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家具選びで「テーブルのみ買い替える」場合に気を付けることは?

2022.1.2

 

 

広がるダイニングテーブルの役割


 

 

ダイニングテーブルの役割は基本的に「食事をとる場所となる」ことです。

そのうえで、現代の日本においてはその役割には少し変化が見えています。

正確に言うと「役割が拡がっている」というべきでしょうか。

食事だけでなく、家族それぞれがそれぞれの作業をする場所であり、家族が一堂に集まる、あるいはそのうちの誰かがそこでお茶を飲んだり会話をしたりする。

在宅ワークの広まりで、会社の仕事を行うこともあるかもしれません。

そういった「ダイニングテーブルの役割」は確実に増え、その場で過ごす時間も多く、長くなってきています。

 

 

テーブルを購入する理由


 

 

そこで「テーブルを新しく買い替える」というご相談は私ども家具蔵でも一頃に比べ、確実に増えてきた印象です。

買い替えの理由は多岐に渡ります。

引越し、新築、リフォームといった「住み替え」にともなって「新たな家の顔を」と新調を検討する人。

今までのものが手狭になってきたのでサイズアップのために。

あるいはライフスタイルの変化で小さくすることもあるでしょう。

今までとは気分を変えるためにデザインを、例えば長方形から円形に変える人もいます。

 

テーブル選びはサイズ選びが重要!失敗しないためには


 

 

テーブルには当然「サイズ」があります。

それを決めるうえで、重要な要素となってくるのが「使う人数」や「過ごし方」です。

それに加えて、その空間に適したサイズであることも重要です。

デザインや素材などもインテリアとして考えた場合には重要ですが、家具を「暮らしを快適にする道具」と定義した際にはこの2点が何よりも大事になってきます。

使う人数は家族、つまり普段使用する人の数が基本で、来客の人数やその頻度も計算に入れておく方が良いでしょう。

サイズについては想定される使用人数を考慮した最低限のものを置くことは絶対ですが、それよりも少し大きめのものを選んでおくことをお勧めします(その理由はあとで述解します)。

そして、その希望のサイズのテーブルを置いた際に周囲の回遊に無理が無いか、椅子の出し引きはスムーズに行うことができるか、他の家具との距離感は、といったことも見ておくべきです。

そこで、テーブルを探しに家具販売店に向かう際には「住まいの間取り図面を持っていく」ことを忘れないようにしましょう。

そこで空間に適したサイズを導き出してもらえば安心です。

テーブルの購入の際にありがちな失敗は「だいたいこれくらいだろう」と検討をつけて購入し、いざ住まいに置いてみたら大きすぎた(あるいは小さすぎた)というもの。

そのあとも使いづらさや不便を感じて暮らす日々となってしまうこともありえます。

失敗したからといって買い替えるのもたいへんです。

であれば、まずは失敗が無いようにプロの意見を交えてサイズ設定を決定するのが得策といえます。

 

椅子との高さを考えるのは使いやすさを考えるうえでの重要事項


 

 

テーブルを使用する上で、忘れてはならないのが椅子です。

椅子に座って食事や作業をするわけですから、綿密な関係性があるといえます。

それこそ椅子が座り心地良く、長い時間を座って疲れないようなものであれば、新しく買ったテーブルを楽しむ時間も増えることから、同時に新調する場合には椅子から決めていくべきと主張する人も多くいるほどです。

しかし今回はテーブル「のみ」買い替える場合の話です。

その場合には既存の椅子のサイズ、特に座面高をしっかりと把握しておきましょう。

この座面高とテーブル天板までの高さが「28~30cm」になるようなテーブルを選ばないとせっかく購入したテーブルも非常に使いづらいものとなってしまいます。

場合によっては椅子はまだ使用できるのに、そのために椅子も買い替えなくてはならなくなるかもしれません。

また、肘掛け付きの椅子(アーム)がある場合には床からテーブルの天板下までの高さも把握しておく必要があります。

テーブルの下に長い肘掛けが入らない場合、スペースをとり、作業もしづらくなるので、それは避けなければいけません。

手持ちの椅子が、まだ販売されているものならメーカーのホームページなどで確認ができます。

それを伝えれば、そのテーブルが手持ちの椅子と合うかどうかを家具販売店のスタッフが教えてくれるはずです。

 

間取りが許す限りで大きめのテーブルを選ぶこととそのメリット


 

 

「テーブルは居場所を作り、椅子は居心地をつくる」という言葉があります。

その居場所は少しでも広い方がゆとりをもって過ごせるというものです。

レストランで広いテーブルに通されてゆったりと過ごせるあの感覚を住まいでも味わうことは、作業の効率化やお互いの適度な距離感を保てることによるコミュニケーションの増加や満足度の向上をもたらしてくれます。

ですので、空間に対して無理のないサイズを選ぶことは必須ですが、テーブルは少しでも大きいサイズのものを選ぶことをお勧めします。

想定のものより10cm、15cm大きいだけでゆとりがまるで違います。

最初は大きいと思っていても、いずれ慣れてくるものです。

シミュレーションをしっかりしたうえでのサイズなら極端に使いづらいことも少ないはずです。

 

丈夫さを求めるなら無垢材テーブル


 

 

最後に、テーブルには「丈夫さ」も重要です。

これは皆で、毎日、長い期間を使うものには必須条件とも言えます。

この丈夫さという条件を満たすテーブルが無垢材でつくられたものです。

特に広葉樹でつくられたものなら「強度があり傷がつきにくく、揺れにも強い」のでテーブルのような家具にはぴったりなのです。

 

「我が家が一番」と思えることは毎日の暮らし、ひいては人生においてとても重要なこと。

家具蔵では、厳選した広葉樹からとる無垢材でつくるテーブルを、実際の間取りをもとに上面図からの数値を含めた距離感の確認と、それを元にした3DCGによるシミュレーションで、他の家具との距離感や実際の見え方まで確認して、ご案内しています。

ダイニングテーブルはそのまま空間の顔ともなる大きな面積を持つ家具です。

そんな家具を心地よく快適に使用することは毎日のクオリティを上げることに直結します。

家具蔵では家具選びのプロが、自身の経験や様々な事例も引き合いに出しながら、お客様一人一人に合ったテーブル選びをサポートしています。

 

家具蔵の無垢材テーブルのある暮らしの事例はこちらから

 

 

 

 

 


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