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居心地の良いリビングのレイアウト術

2019.1.29

 

自宅での寛ぎの時間に欠かせないリビングルーム。

帰宅してホッとする時間を過ごしたり、よりリラックスした長い時間を過ごすことのできる「居心地の良さ」を求める場所でもあります。

今回はそんなリビングルームを更に快適に、世界で一番の場所にするポイントをご紹介しましょう。

「居心地の良いリビングルームを作るにはやはり広さが重要なのでは?」

そんなことはありません。

リビングの中心となるソファの選び方や置き方で、どんなリビングでも居心地の良い空間を作ることができるのです。

 

自分にとって居心地の良いソファを選ぶ


 

1.サイズの選び方

ソファを選ぶ時は普段腰かけている体勢でしっくりくるか、立ち座りに違和感がないか、などを体感して選びましょう。一般的に、奥行きが800mm以下のものは座るスペースが浅いため、長椅子でもベンチのようにきちんとした姿勢で座りたい方向け。奥行きが850mm~900mm程度であれば身体が寝姿に近づくため、ゆったりとくつろぐことができます。

また、リビングの天井高は一般的に2300mm~2400mmであるため、高さは3分の1程度(800mm前後)を選ぶと空間に充分な余白ができ、部屋の圧迫感を押さえることができます。

ダイニングからテレビを見るときにも視界を遮らずに見ることができます。

 

2.ソファフレーム・ファブリックを選ぶ

ゆっくりくつろぐ為にお好みの触り心地・色のファブリックを選びましょう。

季節に合わせ素材や色を変えたり、クッションでお気に入りの柄や色を取り入れるのもよいですね。

ソファフレームは肘置きとしての利便性はもちろん、インテリア性も大事なポイント。

ダイニングなど、他のインテリアに合わせて選ぶと良いでしょう。

普段さりげなく触ることも多いソファフレームなので、ついつい触りたくなるような材質が良いですね。

例えば無着色の無垢材を選べば癒し効果も抜群です。

省スペースでできるだけ大人数座りたい方はフレームなしを選ぶと良いでしょう。

また、フレームを選ぶ際は「永く使える」という部分も重要なポイントです。

せっかく気に入って購入したソファのカバーが傷んだ際に交換ができず、本体ごと買い換えることになっては残念ですし、出費もその都度かさむのはあまりいただけません。

カバーやクッションは寿命があり都度の交換などは必要となりますがソファフレームは買い替える必要が無い、永く使うことができるものを選ぶと、より愛着を持ちながら長期に渡って使用することができます。

 

3.さらにソファを居心地良くするアイテム

最近では「同じ空間で同じテレビを見る」といったリビングの使い方ではなく、「同じ空間で家族が好きなことをする」といった過ごし方をする方が増えてきています。

せっかく居心地の良いリビングもソファに一人寝転がると他の家族の居場所がなく、それぞれの自室に帰ってしまうのでは団欒の時間が減ってしまうのは勿体ないことですよね。

そんな時にはオットマンがオススメです。

カウチ型ソファも良いですが、配置換えも容易で、独立して使えるので様々な方向から腰を掛けることができます。

時には物置にもなる便利なアイテムです。

もちろんゆっくりくつろぐ時には脚を伸ばすことができ、自宅にいながらホテルのような空間を再現できます。

来客時にも便利です。

 

では、ソファをどのように配置すればよりくつろぎの空間となるのか、ポイントをご案内していきます。

 

居心地の良いリビングレイアウト


 

1.ソファとテレビは対面で配置する

上記のように最近では必ずしも「同じ空間で家族皆が同じテレビを観る」というスタイルが主流ではありませんが、リビングでテレビを観てくつろぎたい。という方はソファとテレビは対面でレイアウトするのが良いでしょう。

直射日光が入る場所は画面が見え辛くなるため、避けたほうがベターです。

また、どうしても無機質になりがちなテレビ周りには無垢材のテレビボードを置いたり観葉植物や無垢材の時計を飾ると温かみのある寛ぎの空間が完成します。

 

2.ソファは壁から離して置く

ソファを設置する際には壁に直接触れさせずに置くことが理想です。

壁と隣接するとほこりが溜まる上、ソファと幅木が汚れているとソファの劣化や汚れの原因となります。

最低限指1本分(コンセントがある場合はこぶし1つ分=約80mm)をあけて置きましょう。

 

3.リビングテーブルは置かないという選択

リビングの動線を広々と取りたい。

また、特に小さなお子様がいらっしゃるご家庭ではテーブルを置く部分を子供の遊び場にしたい、と考える方が増えています。

ただ、やはり飲み物や読みかけの本を置いたりするためにテーブルは必要ですよね。

最近では無垢材ソファのアーム部分をちょっとした物置にされている方も多いですが、もう少し省スペースでなおかつ、作業のできるようなテーブルが欲しい…、という方にはソファに差し込むようなスタイルのソファテーブルがオススメです。

肘置きとして使用したり、ちょっとしたパソコン作業などにもフレキシブルに使用できます。

キャスター付きタイプのものなら置く位置、座る人数や使い方により動かしやすくとても便利です。

 

4.さらに心地良い空間にするには

リビングにはソファやリビングチェア、テレビボード以外に観葉植物やフロアスタンド(間接照明・読書灯など)を部屋の隅に置くとフォーカルポイントになり、リビング全体が広々見えます。

ラグを敷き季節感や色合いを目で楽しむこともオススメです。

ラグの大きさは床面積に合わせて選ぶとよいでしょう。

一般的にマンションでは1400mm×2000mm、戸建てでは1700×2400mmを目安に選ぶとバランスよく収まります。

 

いかがでしたか?

少しの工夫でついつい家族やゲストの皆がそこに集まってしまうような居心地の良いリビング。

そんな空間づくりのお手伝いは家具蔵のプロスタッフにお任せください。

きっと色々な暮らしを豊かにするヒントを得ることができるはずです。

 

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