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無垢材のダイニングテーブルで「見るべき」ポイントとは

2021.2.18

 

 

いわゆる「無垢材テーブル」とは無垢材、つまり天然木そのもの「木そのまま」を使用したテーブルです。

つまり無垢材とはわかり易く言うと「原木から伐り出した板材」を指します。

木が持つ本来の美しい木目や温かみのある肌ざわり、あるいは安らぎをもたらす木の匂いなど、様々な優れた特徴を持っており、今、確実に多くの方のテーブル選びの主要な選択肢となっています。

そんな無垢材テーブル、安い買い物ではありません。

また、長期にわたって使うことになる「失敗できない」買い物でもあります。

それでは一体どのようなことを注意して無垢材テーブルを選ぶのが良いのでしょうか?

 

 

木質系加工材料と無垢材の違いを知る


まずは無垢材テーブルと「それ以外の木製テーブル」の違いを知っておきましょう。

一般的な家具店で販売されている木のテーブルの多くは「木質系加工材料」というものでできています。

例えば木質系加工材の代表である「合板」はベニヤ(木材から薄く剥かれた「単板」のこと)を何枚か積層して接着したものこのことです。

その表面に化粧シートや、突板を圧着し加工した工業製品を総称して「木質系の…」と呼称します。

大量生産が可能で扱い易く、同じものを安価に作ることを目的としています。

「本物の質感が欲しい」と思ったら無垢材のテーブルを検討するべきです。

木の持つ本来の表情、風合い、手触りを楽しむことができ、無着色で仕上げているものは経年での色の変化による木肌の魅力も味わうことができます。

傷だって目立たず、味になります。

「木質系の加工材料」は長く使ううちに色が褪せてくる、表面材が剥がれてくる…。

使用していくうちに出る表情が「味」ではなく、ただ古くなっただけというものです。

使っていくうちに傷みがそのままモノの価値を下げてしまうのか、キズさえも風合いとして残るものが良いのか。

そして、それをメンテナンスできるかできないか。

それも「長く使用できるものが欲しい」という希望が叶うか否かを決める部分です。

無垢材テーブルは傷や傷みも削りなおすことで元通り美しい状態となります。

そうしたメンテナンスを繰り返しながら何世代にも渡って使用できる、そんなテーブルになるのです。

同じ木のテーブルでもこうした違いがあるのです。

経年により独自の風合いが生まれ、世界にひとつしかない自分だけのものへと「成長する」テーブル。

住まいの空間の中心にレイアウトするダイニングテーブルには、家族の楽しい思い出が刻まれることになります。

耐久性が高く長期間の使用に耐える無垢材のダイニングテーブルは、子供や孫の代へと引き継いで使い続けることができるのです。

 

無着色で作られているかどうかを確認する


無垢材のダイニングテーブルの魅力の1つに、長い年月をかけてじっくりと成長してきた天然木の年輪や木目の豊かな表情をそのまま味わえることがあります。

また、さきほどお話しした経年変化により美しくなっていくことも大きな魅力の一つ。

このような魅力を活かすには、まず一切着色をしていない「無着色」であることが前提となります。

私たち家具蔵は木目もデザインとし、木の持つ本来の経年による変化を美しく楽しんでもらうために無着色で家具を製作します。

自然に生まれた表情をデザインにまで昇華させ、活かすことは並大抵のことではありません。

そのために目利きの者が国内外の各地まで赴き原木を仕入れ、その後の管理も自社で徹底して行うことで木本来の魅力を味わうことができる家具作りを行っているのです。

 

乾燥の工程を確認する


すべての木材には乾燥の工程が必要で、特に無垢材の場合はその期間や方法がその家具を長く使うことができるかどうかを左右します。

この工程の詳細を購入の際に家具店で確認することをお勧めします。

家具蔵の場合も先程お話したような現地での選別ののちに製材を経てそれぞれを一本ずつ、天日の下で自然乾燥させながら海外のものでも日本の気候に馴染むようにじっくりと水分を抜いていくのが乾燥の工程です。

