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ラウンドテーブルは壁付けで配置できない?

2023.4.14

 

 

長方形などの縦長形状のものが多いダイニングテーブルですが、癒しを感じる優しいカーブの形状やカフェのような空間に憧れ円形のダイニングテーブル(ラウンドテーブル)にご興味をお持ちの人も多いことでしょう。

そこで限られた空間の中でダイニングテーブルと椅子だけでなくソファも置きたい…、と考えると、間取り上ダイニングテーブルは壁やキッチンカウンターに寄せざるを得ない、という人も少なからずいるはずです。

今回はラウンドテーブルを壁付けにして使いたいと思いつつもネットで見るとラウンドテーブルは壁付けには不向きなのでは、と心配になった人にぜひお読みいただきたい内容です。

 

 

ラウンドテーブルの壁付けが一般的でない理由


 

 

ラウンドテーブルは長方形や正方形のテーブルと違い、直線の辺が無いため壁付けができない、とインターネットなどで目にしたことがあるかもしれません。

無理に壁やカウンターに付けてしまうと無駄な空間が発生してしまい扱いづらくなってしまう、という理由からそのように書かれていることもままあります。

たしかにラウンドテーブルは角型と比べるとデッドスペースができやすく、1人分のスペースが狭く感じることがあります。

また、椅子を出し引きするスペースを十分に確保することを考えると通常4人以上で使用する場合は特にレイアウトが限られ自由度が劣ります。

そのため事前によくレイアウトを考えておかなくてはなりません。

こういった理由から利便性においては、ラウンドテーブルの壁付けは一般的には確かに不利と言えます。

ではそのデメリットを踏まえた上で、あえてラウンドテーブルを壁に寄せて使うことにはどのようなメリットがあるのでしょうか。

 

ラウンドテーブルの壁付けはリビングを広く使うことができる


 

 

使用人数が4人以上の場合は四方~それ以上の方向に椅子を出し引きするスペースが必要となり、テーブルの天板面も大きくなるごとに、より大きな面積が必要となります。

ただし使用人数が3名以下の場合、壁付けやキッチンカウンターに付けての配置が可能になります。

1辺でも壁に付けることができれば省スペースとなり椅子を引くスペースも削減できるので、リビング側を広く確保することが可能になります。

 

ラウンドテーブルはコミュニケーションが取りやすい


 

 

このようなある意味「工夫」やレイアウトの制限を考慮したうえで、ラウンドテーブルを使用するメリットは多々あります。

例えばラウンドテーブルは四角いテーブルよりコミュニケーションが取りやすい、と聞いたことがある人もいることでしょう。

例えば結婚式場などの催事場ではラウンドテーブルが多く採用されています。

同じテーブルに座った人たちの顔を見渡しながら食事や会話を楽しむことができるためです。

結婚式のようなおめでたい席であればみんなの喜びほころぶ顔をお互いに眺めながら会話が弾み、嬉しさも倍増するというものです。

もう一つの理由として人は対面で座った場合、お互いの表情が見えやすい分、視線を直接的に浴びることで緊張状態に陥ってしまうことがあります。

横(理想は90度)に並ぶと目線がずっと合うことがないため、緊張状態が和らぎ自然と会話が生まれやすいと言われています。

ラウンドテーブルであれば設置する角度により正面に互いが座ることを避けることができます。

更に天板に対して中央に設置された脚であればよりフレキシブルに座る位置を選ぶことができます。

例えばテレビを見る時、など日常のちょっとした使用シーンによって座る位置を変えることもできますし、座る人数によっても位置を変えて座ることができます。

視線を浴びすぎることなく、適度に目線が通うのでよりコミュニケーションの弾む食卓となるでしょう。

 

ラウンドテーブルは自由でラフな気分を味わうことができる


 

 

 

ラウンドテーブルは角型と比べ一人当たりのスペースをきちんと区切ることが難しい形状です。

反面、例えば食器なども全て同じにせずバラバラのものをあえて使ってみる、など食器の並べ方などを工夫することで自由にラフな気持ちで食卓を囲むことができます。

「この食器は〇〇へ行った時に購入したね」「あの時はこんなことがあったね」などと会話が盛り上がるきっかけとなる可能性も大いにあることでしょう。

そんなラフさもコミュニケーションが取りやすい雰囲気作りに一役買っているのかもしれません。

 

ラウンドテーブルは空間に柔らかい印象を与える


 

 

住宅というものは、ほとんどのものがその使い勝手の良さから直線や四角で構成されています。

キッチン、部屋の間取り、建具など、日常何気なく見ている住まいの中の風景も実は直線のものが大半です。

家族が集い部屋の中心となるダイニングテーブルにラウンドテーブルを取り入れることで、角の多い空間が優しげな印象に変わります。

また、木の豊かな風合いを楽しむことのできる無垢材のダイニングテーブルであれば優しい木目の揺らぎと相まってさらに柔らかい印象の空間を作ることができます。

イスやまわりの家具も樹種を合わせたり、無垢材ならではの美しい木目の家具で統一すればどこかほっとした安らげる空間になります。

 

 

ラウンドテーブルは壁付けに不向きなのでは?と心配していた人も、もし普段のご使用人数が2~3人であればそのデメリットよりもコミュニケーションの量やどこかほっとした優しい雰囲気から得るもののほうが多いのではないでしょうか。

それでも自身の住む部屋にはラウンドテーブルが合うのか、壁付けは大丈夫か、と心配であれば私ども家具蔵スタッフが3Dシミュレーションを無料でお作りいたします。

実際の間取りから家具を入れた場合の空間の見え方や動線を確認いただくことができます。

ご興味をお持ちいただきましたら、ぜひ家具蔵各店へお問い合わせください。

 

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