アームレスソファのメリットとは
2020.5.1
住まいにソファを置かれている、という方はたいへん多いかと思います。
畳の上やカーペットの上でもくつろぐことは出来ますが、「ふわっ」と包まれる心地良さはソファならでは、ではないでしょうか。
私たちの暮らしの中にくつろぎという場所と時間を与えてくれるソファ。
どのような種類があるのでしょう。
今回はどのような種類のソファがあるのか、また、それぞれの特徴をみてみます。
ソファの役割とは?
●くつろぎの場になる
ソファを置いた空間はリラックスの場になり、より暮らしが快適になります。
コーヒーを飲みながら、テレビを見るときなどゆったりと気持ちをリフレッシュさせてくれます。
●昼寝・休憩のスペースになる
ベッド代わりの小休憩スペースとして、からだを休めることができます。
疲れて帰ってきた時や、少し体調が優れないときなどに「軽く横になりたい」という場合にも活躍します。
●インテリアのテイストを決める
空間を占める面積が大きいため、インテリアのテイスト決めに役立ちます。
カバーを取り換えることができるものは、季節によってコーディネートに変化を出し気分転換するのもいいでしょう。
ソファの「種類」
「ソファ」と一言で言っても多くの種類が存在します。
ソファを設置する空間とのマッチングや使う方のくつろぎ方、またはデザイン的なお好みによってもソファの種類は変わってきます。
では、ソファにはどのような種類があるのでしょうか。
●カウチソファ
ソファには、自分の足を伸ばして置いておける長尺のクッション部分がついているものがあります。
これがソファの左右のどちらかについているのがカウチソファと呼ばれるものです。
背もたれに対して座面部分が長く、そこで横になることもできるのが特徴です。
ソファに座ったまま足を伸ばしたり、寝転ぶことができるので少し場所は取ってしまいますが、よりゆったりリラックスできることが一番のメリットといえます。
カウチソファは、その座り姿勢から「シューズロングソファ」と呼ばれることもあります。
●コーナーソファ
カウチソファと若干似ていますが、こちらはシューズロング部分に背もたれがあるデザインとなっています。
カウチソファは家族が「ゴロゴロ」とくつろぐことが主な目的ですが、コーナーソファは全てに背もたれがあるので、来客の時などに顔を向かい合わせて談笑するといったような用途に向いています。
また、コーナーソファは会社の応接室のような空間にもマッチします。
コーナーソファはその形状から別名「L字ソファ」とも呼ばれることもあります。
●フロアソファ
フロアソファとは、脚がなくシートの高さが低く設定され、床に直接置く座椅子と同じようなタイプのソファです。
リクライニング機能が付いているものが多く、リクライニングを倒せばベッドのようにもできるため、リラックスした姿勢をとるのには丁度いいソファといえます。
床に直接置くことで座面が低く、立ち上がったり座ったりがやや面倒という点は注意が必要です。
また、年配の方や足・腰が悪い方の場合は立ち座りが辛くなることも。
●リクライニングソファ
背もたれが後ろにリクライニングするもの。
脚置きが収納してあり、引き出すことができるものや中心にテーブルがあるもの、リクライニングや脚乗せ台が電動で可動するものなどもあり、他のソファよりもさらにリラックス度が高くなります。
ただし、多くの機能が付いてくるということは故障の危険も高くなります。
また、大人数で座ることが難しいので来客用には向かないことを覚えておきましょう。
●ソファベッド
ソファの背もたれがフラットになるまで倒れることでベッドにもなるのがソファベッドです。
普段はソファとして使い、誰かがそこで寝泊まりする、というときはベッドに形を変えて活躍します。
いざというときに便利なソファですが、1台2役を兼ねているのでソファとしての座り心地、ベッドとしての寝心地はそれぞれ専用のものに比べると劣ってしまうことがほとんどです。
アームソファとアームレスソファ
このようにソファには様々なスタイルがあります。
その中でも大まかに分けると肘掛けがあるものをアームソファと呼び、肘掛の無いものをアームレスソファと呼びます。
ソファには「アーム」と呼ばれる肘掛けがついていることが多くみられます。
ソファはくつろぎを目的としたものです。
「アーム」があることでより体圧の分散が促され、体を休めることができます。
そう考えるとアームソファの方が、長く心地良く寛げるのでメリットがあり、アームレスソファはメリットが無いように思ってしまうかもしれません。
しかし、実は今このアームレスソファを選ばれている方が増えているのです。
アームレスソファの魅力とは?
アームレスソファにはどのような魅力があるのでしょうか。
アームソファにはない魅力を紹介します。
●スッキリしたデザイン
アームソファに比べると肘掛けが無いぶん、スッキリとしたデザインになります。
窓辺に設置することが多いソファという家具。
アームがないことで、窓からの風景を邪魔することなく、空間を広々と見せてくれます。
●サイズをコンパクトにできる
同じ3人掛けでも肘掛けが無い分コンパクトになり、空間の圧迫感を低減してくれます。
例えば、アームソファの3人掛けのソファが幅200センチだとした場合、同じクッションの大きさでもアームレスソファなら170センチくらいになります。
30センチも空間を広く使うことができるのです。
●ぶつかる心配がない
アームソファは横から座り込むときや、ごろりと寝ころぼうとするときに、アームに身体をぶつけてしまう心配もあります。
アームレスソファなら横からも座り込みやすく、寝るときに頭をぶつける心配もありません。
●搬入が容易
ソファは家具の中でも家の中への搬入が難しいもののひとつ。
せっかく気に入ったソファがあっても部屋に入らなければ使うことはできません。
購入時は搬入経路をしっかりと確認しなくてはならず、意外とその作業は手間がかかるもの。
しかし、アームレスソファならサイズ自体がコンパクト。
家具蔵の「無垢材アームレスソファモデルノ」も背板と台座が分解できるので、いざという時には座卓程度のサイズ感となります。
こうなれば搬入が難しいことはほとんどありません。
また、引越しの際にも新しいお部屋に搬入出来ない…、ということはほぼ無いはず。
引越しが多い方にも安心して購入いただけます。
ソファには様々な種類がありますが、大きな場所を取る家具になることは共通した事実。
普段の過ごし方や部屋の広さ・形状、デザインなども考えて選ぶことが重要です。
家具蔵各店にもアームソファ、アームレスソファを含め様々なスタイルのソファが展示されています。
実際に座り比べていただきながら、プロのスタッフが最適なソファをご提案させて頂きます。
サイズや配置、デザインや色がご心配でしたら3Dシュミレーターで立体的に確認することも可能です。
搬入経路の確認もお任せください。
家具蔵の「無垢材アームレスソファモデルノ」の詳細はこちらから
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