一枚板を探すなら東京か?それ以外の場所か?
2021.4.3
目次
その唯一無二の表情と存在感に魅了され、「これぞ」という一枚板を探している、そんな人も多いのではないでしょうか。
個性的な表情や形状、珍重な杢目。
生長の過程で偶然生まれたその表情は、その木の生きてきた生き様が浮き彫りとなったものでもあります。
100年以上の風雪の中で時間を重ねてきたそれぞれのバックストーリー。
それらがデザインとなり、いわば「運命の出会い」を待っています。
そんな一枚板天板、どこで探すのが良いのか?
家具店か?材木店か?
都内か?それ以外か?
今回はそんなお話です。
一枚板天板は家具店で探す
一枚板天板を手に入れる方法はおおよそ「家具店で」か「材木店から直接」という2つの選択肢があります。
この場合、テーブルなどの家具として使用するならお薦めは家具店での購入です。
理由は簡単、家具などのテーブルを購入するなら家具店のほうが間違いないためです。
例えばテーブルにするには脚が必要で、その脚のバリエーションや取付方法も(家具店にもよりますが)多彩です。
また、合わせるチェアの高さ、空間との兼ね合い、その他インテリアとしての要素をカバーしてくれるので安心した買い物ができる、というわけです。
ただし、家具店であればどこでも良いわけではありません。
その天板の仕入れから加工までがどうなっているかを確認しましょう。
例えば私たち家具蔵では、目利きの者がしっかり見定めた原木を使い、木を知り尽くした熟練の職人が製材立ち合いをしたうえで、じっくりと時間をかけて乾燥して一枚の天板を作ります。
こうした「どのようにこの天板はできているか」をしっかり説明できる、そんな家具店を選ぶのがお勧めです。
一枚板天板は東京で探す
家具店に限らず、東京にはたくさんのものがあります。
その選択肢の豊富さはおそらく世界でも有数でしょう。
一枚板天板も同じく東京で探すことで様々なメリットがあります。
東京で探すことで選択肢が多くなる
「東京一極集中(とうきょういっきょくしゅうちゅう)」という言葉があるほど、日本においては政治、経済、文化、人口など、社会における資本、資源、活動が東京都区部、あるいは首都圏に集中しています。
そのため全国各地の企業が東京に本社を構え、店舗を構えます。
ある意味皆が「東京を目指す」ので自然と良いものが集まり、目にする機会も増えるのです。
選択肢が多いことはその分良いものに出会う確率も高くなります。
東京には様々な街がありますが、中でも家具店が豊富にあるのは青山、吉祥寺、銀座、自由が丘(を含む目黒)。
首都圏まで目を拡げれば横浜元町も多くの家具店が集まっています。
そうした地域に出かけてみる、というのは良い一枚板天板に出会う第一歩です。
同時に、多くのものがありすぎて迷いが生じることもあるでしょう。
そうならないためには自分の中である程度の「指針」を持つことが大事。
それがサイズなのか、色合いなのか、希少性なのかは人それぞれです。
また、それをサポートしてくれるようなスタッフがいる店舗で天板を選ぶことで、迷いと後悔の無い買い物ができるようになります。
気楽にアフターメンテナンスの相談をすることができる
一枚板テーブルは家に届いたら終わりというわけではなく、使用していくなかでのメンテナンスが必要となることもあります。
テーブルは日常的に使用する家具のため、日々の生活での傷もつきます。(修正)
日々のお手入れについて疑問に思うこともあるでしょう。
そんな時に、仕事帰りやお買い物ついでに何気なく相談に行く、若しくは自宅に来てもらえる。
首都圏在住であれば、こうした点も安心です。
家具蔵では遠方にお住いの方にはオンラインでのリモート対応も行っています。
大事なことは信頼できる店舗とスタッフと出会うこと
やはり「いいもの」を手に入れるための最良の方法は「信頼できる店とスタッフを見つける」ことに尽きるのかもしれません。
良いもの、には様々な定義がありますが「長く安心してずっと使用できる」というものもあります。
安心の買い物には取り扱っているものに深い知識があり、親身になって損得抜きに本当にいいものを紹介してくれたり、アフターメンテナンスが整っていたりと、長いお付き合いが出来る店舗、スタッフを見つけることが重要です。
一枚板天板についても同様です。
その木の特性や自宅に置いた際のイメージを細かく明確に伝えてくれる。
それを選ぶことでネガティブなことがあればきちんと伝えてくれる。
自宅に届くまで、届いてからもしっかりケアしてくれる。
そんな店舗とスタッフに出会うことができれば、きっと間違いのない一枚板天板選びができます。
家具蔵でも様々な樹種の一枚板を常時、各店でご用意して皆様と一枚板との出会いのお手伝いをさせて頂いております。
様々な事情で実際に店舗に来ることが難しい方でも大丈夫。
ZoomやLINEのビデオ通話を使用して、まるでその場にいるかのようにご案内します。
皆様がお気に入りの一枚と出会い、豊かな毎日を送るお手伝いをさせていただきます
関連する記事
最近の投稿
- 対面式キッチンが主流になった時期と理由は 2024年12月11日
- 「カバとサクラ」~なぜカバがサクラと呼ばれるのか~ 2024年12月9日
- 【吉祥寺店臨時休業のお知らせ】 2024年12月7日
- 環孔材・散孔材の違いとは 2024年12月6日
- ラウンドテーブルのサイズ選びの正解は? 2024年12月4日
- 作業しやすい無垢材デスクのサイズとは? 2024年12月2日
- 現代のキッチン事情はどう変わった? 2024年11月30日
- ソファ選びはクッションの内部材を知ることから始める 2024年11月28日
- 後悔しないオーダー家具の選び方 2024年11月26日
- ダイニングテーブルを選ぶ際の「5つ」のポイント 2024年11月24日
カテゴリー
- 家具の選び方・置き方 (1,573)
- インテリア&住宅情報 (639)
- 人と木と文化 (397)
- ニュース&インフォメーション (441)
- オーダーキッチン関連 (406)
- 一枚板関連 (635)
- オーダー収納関連 (616)