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無垢材は耳にも優しい!その理由とは?

2023.5.4

 

 

無垢材には数々の身体的な恩恵があるといわれています。

それは直接的に健康に作用するものから「癒し」と言われるような感覚的なものまで様々です。

そしてそれは「聴覚」、つまり耳にとっても同様なのです。

 

劇場やコンサートホールなどがどのような素材と構造で作られているのか、それを注視しているのはとても熱心なファンか建築関係の人かもしれません。

それはともかく、その点に着目してみると館内に多くの木材が使われていることが分かります。

歴史のあるコンサートホールやオペラハウスが木造であることは特に欧州ではさほど珍しいことではありません。

音楽や演劇を楽しむ場所にとって、音響は非常に重要な要素です。

木材には、「音を和らげる性質」と「効率よく振動を伝える性質」があり、人が音を心地よく感じることを助けてくれていることから、石と並んで木材が用いられてきました。

そこには、木材の持つ上記のような音響的性質が関連しているのです。

 

木材には音を和らげる性質がある


 

 

木材には音を和らげる性質があります。

音楽ホール・劇場・映画館などは「聞こうとする音をいかに聞こえやすくするか」という工夫がされていますが、それに大きく寄与するのが木材です。

音が発生し、木材を通過するとき、人間にとっては耳障りと感じる高周波成分を吸収してくれるのです。

また、その相対的効果として、低い周波数成分をより強めるという、フィルターとしての役割も同時に果たします。

その結果、一般的に木材で囲まれた空間では、金属やコンクリートよりも低音が豊かでまろやかな音が生まれやすいと言われています。

内装に木材が多く使用されたコンサートホールや劇場が多い理由の一つであり、いわば「本物の木」である無垢材であればその効果も増大します。

 

木材は振動を効率よく伝える性質が優れている


 

 

バイオリンやギター、ピアノなどの楽器に木材が多用されている理由に、これらの楽器が生まれた時代背景もありますが、振動を効率よく伝える性質が優れていることも大きく関係しています。

代表的な木製楽器ともいえるバイオリンでは、裏面にメープルが用いられています。

その他に、日本の琴にはキリ、和太鼓にはケヤキなど多くの楽器に使われています。

この振動を伝える性質について、金属と比較した際にその違いが大きく表れます。

金属は音の伝わりが早く、振動の吸収も小さくなってしまうのですが、木材は音を和らげることの相乗効果で程よく振動を吸収します。

このような性質によって高音域の共振を抑えることができ、様々な木製楽器が美しい音色を奏でるようになるのです。

これは楽器に限らず、空間についても同様のことが言えます。

コンクリートに囲まれた空間では音のほとんどを反射してしまうため、残響時間も長くなることから不快に感じることもありますが、振動を適度に吸収する木材は残響時間が短くなるので、音の響きが心地よいものに感じやすくなるのです。

 

無垢材家具を取り入れることで得ることのできる「音」とは


 

 

翻って私たちが日々を過ごす住空間においても木材は様々な効能を発揮し、聴覚に対しても同様の効果を発揮します。

そしてそれが「木そのもの」である無垢材であれば効果も上がる点は先ほども言及しましたが、住まいにおいて無垢材を使用しやすいのはフローリングと家具でしょう。

無垢材フローリングでは生活音や足音を確実に和らげる効果があることが実証されていますが、それに頼らずとも無垢材家具を配置することによって、耳に不快な雑音が減りながら会話が聞き取りやすくなったり、音楽が心地よく聴くことができたりと、様々な効果が期待されます。

あるいは日常のちょっとしたシーンでもその恩恵を感じるかもしれません。

例えば、食事の際にグラスをテーブルに置いた時。

ガラスや大理石のテーブルから出る「カツン」「カチャン」という少し甲高い音よりも、無垢材テーブルが発する「コトッ」という音の方がどこかホッとするような心地よい音に聞こえるという人は少なくないでしょう。

 

 

ハイパーソニック・サウンドと無垢材


 

「ハイパーソニック・サウンド」というものがあります。

これは、人間の耳で聞こえる周波数の上限を超えて複雑に変化するという超高周波を含む音のことです。

ですので「サウンド」とは言っても人の耳では音としては感じることはできません。

身体全体で超高周波を感じることで、人の脳機能を高める「ハイパーソニック・エフェクト」と呼ばれる状態を作り出し、健康増進や安らぎなどポジティブな効果を心身にもたらします。

ハイパーソニック・サウンドは、多様な動植物が生息している自然豊かな環境でも多く確認されています。

例えば森林では木の葉のさざめきや鳥・虫の鳴き声、川のせせらぎや滝の水音などの心地よい音と一緒に、実際に聞くことはできない「音」を体の表面から受けることで、ハイパーソニック・エフェクトを得ることができます。

無垢材はハイパーソニック・サウンド=超高周波音を程よく通すという性質があります。

これは木材自体が多孔質(たくさんの小さな空洞=細胞がある)という構造を持った材料だからこそ得られるものです。

都市部では少ないとされているハイパーソニック・サウンドですが、これを少しでも享受できるような環境づくりを行うのであれば、インテリア的な側面に限られない「無垢材家具を取り入れる意味」が増すことにもなるのです。

 

音の問題はとても身近で、且つ実はとても真剣に考えなければいけないものです。

日常の生活の中で音が原因になったトラブルも非常に多く、その一方で心地良い音がある生活を求められているのもまた事実です。

無垢材には低音・中音・高音をバランスよく吸収する働きがあり、不快な雑音を吸収しながら心地よい反響と音をまろやかにする効果があるのです。

 

無垢材のその他の効能についてはこちらから

 

 

 


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