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雨の恵み

2013.6.8

今年は例年より早く梅雨入りが宣言されたのですが、6月に入っても夏のような天気が

続いています。

 

さて、東アジア特有の雨期である“梅雨”はなぜ“梅の雨”とよばれるのでしょうか?

“梅雨”は元々、中国から伝わった言葉で中国では“梅雨(メイユー)”と呼ばれています。

語源としては、「梅の実が熟す頃に降る雨」という説や、「黴(カビ)が生えやすい季節の雨

=黴雨(バイウ)が、梅雨(バイウ)になったという説など諸説あるようですが、“梅”自体、

東アジアを中心に生息している植物であり、いずれにしても地域や季節を見事に表現し

ているんですね。

ちなみに、日本の梅の産地でも「梅雨は梅の実を太らせる雨」と言われています。

 

雨の葉っぱ.JPG

 

紫陽花.jpg

 

梅雨時期は、雨、また雨…、湿気でジメジメ…と人には嫌われがちな時期ですが、

植物たちにとってはまさに“恵みの雨”であり“成長”の時期。

夏に向けて、グングンと成長するその早さにはいつも驚かされます。

 

tamo.jpg

 

家具蔵で取り扱う様々な樹々たち。

この雨の中、どこかで元気に育つ姿を想像すると、この雨も大自然の恵み

なのかと、また違った“梅雨の姿”を感じる事が出来ました。

 

 

 

 

 


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