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家具は量販店・直営店、どちらで購入するのが良いか

2022.7.2

 

 

家具は、室内で使用する単なる「道具」という概念には留まらず、使い勝手は勿論のこと、その意匠性や住空間全体の印象を左右し、魅力的なものへと変える重要なエレメントです。

それらの家具を購入する理由にも、それぞれのものがあることでしょう。

新築や改装、引越、結婚などのライフステージの変化、あるいはリフォームやリノベーションといった改装、シンプルに模様替えなどなど…。

インテリアを紹介するコンテンツも多岐に渡り、SNSを通じて「住まい」の魅力を発信することも珍しくありません。

そこには「家」だけなく、空間全体の誂えとしての「家具・インテリア」ももちろん含まれています。

人々の家具やインテリアに対する感度が上がっている現在においては、家具そのものの販売チャネルも広がりを見せています。

どのようなものでもそうですが、家具も購入する「その時」があるはずです。

今回は「その時」に必要となる知識のひとつとして「量販店」と「直営店」の特徴について見ていきます。

 

「量販店」と「直営店」


 

 

家具販売店は大きく分けて「量販店」と「直営店」に分かれます。

その中には百貨店などで展開する専門店や、自社工場を持たないセレクトショップなどもありますが、この場合、(多少大雑把ではありますが)「自社工場を持たずに多くのメーカーやブランドを多角的に展開する店舗」という位置付けで「量販店」「直営店」を分類していきます。

 

家具量販店について


 

家具量販店の特徴は、一度に様々なメーカーの商品を目にすることが可能な点にあります。

全国規模で多数の店舗を展開している企業も多く、家具量販店の代表的なものはその名前も有名です。

路面店はもちろん、ショッピングモールや駅ビル、百貨店などに大手の家具量販店が併設されているケースもあり、現在多くの場所で見かけるようになっています。

家具だけではなく、インテリアエレメントやウィンドウトリートメント、照明まで住まいを構成する上で不可欠なアイテムを一同に見る事ができ、便利です。

取扱いメーカーも多岐に渡るので、価格帯も実に広く取り揃えられていますが、非常に広い層に向けて家具を展開しているため、価格が比較的安価なものが多いことは特徴のひとつです。

基本的にはメーカーなどから仕入れて販売するスタイルであり、一部を除いては自社の工場などは持たずに販売を行っています。

 

家具直営店について


 

 

一方でいわゆる「直営店」は、自社で製作工場を持ち、そこで商品を製作して販売するのが特徴です。

商品を各メーカーから仕入れて販売する形態をとる量販店とはその点が異なります。

他のメーカーから商品を仕入れて販売することはあまり無いので、基本的にはすべてそのメーカーのオリジナル製品で店舗も彩られます。

その規模もまちまちであり、チェアだけ、ソファだけ、収納家具だけを専門に取り扱うような店舗から、私ども家具蔵のように家具と呼ばれるものはおおよそ取り扱いを行うものまで多士済々です。

 

家具量販店について知っておくこと


 

量販店は展示しているアイテム数が多いことは一度に様々なものを見ることができるうえで、効率的であり、家一軒をその店舗のもので賄うこともできる点は価格帯と並んでメリットのひとつでしょう。

ただし、家具の選び方としては、いわゆる在庫がある、あるいは規格が決まっている「既製品」の家具を選んでいくものとなるので、自身の住まいや事情に合わせて、「そこにある物」を選ぶようなかたちになります。

また、在籍するスタッフの商品知識や万が一の際のメンテナンスに際しても、多数のメーカーを扱うがゆえに「浅い」ものであったり、取り扱う家具メーカーとの取引の状況やメーカーそのものの動向いかんでメンテナンスが不可能ということもありえます。

 

直営店でできること


 

 

直営店でもその企業の規模や取扱うもの次第ではありますが、家一軒のトータルコーディネートは可能です。

同じテイスト・ポリシーで製作される家具であれば統一感も高まります。

また、そのメーカーが扱う商品の専門的な知識を持つスタッフが案内するものであれば、商品に対しての理解度も高い状況で購入ができ、工場直営の店舗であればメンテナンスも安心です。

また、直営店には「工場直営」の強みを生かして、オーダーメイドで家具製作が可能なところも多く、仮にラインナップの中に目的や事情に沿うものが無かったとしても自宅に合ったサイズや仕様で製作することができます。

例えば収納家具であれば、室内のスペースを考え「このくらいのサイズが欲しい」「この部分にこのサイズの引き出しが欲しい」といった「それぞれのニーズ」に合わせた製作が可能です。

 

住まいへの考え方がこの数年で大きく変わる


 

 

住まいの多様性が進む中で、いわゆる居心地に良い空間を求める意識は、益々高まりを見せています。

「家族での過ごし方」、「住まいに対する考え方」の変化が家具やインテリアへの意識を変え、より質の良いものを求める動きが加速してきました。

家具は洋服や日用品とは異なり、購入の頻度はそう高くはありません。

その少ない機会に購入するなら良いものを、というニーズは間違いなく高まってきています。

家具量販店と家具直営店には、それぞれの良さが存在し、インテリアスタイルの嗜好も多様化しています。

ご自身の好みを明確にするためには、まずは量販店と直営店、どちらにも足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

私ども家具蔵は半世紀続く工場直営店であり、世界の銘木8種類を原木の状態で厳選して仕入れ、木を知り尽くした熟練の職人が匠の技で一から作り上げる、オーダーメイドの手仕事による無垢材家具を展開しています。

基本的には受注製作であり、フルオーダー・セミオーダー双方で多様なご提案が可能です。

多彩な種類の家具を揃えており、もちろん住まいまるごとのトータルコーディネートも可能です。

各種無料相談会も随時行っていますので「直営店も見てみよう」とお考えの際にはお気軽にお問い合わせください。

 

家具蔵の各種無料相談会のご案内はこちらから

 

 

 

 


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