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一枚板天板は広葉樹材と針葉樹材のどちらを選ぶのが良いのか

2023.11.17

 

 

無垢材のテーブルの中でも「一枚板」という言葉の響きはとても魅力的です。

私ども家具蔵のお客様でテーブルを検討している人からも「せっかく買うなら一枚板が良い」という言葉を耳にする機会も多くあります。

テーブル、特にダイニングテーブルは「家族皆が使う」という意味では数ある家具の中でもその活躍度は特別なものであり、ゲストの目に触れることも多々あります。

そうしたものに「良いものを」と考えるのは、ある意味で当然のことかもしれません。

様々な種類の樹木がありますが、大きくは広葉樹材と針葉樹材に分かれます。

 

木材には広葉樹材と針葉樹材の違いがある


 

 

いざ一枚板天板を検討しだすと、じつに様々な種類の名前の木があることがわかります。

ナラやイチョウ、カエデ、ケヤキ、スギやヒノキという聞き慣れた日本の木から、外国産の聞き慣れないものまで非常に多くの種類があり、それぞれに個性があることがわかります。

これらの木は「広葉樹」と「針葉樹」という2つのグループに分かれます。

それぞれの見分け方は簡単に言うと、その「葉」の形状です。

広く大きい葉を付けるのが広葉樹。

細く針のような葉を付けるのが針葉樹です。

さきに挙げた樹種でもナラやイチョウ、カエデ、ケヤキといった木(もっと沢山の種類がありますが)は広葉樹です。

対してスギやヒノキ(これももっと多くの種類があります)は針葉樹です。

どちらも同じ「木」ではありますが、組織構造も異なり、それによって素材として使われる用途も変わってきます。

 

一枚板テーブルには広葉樹材が適している


 

 

結論からいえば、一枚板テーブルとして使用するには広葉樹材が適しています。

一枚板テーブルに限らず、その性質から広葉樹材は家具全般において有能である、といえます。

家具に必要なことは人の身体や収納物の荷重を支え、暮らしに必要な作業をサポートすることです。

そこでは「強度があり傷がつきにくい」こと、そして「揺れに強い」ことが求められます。

広葉樹はその要素をすべて満たします。

家具というものは長期にわたって使用するなかで傷がつくことは避けられません。

テーブルに食器など様々なものを載せて使用するものであれば尚のことです。

当然傷が付きにくいものの方が良いわけですが、そのことから堅さのある広葉樹材はテーブル天板に適している、というわけです。

それは一枚板テーブルであってもその有用性は変わりません。

 

針葉樹材は建材に向いている


 

 

一方、針葉樹材は成長速度が速く、まっすぐ成長するものが多いため、柱や梁などの建材にする際にその性質が大きく活きてきます。

その為建築の構造材には針葉樹材が多く使用されます。

建物には屋根をしっかりと支える柱が必要で、この柱が曲がっていると上からの荷重を受け止める事が出来ずに倒壊してしまいます。

針葉樹材はその通直な育ち方から、まさに建築材に向いている木なのです。

柱や梁に杉やヒノキが使われるのは、こういった理由があります。

針葉樹は英語表記でソフトウッド、広葉樹はハードウッドと呼ばれます。

折角の一枚板であれば傷が入りやすい針葉樹よりも、堅さをもった広葉樹の方が圧倒的に向いているのです。

一枚板天板として針葉樹が全く使われていないというわけではないですが、針葉樹の一枚板天板を見かけることは稀です。

しかしながら、針葉樹を好んで選ばれる場所もあります。

それは寿司店や日本料理店のカウンターです。

カウンター材ですので、まっすぐな材が取れること、軽い素材で施工がしやすい点などで針葉樹の特徴が発揮されています。

 

一枚板天板が持つ「価値」


 

 

一枚板はそれぞれにその表情・形状は異なり、同じものは存在しません。

その「世界にたった一つしか存在しない」という唯一無二性は大きな魅力の一つです。

また、その要素は様々な「価値」につながっていきます。

まずは「自身がそこに認める価値」。

どれも一点物ですから、本当に自身の求めているものと出会う可能性は決して高くないかもしれません。

それは「出会い」であり、「運命」と感じる人もいます。

その「出会い」こそが、その天板を使用したテーブルの価値を高めます。

あるいは「他人がそこに認める価値」。

価格的に一枚板天板が決して安価なものでないことは恐らく多くの人が知っています。

そんな中で訪問した家のダイニングテーブルが立派な一枚板を使用しているとしたら、それだけでその家やそこに住まう人も少し見る目が変わるというものです。

ステイタスと言い換えても良いかもしれません。

その天板や樹種にまつわる話を披露することで、その人にも新たな価値観が生まれるかもしれませんね。

そして一番大事なのが「毎日の中で感じる価値」。

自分が探して見つけたものが毎日の暮らしの中心になっている喜び、自然の中で長い年月を生き抜いてきたエネルギーが空間全体に宿るような、そこにいる人達も「力」をもらえるような存在感。

その価値は他人がどう感じる、決めるものではなく、お金に変えることのできないものともいえます。

 

 

広葉樹はゆっくりゆっくり大きくなり、その過程で内部の密度もより強固なものとなっていくからこそ、丈夫で固いものとなります。

それはひとえに、高樹齢のものからしか採ることのできない大型の一枚板を確保することの難しさを意味します。

まして、針葉樹と比較した際に、その樹形にも曲がりくねったユニークなものが多いのが広葉樹の特徴でもあります。

サイズや使い勝手という、いわゆる実用性を兼ね備えた一枚板テーブルを見つけるのはなかなかたいへんかもしれません。

ですが、そうして出会った一枚板には、ただテーブルを購入する、という以上の価値が生まれます。

それは買い物の際に起きたエピソードなどを含めた、その一枚板に対する愛着・思い入れです。

ストーリーのある買い物の結果手に入れたものは、そのものに新たな価値を生み、愛着も一層増してきます。

「良いもの」を求めてそうした感情のこもる買い物をし、その末に長く使用されてきたテーブルは、きっと「最高のもの」となるはずです。

そのような「最高のテーブル」を探すお手伝い、私ども家具蔵にお任せください。

 

家具蔵の無垢材一枚板天板の詳細はこちらから

 

 

 

 

 

 

 

 


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