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家具が無いと暮らしはどうなる?

2024.1.4

 

 

家具が無い状況では現代の暮らしは成り立たない


 

 

家具が全く無い生活、を想像したことがあるでしょうか?

住まいに一つも家具が無いという毎日を送っている人は決して多くはないはずです。

いわゆるミニマリストと呼ばれる人たちは、自身の暮らしに最低限必要なものだけを揃えて「ものが少ない」生活を送っています。

ただ、そのような人たちでもテーブルや椅子、ベッドなど何かしらの家具は揃えているはずです。

現代において「家具が家の中に全く無い」暮らしというのは少々考えづらいものがあります。

端的に言えば家具が全く無いという状況では現代の暮らしは成り立たないと言ってよいでしょう。

 

昔の日本は家具が無かった?


 

 

ここ日本では中世まで「家具が無い暮らし」が当たり前であったと言われます。

これは正しくもあり、間違いでもあります。

現代のようにダイニングテーブルやダイニングチェア、ソファやベッドが無かったという意味では正解です。

これらは明治以降に海外から入ってきた文化であり、広く一般的になるのは戦後を待たないといけません。

箪笥など現代の基準における「家具」が登場したのは、戦国時代~江戸時代初期のことです。

しかし、それまでも食事の際に使用する銘々膳や箪笥の原型ともいえる長持や櫃(ひつ)は存在していました。

床座の際に肘を置く「脇息」や室内を仕切り、寒さや人の視線を遮る「屏障具」である屏風なども家具の類とみなせば、全く家具が無かったわけではありません。

海外から入ってきたような現代の暮らしに通ずる家具も、日本に古来より伝わる伝統的な家具(の類)も必要に応じて生まれ、その国の風土や文化で進化し親しまれてきました。

そして、それは確実にその時代の暮らしを彩り、豊かにしていったのです。

 

家具が持つ「役割」


 

 

ここで現代において家具が持つ「役割」について考えてみます。

家具には大きく2つの役割があります。

まずは空間を飾る装飾的なもの、つまりインテリアとしての役割です。

そして暮らしを便利にするための「道具」としての役割を併せ持ちます。

両者を比較した際にどちらを重視するかという点は個人の価値観も大きく関わりますが、家具は「食事を行う場をつくる」「あるものを収納する」というように明確な「目的」のもとデザインされ作られます。

その「目的」を果たすことは最低限であり、そのうえでそこに使用感における「快適性」が加わるとより良い家具として認知され、さらに高いレベルでインテリア性が加味されればそれは「素晴らしい家具」となりえます。

 

インテリア性と実用性、優先すべきはどちらか?


 

 

つまり、家具はインテリア性と道具としての実用性を備えていることが重要です。

使いやすく、美しい家具は日々を便利に、快適にするだけでなく目に触れることで内面的な充足を与えてくれます。

両者を兼ね備えていることが理想として、どちらを優先すべきかという問題も出てくることでしょう。

その場合は後者、つまり「道具としての実用性」を重視していくことをお勧めします。

装飾性やインテリア性を優先することが間違いではありません。

しかし、家具は飾って眺めているものではなく、実際の暮らしで使用するためのものです。

華美な装飾が施されているものや変わったコンセプトで製作されたものの場合、「使い易さ」が犠牲になることもありえます。

そのような家具はおそらく長い期間愛用することはできないでしょう。

コレクションにはなるでしょうが、それは本来の目的ではないはずで、使用しないばかりかスペースを圧迫し、あるいは処分を余儀なくされるかもしれません。

「美は機能に宿る」という言葉もあるように、使い易さや実用性を考慮した家具は必然と美しいものとなります。

それは普遍的で飽きることが少ない、長く愛用できるものとなるでしょう。

最初は「この椅子、素敵!」という入り方でも全く問題は無く、むしろ「見た目」に惹かれないとそれそのものに興味を示さない可能性もあります。

しかし、それだけではなくその家具の使い心地、例えば椅子なら座り心地や重量などもしっかり吟味して選択をしていくことが重要です。

 

使いやすさ・耐久性、・適切なサイズが揃って家具は最良の「道具」となる


 

 

同時にそのような使い勝手の良い、愛着を持って使用できるような家具があったとして、その耐久性は重要です。

気に入っていてもすぐに買い替えを強いられるようなものでは都度の労力も要し、経済的な負担にも繋がります。

サイズも軽視できません。

特にテーブルやソファ、ベッドのような大型の家具は空間に適した大きさでないと、それ自体は素晴らしいものでもやはり使いづらく、その価値も半減してしまいます。

使いやすさや耐久性、適切なサイズがあって初めて家具は最良の「道具」となります。

そのうえで自身が良しとするインテリア性が加わっていれば、それがベストな選択です。

 

 

私ども家具蔵では、日本人が日本の家屋で普段の暮らしを快適に送ることができる家具を、無着色仕上げの無垢材で製作しています。

耐久性に優れる広葉樹材を厳選して原木で仕入れ、日本に古くから伝わる木組みを家具の製法に取り入れながら何世代にもわたって使用できるような家具をご案内しています。

そのデザインは決して華美ではなく実用性に沿ったもの。

受注製作ですので空間に合わせたサイズや樹種で世界に一つの家具をお届けできます。

道具として人の身体や暮らしを「楽」にしてくれて、愛でることのできる家具は「眺めの良い、居心地の良い暮らし」を連れてきます。

家具が無い暮らしは考えづらい現代、「我が家が一番」と思えることは毎日の暮らし、ひいては人生においてとても重要なことです。

そのための重要な役割を果たす家具はいわば暮らしのパートナーともなります。

そのような家具との出会いを探してみる機会をつくってみませんか?

 

家具蔵の無垢材家具のある暮らしの事例はこちらから

 

 

 


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