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無垢材ソファで得ることができるものと家具蔵のソファの特徴は

2021.8.28

 

 

リビングでの寛ぎには欠かせない存在となっているソファ。

仕事から帰ってきたとき、家事や子育てが終わりほっと一息つけるとき。

寛ぎの時間は自分の持てる時間の中でもとても大切な時間ではないでしょうか。

そんな大切な時をみなさんはどんなソファで寛ぎたいですか?

注文から納品までさほど時間を掛けずに手に入れられる既製品のものもありますが、直接身体に触れ、毎日自分の大切な時間を一緒に過ごす家具です。

やはり安易な妥協はしたくないものです。

 

 

無垢材フレームのソファが存在感を増している


 

 

ソファの種類はじつに多種多様。

アームレストを含めたフレームや、張地の色・素材でもその印象は大きく異なります。

そんななかで、いま大きく存在感を増しているのが「無垢材」をフレームに使用したソファです。

 

無垢材家具とその他の家具の違いは


 

 

「無垢材」フレームのソファ、と聞いていわゆる木製フレームのソファを思い浮かべた人は正解です。

ですが無垢材を使用した家具=無垢材家具には一般の木製家具とは様々な違いがあります。

無垢材とは、原木(丸太)から切り出したままの自然な状態の木材をさしたものです。

それを使用して製作した家具が「無垢材家具」とカテゴライズされ、なかでもソファは「無垢材ソファ」と呼ばれます。

一方で無垢材ではない木製家具は、いわゆる「木質系の加工材料」と呼ばれるものでつくられます。

大量生産が可能で扱い易く、同じものを安価に作ることが可能なこの素材、こちらの代表格は「合板」です。

ベニヤ(木材から薄く剥かれた「単板」のこと)を何枚か積層して接着したものを指し、その表面に化粧シートや、突板を圧着し加工した工業製品はじつに多様なバリエーションがあります。

両者の大きな違いは様々な観点からの「耐久性」に現れます。

 

無垢材の耐久性が高い理由


 

 

耐久性とは、「長くもちこたえること。長持ちすること」を意味します。

まず無垢材は基本的にある程度の分厚さを持つ板材ですから単純に強度が高くなります。

また、木質系の加工材料は表面にシートを貼り付けるなどして加工するものなので剥がれてくることなどもありますが、無垢材にはそれがありません。

さらには私たち家具蔵のつくるもののように「無着色」で製作するものであれば経年による色の変化により、長く使用することでその美しさと真価を発揮することができます。

これらの要素が相まって「長持ちする」家具となるのです。

特にソファのような大型の家具では、この「長持ちする」というのは買替えの手間などを加味しても非常に重要な要素となります。

 

ソファに必要な観点「張地」「クッション」「ばね」


 

 

この「耐久性」「長く使用することができる」という観点からソファを見た際に、フレーム部の強度もさることながら、より大きな要素となるのが「張地」「クッション」「ばね」の部分です。

ここで私たち家具蔵のソファの特徴を見ていきましょう。

まず張地には様々な素材のものがありますが、私たち家具蔵のソファでは「布」「本革」「人工スウェード」の中から選ぶことができ、その総数はゆうに100を超えます。

空間や細かな好みに応じた張地選びが可能です。

そのうえでそれらはすべて自分で着せ替え可能(フルカバーリング)ですので、汚れたり傷みが出てもそれを自分で外してケアしたり、取り替えたりすることができます。

クッション本体にもメーカーごとに様々なアプローチがあります。

家具蔵のそれは、表面のフェザー層が体を優しく包み、硬さと弾力の異なるウレタンフォーム層が体の沈み込みを防ぐ多重構造です。

これにより座り心地と耐久性を両立させています。

やはりこちらも傷みが出てきた場合には内部クッションだけを取り換えることが可能です。

そしてそれを支える「ばね」の部分。

その多くは金属製のスプリングを採用していますが、家具蔵のそれは違います。

衝撃を吸収するための素材としてウェービングテープとタグロンを採用。

これは、やわらかいクッションを硬い材質のもので受け止めた場合に座クッションが人の重みとの間でサンドイッチ状態になってしまい、早く消耗してしまうことになることを防ぐため。

また、金属製のコイルなどを使うとその金属の劣化とともに軋み音も発生するなどを考慮して、座クッションを柔軟に支えてくれるウェービングテープとタグロンという素材を選択しています。

 

無垢材に「見て、触れて」感じる木の癒し効果


 

 

無垢材フレームの良さは使う楽しみだけではありません。

例えば休みの日にふと自然に触れたくなる。

木の香りを嗅ぐと癒される。

そんな体験は皆さんお持ちでしょう。

これは木の持つ癒し効果であり、私たちは知らず知らずのうちに木から様々な癒しを与えられているのです。

例えば触り心地。

鉄やコンクリートに触れたときひんやりと感じます。

夏場は気持ちが良いですが、冬場はとても触れる気持ちにはなりません。

これに対して無垢材は「触れること」で感じる温かさがあります。

なぜなら、鉄やコンクリートが触れた場所から体温を奪ってしまうのに対し、無垢材は木の優れた断熱性により人間の身体から必要以上に熱を奪わないためです。

無垢材に触れて温かみを感じるのは、人の持つ温かさをそのまま感じることができるからともいえます。

これは自然素材ならではのメリットと言えるでしょう。

木の持つ癒し効果は視覚でも感じることができます。

木の木目や木肌の色合いはひとつとして同じものはありません。

ゆらゆらした木目もあればグラデーションのように美しい色合いを感じることも。

この木目のゆらぎや色の濃淡には「1/fゆらぎ」と呼ばれる動きのパターンがあります。

これが人の目に心地よい刺激と安らぎを与えるのです。

さらに木には光の反射を和らげる効果もあります。

まぶしいと感じる部屋では寛ぎは感じられません。

このように、無垢材フレームのソファは身体を預けるだけでなく、見て、触れて、癒しを与えてくれるのです。

 

家具蔵のソファは機械による大量生産で在庫の中からすぐに手に入れることができる既製品とは違い、ご注文後に製作を始めます。

1点1点丁寧に仕上げられる無垢材フレームのソファでゆっくり過ごす時間はかけがえのないもの。

ここでもまた、無垢材ソファを選ぶ理由が伺えます。

 

寛ぎの時間はどこで、どのように過ごすかによって感じる豊かさが変わってきます。

そこに大きく影響を与えるのは実は道具である家具なのです。

身体を支えるのはもちろんですが、五感で感じる心地よさや長く使える安心感は私たちを豊かな気分にさせてくれます。

普段頑張っている方こそ、自然を目一杯感じることのできる無垢材ソファに身体を預けて、豊かで上質な寛ぎ時間を味わいませんか?

 

家具蔵の無垢材ソファのラインナップはこちらから

 

家具蔵の無垢材ソファのある空間の事例はこちらから

 

 

 

 

 

 


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