KAGURA OFFICIAL BLOG

ダイニングテーブルの奥行の「正解」とは?

2024.5.23

 

ダイニングテーブルは、暮らしの中心の場となり同時に家の「顔」としての役割をも持つ重要な家具です。

それだけにダイニングテーブルを選ぶ際にはデザインだけでなく、サイズについても十分に検討したうえで決定する必要があります。

そのサイズを検討する際、「幅」はしっかりと検討しているものの、「奥行」はなんとなく選んでしまっていることはないでしょうか?

ダイニングテーブルの奥行の決定については一定の基準があります。

その基準を理解したうえで検討することが「失敗のない」テーブル選びに繋がります。

 

テーブルの奥行が「狭い」と…


 

 

テーブルの奥行を狭くすることで享受できるメリットがあるとすれば、壁までの距離や収納との間隔が空くことです。

これはチェアの引きしろ(出し引きに必要なスペース)に余裕が確保できるということにも繋がります。

同時に空間を広く見せることになります。

しかし、このメリットはテーブルを使用する際の快適性を損なうリスクもはらんでいます。

テーブルのサイズ決定に際してスペースとの兼ね合いは重要ですが「極端に狭いサイズにしない」ことが、使い易いテーブルのポイントなのです。

食事や何かの作業を行う場合、個人の快適な作業性を高めるスペースとして、その奥行は400ミリが必要です。

これを2人分確保する、つまり互いが正対する状態では800ミリとなります。

基本的にテーブルの奥行はここを目安にして、それ以下にならないように極端に狭くしないことをお勧めします。

常時4人以上が使う想定のダイニングテーブルではおおよそ800~900、サイズの大きいもので950~1000ミリ程度の奥行が標準になっています。

これは「長方形としての美しいバランス」も考慮されたものですが、それ以上に「使い勝手」や「距離感」が重要視されています。

向かい合った際の距離感が近くなりすぎてしまうことを避け、向かい合う人同士の足がテーブル下で干渉しないという点が配慮された「根拠」があるのです。

互いの間に大皿を置く際の余裕も、この奥行を適正なものにすることで叶います。

家具は暮らしの道具であると同時にインテリアであり、常に「見る」ものです。

あまりアンバランスなものはやはり見栄えが良くありません。

テーブルの奥行は向かい合う人が余裕を持って使用できるものを。

そのうえで美しく見えるものを選ぶのが鉄則です。

 

奥行が「広すぎる」テーブルで起こることは


 

 

テーブルの奥行が広すぎると対面で座る際に互いの距離が遠くなるため、会話がしづらくなります。

ダイニングテーブルは食事をする用途だけでなく、日常会話も行う「コミュニケーションの場」です。

ダイニングスペースは家族が集まって会話がしやすい場所にしたいと考える人も多いでしょう。

それが不便になるのは避けたいものです。

また、奥行が広すぎるとテーブルの中央に料理を置いた際に腕を伸ばしても手が届かない、ということもありえます。

これは少々大げさな例ですが、椅子から少し立ち上がらなくては料理に手が届かないような状況に陥るのはやはり不便です。

ダイニングテーブルのサイズを決める上で押さえておくべきポイントのひとつに、食事をするときに必要な1人分のスペースがあります。

ランチョンマットの標準のサイズは横500ミリ×縦350ミリ。

このサイズならマット上に大小のお皿2枚、ボウル1つ、グラス1個の1人分の食事のセットを置くことができます。

腕を動かすスペースやゆとりを考えると1人分の食事に必要なスペースは、幅500~700ミリ、奥行き350~500ミリです。

この基本的なサイズを把握しておきましょう。

 

椅子の引きしろや空間とのバランス


 

 

テーブルのサイズを考える際に、もうひとつ大切なポイントがあります。

それはテーブルを設置したい場所において「テーブルの周りのスペース」についても考慮できているか、ということです。

テーブルの周りのスペースが狭すぎると、立つ・座るといった動作がしづらくなり、心地よくテーブルを使用することができません。

テーブル周りの必要なスペースを生活動線(普段の生活で部屋の中を移動する経路)と言いますが、普段の生活を思い出しながらテーブル周りの生活動線が確保されているか考えていきましょう。

具体的な数値をみていくとチェアの引きしろの理想はテーブル天板の端から約800ミリ~900ミリ。

これだけあれば、アーム付きのチェアのスムーズな出し入れ、そこでの立ち座り、着座している人の後ろを別の人が通過する、ということをスムーズにこなすことができます。

また、壁やキッチンに対してどのように家具を配置するのか、部屋との関係性も踏まえレイアウトを考えましょう。

テーブルのサイズを選ぶ際は、用途や人数に合わせたサイズの想定、テーブルを置く部屋の広さに加えてテーブル周りのスペースも考慮して考えると、暮らしに合ったダイニングテーブルを選ぶことができます。

 

 

ダイニングテーブルの奥行は、人が食事をする際に必要なスペースと生活動線を考慮したサイズを選びましょう。

自身のライフスタイルを思い浮かべながら、基準もふまえたバランスよいサイズを選ぶのが最適と言えます。

家具蔵では、住まいの空間の間取りから最適なテーブルサイズを割り出し、レイアウトをご案内します。

そしてテーブルのレイアウトだけではなく、お持ちの家具との相性や配置、照明や観葉植物に至るまで、空間全体を捉えたご提案を行っています。

テーブルのサイズの決定だけではない「空間提案」を一度ご体感ください。

 

家具蔵の無垢材テーブルのある暮らしの事例はこちらから

 

 

 

 


最近の投稿

カテゴリー

月別アーカイブ

  • [—]2024 (88)
  • [+]2023 (366)
  • [+]2022 (364)
  • [+]2021 (365)
  • [+]2020 (369)
  • [+]2019 (366)
  • [+]2018 (85)
  • [+]2017 (65)
  • [+]2016 (69)
  • [+]2015 (44)
  • [+]2014 (32)
  • [+]2013 (62)
  • [+]2012 (130)
copyright AIDA Co,.Ltd. All Rights Reserved.