KAGURA OFFICIAL BLOG

造作家具をオーダー家具販売店で選ぶべき理由とは

2024.3.24

 

 

造作家具とは


 

 

「造作家具」という言葉を耳にしたことはあるでしょうか。

「作り付け家具」とも呼ばれています。

住まいを新築、あるいは改築・リノベーションなどを行った経験がある人は実際にそれを導入した、あるいは検討したという人もいることでしょう。

造作(ぞうさく)とは建物の内部の仕上げ材や設営物のことを指します。

家具も様々ですが大別すると「移動できる」「移動できない」ものに分けることができますが、造作家具は壁面収納なども多く「移動できない」ものが大半です。

つまり造作家具とは「その空間専用」として、壁などに直接固定させる(つまり移動できない)家具のことを指します。

家を建てる際に設営する階段や建具などと同じ扱いのものとして家具を製作することから、家を作り上げる大工仕事の一環として依頼することが多く見られます。

その担当は主に実際の住まいを作りあげる工務店であることが大半ですが、一方でこの造作家具をオーダー家具販売店に依頼するケースも増えています。

 

大工仕事の一環で造作家具を設置する際のポイントは


 

 

一般的な造作家具はいわゆる「家づくり全体の一環」になることが多く、その設計は工務店やハウスメーカーサイド、実際の設営は住まいを作る大工職人が執り行うことパターンが多く見られます。

大工仕事の一部として現場で製作するため、実際のスペースに合わせたサイズや空間全体との色合いの調整も行いやすく「空間の雰囲気にぴったりと合うものができる」という点は大きなメリットでしょう。

また、新築完成=家具の完成でもあり、入居時にはすでに壁面収納などができあがっている状態です。

引越しを行った後すぐに使い始めることが可能なことから、片付けや整理が容易になるのは大工工事で造作家具を製作することのもうひとつのメリットです。

住宅の予算の中に組み込むことができる点も支払いの面では負担減になるかもしれません。

しかし、製作や設営が家具専門の職人の作業ではないことから細部において精巧な家具を作るのが難しいケースも出てきます。

建築現場では設備や持ち込む機材も限られることから、大工仕事による造作家具ではなく、家具専門メーカーのものを取り付ける選択を採ることで現場の負担や工期の延長を防ぐ考え方もあります。

 

家具専門メーカーのものでも選択肢が狭い場合がある


 

 

そこで現場で直接製作してもらうのではなく、すでにできあがったものを現場に運んで取り付ける方法を採るとします。

つまり家具専門メーカーの商品を取り付ける場合です。

このパターンも多く見られます。

この場合、設置は現場の大工職人の他に設営専門の業者・職人が行うケースもあります。

ここで「どのようなメーカーやブランドのどのような商品を選ぶか」で差が生まれます。

よくあるのがサイズや色が選択できてもその選択の範囲が限られていることです。

「幅〇mmまでの対応です」「40・80・120mmの3パターンサイズを組み合わせることが可能です(つまりこの3つからしか選ぶことができない)」といった、いわゆる「制限」があることは「壁の端から端までぴったり合わせた家具が欲しい」「天井まである収納が欲しい」といった要望に寄り添ってもらえない可能性があります。

同時に意匠性のあるものを求める場合、規格外ということでそれが叶わないケースもありえます。

専門メーカーが作るものであり、その精度は間違いの無いものとなりますが本当に自身の理想とする見映えや収納性を確保できない可能性も高いわけです。

 

理想の造作家具ならオーダー家具販売店のものを


 

 

空間に合致する精巧性を擁した造作家具は欲しいが収納性などの希望を最大限叶えるものも欲しい。

まさに「あちらを立てればこちらが立たず」の状態です。

その両者を並び立たせ、理想の造作家具・作り付け家具を入手できる選択肢がオーダー家具販売店といえます。

専門のメーカーが製作する家具は緻密で精巧、オーダーメイドですので(これは各社対応の細部は異なりますが)センチ刻み・ミリ刻みでサイズも設定でき、自身の好みの素材や色合い・デザインを叶える意匠性も併せ持つものを提案できます。

もちろん家具専門のメーカーですからプロの視点で見た提案が可能です。

自身では気づかなかった点なども、経験則や専門知識をふまえて伝えてくれるので結果的に後々の失敗も防ぐことに繋がります。

ひとつ懸念されるのは「住み始めたその日にはまだ完成していない」可能性が高いことです。

造作家具を作る場合には各部の採寸や壁面内部の調査、それをもとにしたプランニングが必要になります。

住宅の引渡し前に、現場で採寸調査が可能な場合もありますが基本的には稀といって良いでしょう。

事前にプランを完成させていても引き渡し後、あるいは内覧時に調査を行い、細部を詰めてから実際の製作に取り掛かります。

最大で数か月程度、家具が無い期間が発生することは留意しておかないといけません。

逆に言えば、実際に暮らしてみて本当に必要な機能が見えてきてから家具を導入できるのもメリットと言うこともできます。

 

必ず数社を比較する


 

 

実際にオーダー家具販売店に造作家具製作を依頼する際に絶対にやっておきたいことは「数社を比較する」ことです。

同じようなデザインで価格帯が違うこともある意味で当然で、その理由は素材なのか、それとも他に理由があるのかなどが納得できたほうが満足のいく買い物となります。

同時に各社で異なる提案があったとしてそれを比較するのもひとつです。

店舗での対応も大きな決め手になるかもしれません。

オーダー家具販売店に造作家具を依頼することは多くの場合、住宅予算とは別の費用計上が必要になります。

決して安い買い物とならないこともありえるうえ、失敗は避けたいものです。

自身での情報収集が必要になる点は負担となりますが、この「比較検討」は後悔の無い住まいづくりを行う上では必ず行うことをお勧めします。

 

 

私ども家具蔵でも、使い込む程に味わいが増す無垢材無着色のオーダー家具をご案内しています。

もちろん、造作家具も製作しており、他の家具同様に熟練の職人が作る本物の家具となっています。

インテリア全般に深い知識を持ったスタッフが各店に常駐し、あなたの頭の中にある理想のインテリアをミリ単位で具現化しながら最適なオーダー家具をプランニングします。

完全自由設計からカタログスペックの一部カスタムまで選択幅も自在です。

店舗には様々なデザインのオーダー家具が展示されていますので、実際に触れ、お試しになってみてください。

スタッフ一同、ご来店を楽しみにお待ちしております。

 

お部屋改善!整理収納無料相談会のご案内はこちらから

 

 

 

 


最近の投稿

カテゴリー

月別アーカイブ

  • [—]2024 (177)
  • [+]2023 (356)
  • [+]2022 (364)
  • [+]2021 (365)
  • [+]2020 (368)
  • [+]2019 (366)
  • [+]2018 (85)
  • [+]2017 (65)
  • [+]2016 (69)
  • [+]2015 (44)
  • [+]2014 (32)
  • [+]2013 (62)
  • [+]2012 (130)
  • [+]204 (1)
copyright AIDA Co,.Ltd. All Rights Reserved.