「空間に統一感をつくる法則」とは?
2023.2.20
目次
家の中で過ごすことはありふれた日常となり、リビングダイニングは、くつろぐ空間は勿論のこと、食事をとる場所、さらには作業や、在宅ワークをするスペース、と一日の大半を過ごす場所となりました。
そんなリビングダイニングは、やはり居心地の良い空間にしたいものです。
広い空間であればあるほど、雑然とした印象になってしまうことも多いですが、法則を知ることで統一感のある落ち着いた空間とする事ができます。
空間は基本的には3つの色におさめると統一感をつくることができる
一般的なインテリアのメソッドして、配色は3色以内に留めることといわれます。
これを守ることで、空間は統一感を持ち、落ち着きある空間を作ることができるのです。
ここで言われる「3色」とは、ベースカラー、メインカラー、そしてアクセントカラーのことをさし、この3色の性質を理解することでレイアウトは容易になります。
ベースカラー70%・メインカラー25%・アクセントカラー5%
ベースカラーとは床、壁、天井など、部屋の大部分を占めるカラーのことです。
日本では、白やベージュ、木調などの明るいカラーが一般的になります。
これは圧迫感を抑え空間を広く見せるほか、どのようなテイストとも合わせやすい為なのです。
このベースカラーはお部屋全体の70%ぐらいにすると良いとされており、これ以上多すぎるとシンプルすぎる印象になり、少ないと乱雑な印象になります。
テーブルやソファ、ベッドカバー、ラグ、カーテンなど、大きい部分を占める場所の色のことをメインカラーといいます。
お部屋のテイスト、テーマを決めるのがこの色になります。
どんなにお気に入りの色でも全体の25%程度に留めることで、まとまった印象のお部屋を作れます。
さらにインテリアに色のメリハリを出してくれるのがアクセントカラーです。
クッションやオブジェ、小さめのラグなど、お部屋のワンポイントアイテムがアクセントカラーになります。
5%だけこのアクセントカラーを取り入れることでお部屋が引き締まりスッキリとします。
このアクセントカラー選びでお部屋の表情が変わります。
無着色の無垢材の家具で揃える
反面、無着色の無垢材の家具なら、難しい法則は必要ありません。
そもそも様々な色素の集合体である自然材なら、複雑なカラーバランスとは違い、自然の色合いであり異なる樹種同士でも自然と馴染みバランスがとれるのです。
LDKであればダイニングテーブル、ダイニングチェア、テレビボード、ソファ、リビングテーブルなど前述の「ベースカラー」の部分になります。
無着色の無垢材であれば自然と優しさと、落ち着きが生まれます。
この時に使用する、アクセントカラーは同様に自然界に存在する「アースカラー」との相性が非常によくなります。
適切なプランニング、提案をしてくれる店舗で相談する
家具には色以外にも大きさ、組み合わせ、素材などあらゆる要素があります。
購入頻度があまり多くない家具のような買い物の場合、他の買い物よりも気を付けなければいけないことは多々あるのですが、多くの方は「大体このくらいだろう」という感覚でお買い物をしています。
それにより生じた失敗は些細なものであっても日々の暮らしの中で少しずつストレスとなって積み重なるものです。
事実「テーブルサイズが大きすぎた(小さすぎた)」「大型の家具が目的の場所まで入らなかった」という声は決して珍しいものではありません。
これでは、空間に統一感は生まれません。
その為、事前のプランニングが重要です。
適切な家具のサイズ、周囲の回遊性だけではありません。
収納家具の開閉に際して他の家具が邪魔にならないか、チェアへの出入りに不便はないか、テレビの見易さは…。
そこにプラスアルファのコミュニケーション性や付随するインテリアの適性などを加えていくととても一人では考えられない、となる人も大勢います。
そんな時はプロに頼るのが一番です。
経験豊富で知識もあるプロのスタッフなら自分の暮らしに必要な最適解のインテリアプランニングを行ってくれるはずです。
統一感のある空間をつくる。
親身になり、自分事として家具選びに参加してくれるスタッフがいる、そうした手間暇を惜しまない家具店は、そこのスタッフが自社の商品に愛着をもち、自信をもってお薦めしてくれるはず。
そこで、その人物が信頼に値する、と感じられたら、それは自分の毎日をより豊かにする第一歩でもあります。
家具蔵は1953年創業の歴史ある家具メーカーです。
表参道店・自由が丘店・吉祥寺店・銀座店・横浜元町店と工場直営店舗を持ち、厳選した無垢材を手仕上げで、且つ無着色にこだわってオーダー製作しています。
各店には経験豊富で様々な資格を持つプロスタッフが常駐し、3DCGを駆使したインテリアプランニングや現地での訪問採寸なども行っています。
皆さま、お気軽にお立ち寄りください。
トータルインテリアコーディネート無料相談会(3D PLAN)のご案内はこちらから
関連する記事
最近の投稿
- 現代のダイニングスペースに求められるものとは? 2025年8月19日
- 賃貸住宅には一生ものの家具は不要なのか? 2025年8月17日
- 一枚板には無垢材の魅力が凝縮されている 2025年8月15日
- コストパフォーマンスで家具を選ぶなら無垢材家具という理由は 2025年8月13日
- ダイニングチェア選びはデザイン重視が正解か 2025年8月11日
- リビングボードの「上」はどのように飾るのが理想か 2025年8月9日
- 2025年 夏季限定の営業対応(夏時間)のお知らせ 2025年8月7日
- 小サイズのテーブルでもゆとりを持って使用するためには? 2025年8月7日
- テーブルの「幅」と「奥行」のベストなバランスとは 2025年8月5日
- 「チェスト」「キャビネット」「リビングボード」の違いとは? 2025年8月3日
カテゴリー
- 未分類 (1)
- 家具の選び方・置き方 (1,572)
- インテリア&住宅情報 (639)
- 人と木と文化 (397)
- ニュース&インフォメーション (450)
- オーダーキッチン関連 (406)
- 一枚板関連 (633)
- オーダー収納関連 (617)