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はじめての一枚板選び「テーブルに必要な要素」を知る

2021.4.17

 

 

あこがれの「一枚板」を我が家に迎え入れたい…。

そんな思いを遂に叶えるべく、いざはじめての一枚板を探しに行く、となった時。

何を基準にして選べば良いのか、という点を気にすることもあるはずです。

もちろん、自分の感性のまま、これが一番というものを選ぶのが良いのですが高額な買い物であり、購入頻度もそう多くないものはやはり失敗はしたくありません。

そこにはやはり何らかの基準と「知っておくこと」が大事です。

 

 

テーブルとして使うことが大前提であるということ


 

 

無垢材一枚板は様々な用途で使うことが可能です。

しかし、今回探すのは「ダイニングテーブル」に使うもの。

まな板として使うモノでもなければ、観賞するものでもありません。

一枚板に限らず、ダイニングテーブルには「押さえておくべきポイント」が存在します。

今回はそのポイントをひとつずつ見ていきましょう。

 

ダイニングテーブルの役割


 

家具は生活の道具として役に立つものでなければいけません。

同時に暮らしに密着したものであるがゆえに、それがあることでストレスを感じてもいけません。

さらにはそれを使うことで満足感や幸福感を得ることができれば尚良いでしょう。

ダイニングテーブルは食事をとるためのものであり、最近では家族それぞれが各々の作業を行う仕事場でもあります。

とすれば、そこにはダイニングテーブルがあるだけで「暮らしの役に立つ」という最低限の役目は果たします。

 

そのサイズは適切か?


 

 

そんな役に立つテーブルは、それがあることでストレスを引き起こすこともあります。

それが「サイズ」です。

空間に対してのバランス、着座人数との相性、合わせる椅子との高さ…。

例えば、テーブルを置いた際の周囲のスペース。

椅子の出し引きは窮屈ではないか、周囲の回遊はスムーズか、他の家具との距離感は。

4人が常時使うのには小さすぎて窮屈な思いはしないか。

椅子に座った時に天板が高すぎて(低すぎて)作業がしづらくないか。

テーブルのサイズについては空間との相性(周囲のスペースの大小)と、椅子の出し引きに十分なスペースがあるかを確認したうえで、最大限大きいものを選びましょう。

大きなサイズのテーブルはゆとりを生み、そこで過ごす時間が快適になり、幸福感を生み出してくれます。

最初は大きい、と思ってもいずれ「このサイズで良かった」ということが必ずあるはずです。

しっかりとしたシミュレーションを行ったうえであれば、大きすぎて邪魔になってしまう、ということもありません。

合わせる椅子とのバランスも重要です。

幅はもちろん(テーブルのサイズに入れたい椅子の大きさと数が合わないこともありえます)、座面高とテーブル天板の高さが合わないと食事や作業がし難かったり、疲れやすくなってしまいます。

こうした問題をクリアして、はじめて「暮らしの役に立つ」ものとなります。

そのうえで満足感や幸福感を得ることができるのが「自分で選んだ愛着あるもの」であり、それに一枚板はぴったりと符合します。

 

形状や節、割れはあっても良いのか


 

 

数あるなかから自分の好みと事情から選ぶ一枚板。

同じものは2枚とないものを選ぶという行為と、それを日常で使うことは大きな喜びとなります。

さらにそこにプラスアルファを生むのが「どういったものか」という部分です。

自然で生きてきたものですから、適当な長方形であるとは限りません。

二股に分かれていたり、波線状にまがりくねっていたり。

節や割れがあって、それを埋めているのかいないのか。

基本的には形状がまっすぐに近く、割れも節も無いものがテーブルとして使用するうえでは良いでしょう。

しかし、その価値観も人それぞれ。

自分自身が気に入った表情のものであれば、きっと愛着も湧き、長く付き合うことができるものになるはずです。

ただ、テーブルはあくまで道具です。

モノとして使いやすいように節や割れなどが無いもの、またはあってもそれをしっかり埋めているものを選ぶことをおすすめします。

 

どのような工程を経ているのか


 

 

一枚板天板はただ木を切った板、というものではありません。

そのほとんどが水分と言われる樹木は製材した後に、乾燥を行ってその水分を抜かないといけません。

この乾燥の工程と時間が一枚板に限らず、木材すべてにとって非常に重要です。

どのくらいの時間を掛けているのか、どのような基準まで水分を落としているのか、といったところまで確認をしたうえで購入することで、長い期間使用することができるものを選ぶことができます。

 

お手入れとアフターメンテナンス


 

 

毎日使うものですから、やはり日々のお手入れも気になります。

例えば食後の清掃などは容易か、そもそも水分を零してしまってもシミになったりしないか。

キズなどは直せるのか。

自分で難しい場合はメンテナンスに応じてくれるのか。

そういった点も確認しながら、選定を進めていきます。

容易に手入れができる塗装を施してくれ、アフターフォローもしっかり確立されている。

そんな場所での購入をお勧めします。

 

私たち家具蔵でも、世界中から常時30以上の樹種を揃え、一枚板天板をご案内しています。

原木で買い付け、製材にも立会い、自社管理の下でしっかり乾燥を行った一枚板はサイズも豊富にあなたとの出逢いを待っています。

工場直営ですから、アフターフォローも完璧。

サイズや樹種選びなども様々なシミュレーション方法を駆使してお手伝いしています。

 

家具蔵の無垢材一枚板天板の詳細はこちらから

 

 

 


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