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無垢材家具を使用した秋冬の空間コーディネート

2022.9.26

 

 

秋の到来


 

 

厳しい夏の暑さもようやくひと段落した感のある近頃。

一年の中でも過ごしやすい日も多い、秋の季節の到来です。

秋と言えば、食欲、スポーツ、読書、芸術など色々なことが連想されます。

紅葉なども見ごろとなる行楽シーズンでもあり、予定を立てている人も多いのではないでしょうか。

日照時間が短くなり、夜の時間が長くなりはじめる時期でもあります。

秋分の日(9月23日)~立冬(11月7日)くらいまでを「秋の夜長」といいますが、みなさんはどのように過ごしますか?

自宅で、心も身体も労わるような癒しの時間を過ごしたい、と思う人も多いことでしょう。

そんな時間はお部屋を秋冬らしいコーディネートで気分をさらに盛り上げてみませんか?

今回は無垢材家具を使った空間コーディネートをご紹介します。

 

無垢材家具の魅力


 

 

無垢材は一本の原木(丸太)から切り出された、加工されていない木材のことを指します。

いわゆる「木そのもの」なので木本来の色合いや質感を味わえるのが魅力です。

無垢材を使用して製作されたものは「無垢材○○」と呼ばれ、家具であれば、それが「無垢材家具」なのです。

耐久性に富み、強度も高く、傷がついてしまっても、無着色のものであれば削り直しての修復も可能です。

あるいはその傷はひとつの表情となり、家族の思い出の証や、それ自体に愛着を感じることもあるでしょう。

無垢材家具は(メンテナンスは必要ではありますが)本当に長い期間、使い続けることができるものであり、毎日の暮らしに寄り添い、空間に彩りを与えてくれる存在となります。

 

秋冬の空間コーディネートをつくるコツは


 

インテリアとファッションは近しい関係にあり、それは洋服などに使用する素材を住空間でも使用するような相似性があることに他なりません。

涼しげな夏仕様だったものを、ニット素材やファーなどの素材に変えるだけで一気に温かみのあるコーディネートになります。

小物なら身近な範囲で手軽に取り入れることができ、それだけで気分も浮き立ちます。

具体的にはソファカバーやラグなど、リビングで目立つものを変えることで季節の変化を感じやすくなります。

シャギーのラグやコーデュロイのソファカバーなども秋冬感が出しやすい素材です。

また、一気に暖かい雰囲気になるファーも欠かせないアイテムといえるでしょう。

ファーには「リアルファー」と「フェイクファー」がありますが、リアルファーは肌触りがよく、保湿性に優れています。

フェイクファーは「エコファー」とも呼ばれ、近年は動物愛護の観点からも注目されています。

フェイクファーの中にも高品質なものは多く、リアルファーなみの肌触りや機能性に優れたものもあります。

秋は夏と違い花や観葉植物が長い持ちしやすい季節です。

植物を取り入れるだけで、空気が浄化されゆったりと気持ちの良い時間が流れます。

グリーンを飾っていた場所をコットンフラワーに変えてみたり、ドライフラワーにするのもおすすめです。

これらは天然素材の無垢材家具との相性もよく、植物を変えるだけで季節感を取り入れられます。

 

無垢材家具による秋冬の寛ぎ重視コーディネート


 

 

無垢材家具の代表的な樹種であり、人気も高いウォールナット材は、その重厚感や落ち着きを持った色合いが特徴です。

「家具を全部ウォールナットにすると部屋が暗くなってしまう」

と思う人も多いように、空間の大半を濃茶や黒、灰色などの色合いのものが占めていると、閉塞感や暗さが気になってしまうこともあります。

ウォールナット材自体はその色合いだけで、秋冬の雰囲気を空間にもたらしやすい樹種ですので、そこに寒々しさを持ってこないようにするためには、ふわふわとした柔らかい素材のニットやウールなどの素材を取り入れるのもおすすめです。

また、ソファに起毛性の高いブランケットを添えるだけでも空間のアクセントとなり、寒いときは肩や膝にかけることもできるので実用的です。

ウォールナット材の家具は、室内で自然を感じることのできる観葉植物とも相性よく馴染みます。

自然の緑が加わるだけで、空間に彩りが生まれ、心身ともに心地良く過ごすことができます。

観葉植物を置く場所は、空いているスペースを埋めるようなイメージで配置します。

白い壁を背に、あるいは収納棚の上などに置くとウォールナットとの色合いと緑がバランス良く視界に入ってきます。

 

チェリー材も秋冬間感を出しやすい樹種


 

 

年月の経過により、飴色の濃い赤褐色に劇的に変化するチェリー材は、その赤みがあたたかみや温もりを感じさせてくれます。

同時にその色合いや木肌の滑らかさは、空間にあるだけで高級感を演出するので暖色系の照明とも相性が良く、心地よい空間作りにはもってこいの樹種といってもいいでしょう。

合わせる小物やインテリアで季節感を出すのであれば、赤やオレンジなどの暖色系がおすすめです。

チェリー材に近い色を選ぶことで、柄ものなども取り入れやすくなります。

エスニック系のペイズリーなども素敵です。

あるいはノルディック柄なども優しく暖かい雰囲気が生まれます。

 

自分のホッと落ち着くような秋冬素材や植物、色などを取り入れて、無垢材家具と一緒に秋冬コーディネートを楽しんでみてはいかがでしょうか?

自分の部屋にあったコーディネート方法など、お困りのことがございましたらお近くの家具蔵店舗までご相談下さい。

 

無垢材家具のある暮らしの事例はこちらから

 

 

 

 

 


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