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「明るい雰囲気」の空間を作る時に気を付けることとは?

2023.10.10

 

 

自然光が多く入る場所、あるいは家具や部屋全体が明るい印象の空間。

そのようなシチュエーションは開放的な気分になり心地よく感じるものです。

自宅でも家族やゲストが集まり、憩いの場であるリビングやダイニングは明るい雰囲気にしたい、と考える人も多いのではないでしょうか。

一方でウチは日当たりがあまり良くないし…、という人もいることでしょう。

自然光の少ない部屋でも家具の色合いなどちょっとした工夫で格段に明るい空間にすることができます。

少しでも部屋を明るくしてより快適で心地良い空間で過ごしてみませんか?

 

白を多く取り入れた北欧インテリアとホワイトインテリア


 

 

幅広い世代から人気のインテリアスタイルとして支持を集める北欧インテリア。

デンマーク語でヒュッゲ(hygge)という言葉を耳にしたことがあるかもしれません。

ヒュッゲとは居心地の良い空間に満足感を感じることや、小さなことに幸せを感じることを意味します。

冬が長く日照時間が短い地域で暮らす人々が、暗く寒い冬を過ごす家の中を家族皆で快適に過ごせるように、と考えた生活の知恵が北欧インテリアの元となっています。

そのような考えからデザイン性だけでなく心地良さを第一に考えた家具や照明、デザイナーがたくさん輩出されており、それも北欧インテリアの人気の理由のひとつと言えます。

北欧インテリアに欠かせない色、それは白です。

暗く長い夜が続く北欧の住まいにおいて白の多い空間は部屋全体の印象を明るく感じることができるのです。

また、白ベースの空間は北欧家具や雑貨を引き立たせることができます。

そのため北欧家具は明るい空間に自然素材の温もりをそのまま感じられるよう木の質感を活かしたシンプルなデザインのものがたくさんあります。

また、同じく白を基調とした空間として最近人気が高いのはホワイトインテリアです。

床やドア、壁紙、カーテン、家具など、インテリア全体を白系でそろえるホワイトインテリアは明るい雰囲気が人気のインテリアスタイルです。

明度の高い白を中心にまとめることでお部屋を明るく見せる効果が期待できます。

また、清潔感がありすっきりと見えるため、空間を広く感じることも叶います。

ただしホワイトインテリアは全ての要素を白で統一させすぎてしまうと単調で冷たい印象を与えてしまいます。

明るすぎる空間は落ち着かないことも。

ホワイトインテリアのポイントは、白ベースでまとめながら色や素材感を上手に取り入れ温かみのある空間を作ることです。

壁や床、天井など部屋のベースとなる色を白で統一させた場合、そこにナチュラルな明るい色の木の家具を組み合わせていくとすっきりした空間に温かみが感じられバランスよく仕上がります。

 

北欧インテリア、ホワイトインテリアに合う家具材とは


 

 

白を基調とした明るい空間に温かみを加える役割を果たすのは木の家具です。

単調で寂しい印象になりがちな白ベースの空間には自然な風合いを感じられる無垢材で無着色の家具がおすすめです。

北欧家具は木の質感を活かしたシンプルで曲線の柔らかい印象を与える家具がたくさんあります。

また、無垢材の家具の中でも明るい色合いの材であればベースカラーの白に馴染みがよく優しい印象の空間を演出できます。

明るい色合いの代表的な家具材としては下記のような材が挙げられます。

「ホワイトアッシュ」「ハードメープル」「ナラ(オーク)」「タモ」「クス」「トチ」…。

これらは全て広葉樹であり、長い年月を経てじっくり成長することで強度が増し、長く使える丈夫な家具となります。

機能性と作りの良い家具は世代を越えて次の世代へ受け継ぐことも可能です。

 

カラーコーディネートで差を付ける


 

 

清涼感があり柔らかい印象を与える明るい材にはソファの張り地も柔らかな印象のファブリックがお勧めです。

上品でシックな雰囲気を好まれる場合はニュアンスのあるライトグレーを組み合わせることで洗練された空間に仕上がります。

さらに優しい印象に仕上げたい場合はグレージュをプラスしてみましょう。

洗練されたグレーに優しいベージュを混ぜほどよくくすんだ色味のグレージュはナチュラルすぎず上品な心地よさを演出してくれます。

明るい雰囲気にしたいけどモダンでスタイリッシュな空間にしたい。

落ち着いた空間にしたい。

そういった場合は思い切って家具材を濃い色合いのウォールナット材やチェリー材にすることもひとつです。

白ベースで明度が高い空間は反射が強く目が疲れやすい場合も。

かといって黒を取り入れると対比が強すぎて落ち着かないと感じる方もいることでしょう。

木の家具であれば濃い色合いでも濃淡があるため対比がきつくなりすぎず、程よく落ち着いた印象とモダンさをバランスよく取り入れることができます。

また白の開放感を活かしながら上手に空間を引き締めることもできます。

 

 

白を基調とした空間は木の家具の色合いや質感を取り入れることで明るい雰囲気の中に温かみのあるとても心地よい空間作りが叶います。

自然を感じる木目や優しい手触りは日々の暮らしに心地よさを運んでくれます。

もし暗い印象が気になる場合は家具を替えるだけでも明るくなり空間の居心地が格段に良くなります。

お気に入りの家具を見つけて、日々の生活の中で大切に使うことも良いでしょう。

お部屋の雰囲気を替えたい場合はぜひお近くの家具蔵各店へご相談ください。

 

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