーブルはふたりの生活にちょうどいい小ぶりのサイズに。
チェアは別々のものを選ぶつもりが、座り心地を試したところ、同じものを気に入ったそう。
毎晩、このダイニングでお酒を飲みながら、ご夫婦でゆっくり夕食をとるのが日常の風景。
「届いた日から、生活にしっくりと馴染んでくれました。友だちもみんな誉めてくれるんですよ」
と嬉しいお言葉を頂きました。
リビング・ダイニングのほか、二人の希望で書斎を作り、チェリーのデスクと2mの高さを越す特注のボードを配置。
大きなブックボードは若いご夫婦にとって少々奮発したもの、ということでしたが、
「お互いが持ち寄った本がすべて入りました」
と満足そうです。
「将来、子どもができたら、絵本をたくさん増やしたいですね」
「心を込めて長く大切に使ったら、家具が見守ってくれるような気がするんです。ちょっと、願掛けのような感じもあるかな」
お気に入りの家具や好きなものに囲まれる生活は、それだけで、少し幸せになることができます。
それはじんわり続く、やさしい幸せ。
ふたりのお気に入りを集めたお住まいは、これから家具とともに素敵な年月を重ねていくことでしょう。
K様、ご協力ありがとうございました。
これからも素敵な時間を家具蔵の家具と刻んでいって頂けますようお願い申し上げます。
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