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一枚板天板は分厚いものを選ぶのが最良か

2023.8.10

 

 

天板の厚みで印象は異なる


 

 

一枚板テーブルを製作するための無垢材一枚板天板を選ぶ基準は多岐にわたります。

樹種・形状・コンディション含めた表情…。

価格も重要な要素であり、また、サイズを抜きにテーブルを検討することはできません。

そのサイズの選定に属する部分ともなりますが「厚み」を検討の際の比較対象とする人も少なくありません。

実際に同じ樹種で同じような表情を持つ(全く同じものは存在しないのですが)、ほぼ同サイズの一枚板天板でもその天板の厚みで受け取る印象は変わります。

 

厚みを確保することは木の動きを抑制する手段の一つ


 

 

家具材に使用する無垢材、そして一枚板天板には一定の厚みが必要なことは事実です。

現代のトレンドでは無垢材や一枚板天板のような木がもたらす自然の雰囲気をふんだんに得ることのできるものは欲しいが過度な存在感は不要、という人もいます。

ただ、だからといって闇雲に板材を薄くすることは強度の上でも木の「動き」を抑制するうえでも良いことではありません。

無垢材というものは必ず「反り」をはじめとした「木の動き」はあってしかるべきものであり、それを完全に抑制することはノーベル賞を獲得できるほどともいわれています。

とはいえ、頻繁に木の動きが起きては使いづらいものとなってしまうため、事前の乾燥に長い時間を掛けて、木の動きを出し切ったあとに材とすることや、これまでの歴史で培われてきた技術も活かしながら外的要因で木の動きを抑制するような工夫を行います。

そのうえで分厚い材、一枚板天板に厚みのあるものを用いることは木の動き、すなわち反りや割れを抑制する手段のひとつともなります。

 

分厚い一枚板天板を探す様々な理由


 

 

一方でそのような点は気にせずに迫力あるものが欲しい、という観点から分厚い一枚板天板を求める人もいます。

一枚板天板というものは、形状や木目を含め、その存在感を楽しむものでもあります。

その見た目に迫力を求める、あるいは力強さを感じたい、と考えるニーズは少なからず存在します。

また、その厚みに希少性=ステータスを求める人もいるでしょう。

十分な大きさのある良質な一枚板天板は年々絶対数を減らしています。

幅や奥行しかり、厚みについても原木の大きさがどれだけの厚みのある一枚板天板となるかを左右することから、分厚い一枚板天板自体が希少になってきています。

厚みがあるものはメンテナンス性のうえでも有利です。

一枚板テーブルをはじめ、無垢材家具は「削ることで傷みを修復できる」という強みがあります。

この「削り直し」については天板厚が厚ければ厚いほど、より深い傷なども修復しやすくなる、つまり実使用に影響のない厚みを確保できる、のは事実です。

こうした様々な観点から一枚板天板に「分厚さ」を求める人がいるのです。

 

一枚板天板の厚みはどの程度あれば良いのか


 

 

分厚いものが希少であることはわかったが、そこまで分厚くなくても良い。

あるいは、そもそも私のニーズは一枚板天板でも薄く軽やかに見せることのできるものだ、という声もあるでしょう。

それではどのくらいからが「分厚い」もので、どの程度の厚みがあれば実使用においても適正なのでしょうか。

まず一枚板天板の「分厚い」という定義ですが、これは6cm弱から、というのが一般的です。

一枚板専門店などに行くと7~8cmほどのものを見ることもできますが、6cm弱もあれば十分に「分厚いな」と感じることのできるものとなります。

一方でどの程度あれば、強度やメンテナンス性において十分かというと、これは一枚板天板がどの程度のものかにも左右される部分があります。

大サイズのものであればそれ相応の厚みは欲しいところですし、小さなものであれば多少薄くてもメンテナンス性はともかく強度の上では問題ありません。

サイズを問わず「このくらいあればOK」という目安は「4cm前後」です。

過度な重量感・存在感も無く、それでいて見た目と強度のバランスの均整がとれている数値です。

削り直しなどのメンテナンス性においても問題なく対応できる厚みとなります。

 

天板下のスペースはしっかり確保する


 

 

分厚い一枚板天板は見た目にも迫力があり、その希少性は高い価値を誇ります。

その価値を十二分に発揮するためにはあることに気を付けなければなりません。

それは「天板下のスペース」です。

テーブルは合わせる椅子によっても異なりますが、適正な床から天板上までの高さ、いわゆる総高というものが存在します。

より良い姿勢で快適に食事や作業を行うために総高は合わせる椅子の座面高に準じたものとしなければいけません。

つまり総高の選択には限りがあるということです。

そのなかで厚みのある一枚板天板の場合、当然のことながら天板下のスペースは圧迫されます。

天板に厚みがあり過ぎると、椅子に着座した際に狭く感じる、ということがないようにしたいところです。

せっかくの一枚板が足を組むなどの着座時の身体の動きに制限が出るようなことで機能的に使いづらいものと感じてしまうのは避けたいものです。

あるいは天板下が狭くなることでアームチェアがテーブル下に収納できない、ということもありえます。

使用している椅子がアーム付きのものである、あるいはこれから購入を検討しているものがその類である、という場合はその肘掛高(AHという表記がカタログ等に記載されています)を確認し、それがきちんと収まる厚みの一枚板天板を探すことをお勧めします。

 

 

私ども家具蔵でも世界各国から選りすぐった一枚板天板を各店で多数ストックしています。

その厚みも様々で、専門のスタッフがお客様のご要望を聞きながら、一生ものとしての耐久性と日々の使い勝手を考えながら一枚板天板をお薦めしています。

一枚板天板をお探しであれば、ぜひ一度お立ち寄りください。

 

家具蔵の一枚板天板の詳細情報はこちらから

 

 

 

 


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