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「他とは一味違う」一枚板テーブルの選び方とは?

2023.3.11

 

 

テーブルの新規購入、あるいは今まで使っていたものを買い替える機会があるとします。

それにあたり「これを機に一枚板テーブルが欲しい」と考え、一枚板天板を探し始める人もいることでしょう。

基本的にすべて一点ものである一枚板天板はどのようなものが手に入るかはある意味で「縁」であり「出会い」です。

ある日突然出会ってしまう、説明を受けた販売店のスタッフの話に心動かされる、ということもあるでしょう。

いわゆる「ファーストインプレッション」は買い物だけでなく何事も重要で、その選択が一生の付き合いとなることも多々あります。

しかし、ただ漠然と一枚板天板を探しに行こう、というよりも事前にある程度の情報を頭に入れながら動くことで、より良い「出会い」を叶えるチャンスは広がります。

在庫の多い店舗や地域はここだ、詳しいスタッフがいて色々聞くことができるのはここだ、脚の選び方には違いがあるのか、椅子も一緒に購入できるのか…、などを前もって確認しておく方が「失敗」の可能性を小さくできるのです。

現代は非常に便利な時代であり、インターネットで事前に情報をある程度収集できます。

このコラムを読んでいる今もまさにその時間です。

 

 

「他とは違うもの」の定義


 

 

ここまで家具蔵ブログでは様々な一枚板天板の選び方についてのお話をしてきました。

そちらもご一読いただきながら、今回は「他とは違うものが欲しい」という希望がある場合のお話しです。

繰り返しになりますが一枚板天板はどれも一点ものであり、どれを選んだとしても世界に2つと無いものです。

つまりどれを選んでも「他とは違う」ものであり、誰も持っていないものです。

自分が選んだ一番のものという点では、他のどの一枚板とも異なる最大の価値を誇ります。

そのうえで「他とは違うもの」という部分に定義をつけるとすれば「日本ではまだ有名になっていない銘木」「職人の技術が光る天板」「超希少な樹種」というところでしょうか。

この観点で行う一枚板天板選びも非常に興味深いものとなるはずです。

 

日本ではまだ有名になっていない銘木に注目する


 

 

一枚板テーブルは「銘木」と呼ばれる樹種の一枚板天板から作られるものです。

それら銘木には「超」が付く有名なものが多数あります。

家具材として認識していないとしても国内において「ケヤキ」「クス」「トチ」「ナラ」などは樹木として非常に有名です。

これらは高樹齢の大木から生まれる一枚板天板となった際にも、その名前の馴染みとそれぞれの美しさから高い人気を誇ります。

海外に目を向けると「マホガニー」「ローズウッド」「チーク」「ウォールナット」「チェリー」などは有名であり、やはり非常に高い人気を誇ります(マホガニーやローズウッド、チークは現存している木自体が少ないのですが)。

しかしあなたが「他とは違うもの」を探しているとしてその基準が「他の人があまり持っていないもの」「他の人にまだあまり知られていないもの」だったとします。

その時に注目してほしいのが「アフリカ産材」です。

具体的には「サペリ」「ブビンガ」「ボセ」「ゼブラウッド」「パープルハート」などなど、広大且つ肥沃な土地であるアフリカ大陸にはまだまだ知名度は「超有名樹種」に及ばずとも大変ユニークで高いクオリティを持つ樹種が多数あります。

これらの樹種は、宗主国という関係性のあった欧米各国、特にフランスを中心に高い人気を博しています。

その評価は高く、家具や楽器に建築の内装材に好まれて使われています。

日本でも徐々に様々な場所で目にすることができるようになっていますが、まだまだ知られざる存在です。

それでありながら無欠点の美しい一枚板や長尺でありながら形状も素直なものがまだ比較的安価に手に入りやすくなっています。

人は違う一枚を求めるならアフリカ産材は狙い目です。

 

職人の技術が光る天板に注目する


 

 

 

一枚板天板の欠けている部分に樹脂を流しこんで作るテーブルを「樹脂埋めテーブル」あるいは「リバーテーブル」と呼んでいます。

木は、その生長の過程で樹洞が出来たり、幹が二股に分かれるなど、育つ環境によって形状が変化します。

自然という過酷な環境で生きていれば複雑な形状になることも、ある意味当然です。

大きな穴が開いていたり、形状がS字や二股に分かれているものは自然を味わうという意味では魅力的なものです。

しかし、生活の道具であるダイニングテーブルとしては使いにくいものになりかねません。

そこで、考えられたのが樹脂を活用する技法です。

大きな節穴、あるいは長尺に欠けた部分を樹脂で埋め込み、家具として使い勝手の良いものに仕上げます。

ものによっては美しい杢を持ちながら到底テーブルには使用できない部分しか残っていなかったものの周辺を樹脂で成形して使いやすいテーブルに仕立て上げることもあります。

いわば天然素材と人工物が融合した新しい芸術品として生まれ変わります。

これらは熟練の職人の研ぎ澄まされた技術が成せるものであり、今各方面で大きな注目を浴びています。

唯一無二のものに高い芸術性と職人の技術の粋を織り合わせたものはどこに出しても恥ずかしくない自慢の一枚となるはずです。

 

超希少な樹種の一枚板に注目する


 

 

「他とは違う」という観点を見つめなおすと「他はだれも持っていない」「他では見つからない=見つけることが難しい」「希少である」ということが浮かんできます。

「探してもなかなか見つからない」という点ではマホガニーやローズウッド、チークといったものもそれに該当しますが、その「探しても見つからない」代表格こそ「クラロウォールナット」です。

アメリカンブラックウォールナットを台木にイングリッシュウォールナットを接木したハイブリッド種のクルミの木であり、魅力的なグラデーションを持つ色合いや瘤杢などの個性的な杢が他にはない、独特の表情が高い人気を誇ります。数も少なく、高さも極端に低い木であることから一枚板の数量も少なく、「幻」とも称されて世界的に人気の的となっています。

ある意味ポピュラーな樹種であるウォールナットの一種でありながら超が付く希少樹種であるクラロウォールナット。これこそがもっとも分かりやすい「人とは違う」選択かもしれません。

 

 

「他とは違う」、これはどの分野においても重要な要素であり、それを求めるからこそモノ選びは楽しいのかもしれません。

それを手に入れるまでのストーリーが濃いほどそのものに対する愛着は高まります。

様々な過程を経て出会った一枚板天板にも大きな愛着が湧くことでしょう。

他とは違うものを求めるのは場合によっては障壁が高くなることもありますが、それを乗り越えて手に入れた自慢の一枚は、きっと一生の宝物となるはずです。

 

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