KAGURA OFFICIAL BLOG

仏壇をオーダーでつくるメリットとは

2020.5.17

 

仏壇の本来の意味は文字通り「仏像や仏具を飾り仏様を祀る台のこと」。

家庭用の仏壇は寺院の仏壇(内陣)を小型にして、厨子と一体化して箱型にしたものです。

故人を偲び、位牌などを安置する役割のある仏壇ですが、近年生活スタイルの多様化により仏壇も様々に変化をしてきました。

今回は仏壇の持つ背景と合わせ、現代の仏壇の選び方をご案内していきます。

 

仏壇の歴史


仏壇が祀られる様になったのは西暦686年3月27日、天武天皇より「諸国の家ごとに仏者を作り礼拝、供養せよ」との詔(みことのり)を出した事が起源とされています(日本書記より)。

以降3月27日は仏壇の日となりました。(現在は毎月27日に拡大)

仏壇が庶民にも浸透するようになったのは江戸時代になってから。

江戸時代初期に徳川幕府により実施された寺請制度(全ての人がどこかの寺院に属するよう定めた制度)により、忌日法要・年忌法要・お盆行事などの先祖供養・春秋の彼岸行事などが定着していき庶民の間でも仏壇が普及したと言われております。

 

仏壇の種類


仏壇は大きく分けて伝統的な形式で造られた伝統型仏壇と、現代的な空間に合う様に造られた家具調仏壇に分かれます。伝統型仏壇も宗派により金・唐木と概ねスタンダードが別れます。

 

伝統型仏壇


●金仏壇

材質には檜や杉、松等を用い漆塗りに金箔を施した仏壇(塗仏壇とも呼ばれます)。

蒔絵や彫刻なども含め、日本の伝統技法を多く用いられる事より、工芸品としての付加価値も高いです。

主に浄土真宗で推奨されている仏壇と言われますが、他の宗派でも金仏壇を用いることがあります。

江戸時代から全国各地に金仏壇の産地が生まれるようになりました。

●唐木仏壇

紫檀や黒檀、鉄刀木等を用い木目を活かした仏壇です。

元来紫檀や黒檀などは熱帯地方に分布する樹木ですが、中国が「唐」と呼ばれていた頃に日本に輸入されてきた事から「唐木」と呼ばれるようになりました。

銘木を用いる事が特徴でありますが総無垢で作られる事はあまりありません(練りものがほとんど)。

材質はその他に欅や槐、桑などが用いられます。

伝統的仏壇の中でも唐木仏壇の歴史は浅く、主に明治時代から作られるようになりました。

 

家具調仏壇


一昔に比べ住宅事情も様々に変わってきました。

住まいの間取りの中で、床の間や和室、また仏間を設ける事も少なくなり、仏壇の置き方も変化してきています。

家族皆が集まるリビングスペースに仏壇を置くケースも増え、そのニーズの高まりから家具調の仏壇が好まれるようになってきました。

従来の仏壇に比べ、シンプルでモダンな風合いも持たせたデザインが主流となっています。

 

現代のライフスタイルに合う仏壇選びのポイントとは


この様に現代の住まい作りにおいて、従来の伝統的仏壇から家具調仏壇へとニーズが移り変わってきています。

いつでも拝めるように、とリビングスペースに仏壇を設置する機会が増え、フローリングの洋間空間にも合うスタイルが人気となり各社からモダンな仏壇も様々販売されてきました。

特に人気の高い仏壇は、カウンターやローボードの上に置けるコンパクトなもの。

手を合わせる際に椅子に座りながら仏壇に向き合うことが可能で、台座となるカウンターには故人の思い出の品をディスプレイするなど、いつも寄り添うことが出来る仏壇となるでしょう。

また伝統的な雰囲気を壊すことの無い仏壇として木製の仏壇も数多く存在しますが、その多くは木目をプリントしたシートを貼っている仏壇も珍しくありません。

ご先祖様を祀り、毎日手を合わせるものとして見た場合に、数十年でボロボロになってしまう作りのものではなく、無垢材、無着色で作る仏壇がお薦めです。

使い続けるごとに風合いも増し、温かみも出てくる無垢材の仏壇は、毎日手を合わせる気持ちも温かなものとなるでしょう。

 

仏壇をオーダーでつくる


大切なご先祖様や故人を祀る仏壇ですので、ご位牌やご本尊など仏具の大きさをしっかりと把握し、しっかりと置ける仏壇を選んでいきましょう。

場合によっては既製品の仏壇では対応できない場合があります。

その場合は、オーダーサイズで作ることも一つの手です。

仏壇の大きさに合わせた仏具を選ぶ選択肢もありますが、故人の事を想い選んだ仏具に合わせてオリジナルの仏壇を作ることは、イメージされていらっしゃらない方も多いのではないでしょうか。

空間に置かれるその他の家具達とコーディネートしたスタイルの仏壇にする事で、更に空間の統一感が生まれるというメリットもあり、昨今ではオーダー仏壇の人気も高まってきています。

 

仏壇は日頃からご先祖様や故人への感謝の場としての意味があります。

ライフスタイルに合わせた仏壇を選ぶ中でも無垢材・無着色で作る家具調仏壇は、世界に一つの木目を持つ象徴的な仏壇となるでしょう。

 

家具蔵の無垢材仏壇のご案内はこちらから

 

 

 


最近の投稿

カテゴリー

月別アーカイブ

  • [—]2020 (173)
  • [+]2019 (432)
  • [+]2018 (111)
  • [+]2017 (65)
  • [+]2016 (69)
  • [+]2015 (44)
  • [+]2014 (36)
  • [+]2013 (62)
  • [+]2012 (130)
copyright AIDA Co,.Ltd. All Rights Reserved.