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「人間工学」とチェアの関係は

2020.7.9

いわゆる「在宅勤務」「テレワーク」という言葉も、一般的になってきました。

オフィスだけでなく、自宅でも長時間デスクワークをする機会が増えてきています。

しかしどこで作業をするにしても、長時間のデスクワークにより疲労感が増すと、作業効率が落ちてしまいます。

そんな悩み、使用するチェアのかたち次第で長時間の作業でも疲労感を軽減できるということをご存知でしょうか。

今回は使い勝手よく体に負担の少ない椅子に関して、人間工学の観点からご紹介していきます。

 

 

人間工学とは


そもそも人間工学とは、人が可能な限り自然な動きで快適にモノを使用できるように設計し、実勢のデザインに活かしていく学問です。

同時に人が効率的に動けるよう、周りの人的・物的環境を整えて、事故・ミスを少なくするための研究とも言われています。

普段あまり意識することはありませんが、実はすでに私たちの生活に様々な場面で定着しています。

例えば、パソコンを使用する際のマウスも人間工学に基づいてデザインされており、疲労感の軽減や腱鞘炎(けんしょうえん)の予防などに効果があるとされています。

このように体に容易に馴染み、使い易さやミスを少なくするように考えられてモノをつくりだしていく研究になります。

いわゆるユニバーサルデザインと呼ばれるものはすべからくそうしたものが応用されており、現代では手で触れるもの、身体が触れるもののほとんどはこうした理論のもとに生まれているのです。

 

人間工学とチェア ~椅子の最適な高さ~


人間工学を椅子(チェア)という分野で考えてみた場合、まず座面の高さを正しく調整することが必要です。

人によって最適な高さが違いますので、自分の体に合った高さに調整していきます。

最初にチェアに対して正面に立ち、座面がひざに対して垂直になるように高さを合わせます。

靴を履いている時は、靴床やヒールの高さも考慮に入れる必要があります。

ご自宅の場合は、素足やスリッパの状態で考えてみます。

 

そしてチェアの高さをひざと同じくらいの高さに調整できたら、その次は足の裏が床にピッタリとつく高さが理想です。

かかとが床から離れてしまう高さでは、足の血行が悪くなり、むくみの原因となります。

ゆったりとくつろいで座る場合には、ピッタリ足が床につくだけではなく、少し足を自由に動かせる程度の低めの高さにしてみましょう。

姿勢を崩したり、リラックスした姿勢の際にピッタリ床につく時より、足周りにゆとりがでた低めの設定にすると楽な姿勢がとりやすくなります。

よくご自宅の椅子の座り心地がよくないとのお話を伺いますが、よくよく聞いてみると海外製の家具やアンティーク家具をご使用になられ、高さを調整しないまま使用してしまっていることがままあります。

まずは適正な座面の高さを合わせることが大切です。

 

人間工学とチェア ~椅子のアームの握りやすさ~


次は握りやすいことを題材に人間工学とチェアの関係を考えてみましょう。

そもそも私たちの身の回りには実に様々な「握って使用する物や道具」が普及しています。

これらの物は「握りやすい」こと自体、その製品の大きな特性ともなります。

例えば、どこの街中でも手に入れられるスポーツ飲料のペットボトルの持ち手部分の直径はおおよそ55mm前後と決まっています。

人間工学の世界では男女ともに55mmが握り幅として最も高い握力が得られており、この太さだと適度に力が入れやすく、持ちやすい、また落としにくいという飲み物を入れる容器としては十分な機能が、その太さ(握りやすさ)によりもたらされます。

この「握る」という動作をチェアに生かすのであればアームチェアを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

アームチェアは肘を乗せてゆったりと寛げるという利点があります。

同時にアームチェアの先端を握りながら寛ぐ、という人も多いでしょう。

このアームを握ると言う動作には他にも利点があります。

●立ち座りのし易さ

椅子に座る際に腰を下ろすとき、同様に椅子から立ち上がる時に、アームの箇所を支えにされるお話はよく伺います。

特にご年配の方になると立ち座りのし易さから、アームチェアを選びたいという声は家具蔵でも多く伺うものです。

アームが握りやすい形状で安定感があるか、日々体重がかかっても強度面の心配がないか、こういった観点で椅子を検討してみてもいいかもしれません。

●安心感

人は丸みのあるものを握ると安心感が得られると言われています。

アームを掴むタイプの椅子の場合、アームの上からでも横からでも掴むことで安心したり、ゆったりリラックスすることができます。

その際、家具蔵のチェアではアームの握りやすさも考慮されています。

アームの先端箇所はさすり仕上げと呼ばれる職人による丁寧な仕上げが施され、面と面を滑らかにし、有機的なアートラインを作りだしています。

そのため握った際に無垢の温かみを感じると共に柔らかな触り心地を体感していただけます。

 

人間工学と言うと難しいようもののように考えてしまいがちですが、じつは私たちの日常には深く根付き、寄り添ってくれているものです。

チェア一つとっても姿勢に影響し、日々体重を預けるアームにも体に即しているか違いはあります。

チェアをご検討の際には、このような人間工学の観点から考えてみるのも面白いですね。

家具蔵各店では、30を超える無垢材チェアのラインナップから、自身の体に合う商品をご検討いただけます。

同時にプロのスタッフによる適切なチェアの選び方も丁寧にご案内します。

疲れにくい、長く愛用できるパートナーとなるチェアを。

お気軽にお声がけください。

 

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