約1年(場合によってはそれ以上)をかけて、含水率(木の中の水分の保有量)を12~13%までになるまで天日の下で自然乾燥させ、積み重ねた状態で保管します。

さらに、現代の住まいは気密性の高い空間が多く、その中で冷暖房の影響を最小限にとどめるよう、含水率を6~7%になるまで機械乾燥及び養生を行うのです。

気の遠くなるような時間はすべて「長く使うことのできる良い家具」のため。

こうした作業ののちに木材はそれぞれの「家具材」へと生まれ変わっていきます。

 

丈夫で使いやすいかどうか、はどこで見るか


無垢材テーブルも日常生活で使用し続ける以上、耐久性や機能性求めずにはいられません。

そこで、丈夫で使いやすいことも無垢材テーブルを選ぶ際の重要なポイントになります。

徹底した乾燥と管理、熟練の職人技による「使いやすさ」を追求しながら高品質なテーブル天板は、幕板などの補強材を必要としません。

耐久性を追求しすぎてゴテゴテのものになっては美しくありません。

使いやすさやシンプルさを追求しすぎても強度に不安が出てくる場合もあります。

使いやすくシンプルで丈夫。

その条件を満たすために家具蔵では以下の方法で無垢材テーブルをつくっています。

●無駄をなくす

徹底した乾燥と管理、熟練の職人技による「使いやすさ」を追求した高品質のテーブル天板は、幕板などの補強材を必要としません。

シンプルで使いやすく、それによって生じるスペースの無駄などを排除しています。

さらに、天板の表面と裏面、側面の6面全てを同様の仕上げとすることで、より耐久性と快適性を高めています。

●フィンガージョイント

板同士の接合部分をそれぞれ指状に削り出し、互いに組み合わせる方法です。

接合面積が平面と比べ約2倍になり、抜群の強度を持つものとなります。

上からの加重やパーツのズレ、段差を防いでくれるこの技術、家具蔵のそれは他と比べてもより深いものであり、それは実際の大きさよりも大きなテーブルを製作していることに他なりません。

 

デザインや脚のバリエーションについてはどうか


無垢材テーブルは生活の道具であり、インテリアです。

使いやすさを追求しながら見た目の美しさも追求したいところ。

そしてサイズも使い勝手を語る上ではむしろ最重要と言っても良いでしょう。

多様化する住まいや嗜好において、脚を含めた様々なデザインが選べること。

使いやすい高さに調整ができること。

事情に応じたサイズ選択が豊富であること。

そうしたことも失敗しない無垢材テーブル選びにおいてたいへん重要です。

家具蔵でもたくさんご用意している選択肢の中からベストの一台を、サイズ選び含め失敗のないように経験豊富なプロスタッフがしっかりとサポートしています。

 

アフターメンテナンスはどう


最後に、無垢材テーブルの選び方で大切なことはメンテナンスについてです。

無垢材に限らず、テーブルという家具は日常生活で使用しているうちにキズや打痕といったものも目につくようになります。

そういったものを家族の思い出としてあえて残すのも一つの考え方です。

ですが、熟練の職人による削り直しや仕上げ直しによって、たちまち新品のように生まれ変わらせることができるとすれば?

それが無垢材テーブルの優れたところであり、家具蔵でもそのようなアフターメンテナンスを行っています。

無垢材テーブルは手を入れてこそ、より長く美しく使用できるもの。

購入した後において、どれだけメンテナンスサービスが充実しているのかチェックすることは、とても重要なのです。

 

世界に一つだけのテーブルだから、大切にずっと使い続けたい、使い捨てにはしたくない…、そんな思いが自然に育まれてゆくテーブルを我が家にも迎えたいもの。

無垢材、無着色のテーブルはどのようなものか、実際に触れてみてください

家具蔵各店舗で是非、無垢材の温もりを直接体感してみましょう。

新しい発見が待っていますよ。

 

家具蔵の無垢材テーブルのラインナップはこちらから

 

家具蔵の無垢材テーブルのある暮らしの事例はこちらから

 

 

 

 


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