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無垢材デスクはここを見て選ぶ

2020.12.30

 

 

最近はいわゆる「テレワーク」の増加に伴い、ご自宅のダイニングテーブルやデスクで多くの時間を費やす方が増えています。

しかしダイニングテーブルだとお子様と会話が始まってしまったり、かといって急遽用意した簡易的な作業スペースではすぐに疲れてしまったり…。

なかなか集中できる環境とは言えないようです。

やはり集中して仕事をしたい、家族が居る中でもメリハリをつけられる環境がほしい。

このように考えて、自分専用デスクをご検討の方もまた増えてきています。

ただ、一言でデスクと言ってもオフィス用のデスクや自宅用のデスク、そして材質も様々な物から作られています。

多岐に渡るデスクの種類の中でも、今回は「無垢材のデスク(無垢材デスク)」をフォーカスし、デスクを検討されている方に「無垢材のデスク」のメリットや選び方をご紹介していきましょう。

 

 

無垢材デスクとは


いわゆる一般的なオフィス家具は、スチールやプラスチック、その他の樹脂などで作られるものがほとんどです。

オフィスで使われる家具は様々な人が使用するため、椅子の高さが調整できるように昇降式になっているなどの機能性が求められます。

また、会社のお金で用意するものですから何といってもコストを極力抑えることができるもの=安価な大量生産品が選ばれる傾向があります。

「無垢材デスク」はある意味、そうしたものとは対極にある存在です。

無垢材はいわずとしれた、原木(丸太)から切り出したままの自然な状態の木材をさしたものです。

それを使用して製作した家具は「無垢材家具」とカテゴライズされます。

コストパフォーマンスと量産を目的にされているオフィス家具とは異なり、無垢材は乾燥・加工に時間と手間がかかります。

木を知り尽くし、木を扱える熟練の職人でなければ、木の動きを読むことができません。

従って、扱いが非常に難しく、かつ現存する保有数からも極めて希少性の高い材料です。

そんな無垢材には様々なメリットがあります。

それではどのようなメリットがあるのでしょうか?

 

無垢材のデスクのメリット


●一生モノである

多くの無垢材デスクはいわゆる「広葉樹」で作られます(私たち家具蔵もそうです)。

無垢材デスクは、それぞれのニーズに応じた作業を支えるもの。

そこに必要なのは「強度があり傷がつきにくい」ことであり「揺れに強い」ことです。

広葉樹は強度があるので重量のあるものを収める可能性のある収納家具や長期に渡って使用することになり、そのなかで傷などがつく可能性も高い(つまり傷がつきにくいものが良い)デスクにも向いています。

そして、中身の組織の密度の濃い広葉樹は揺れにも強いので、やはりデスクに向いているのです。

そんな丈夫なデスクはエイジングという魅力も併せ持ちます。

使い込む程に深い味わいが感じられるようになり、メンテナンスを行うことで、それこそ何世代にも渡って使用できるものとなります。

長年自分の仕事を支えてくれたデスクを、お子様に引き継ぐ。

そんな使い方もできるのが「無垢材デスク」のメリットの一つです。

●目にやさしい素材

無垢材の表面は、微妙な凹凸があり紫外線の反射を程よく抑えてくれます。

紫外線の反射が少なければ、目に与える刺激も小さくなることから、木材は目にやさしい材料なのです。

作業をしているとあっというまに1~2時間作業をし続けている、というような時にも目の疲れを軽減させる大きな役割を果たしてくれます。

仕事をするような長時間であれば、この目にとって良い素材ということも大きなメリットになります。

●癒される素材

無垢材は「フィトンチッド」と呼ばれる揮発性の物質を発散しています。

森の中や木が多い神社などで感じる香り。

こういった多くの木がある場所で感じる、清々しくさわやかな香りを「フィトンチッド」と呼びます。

本来は木が植物や有害な菌、細菌などの微生物や昆虫から自らの身を守るために発散する物質とされています。

しかし私たち人間にとっては、この植物の香りが心身をリフレッシュさせてくれる効果となるのです。

またこの「フィトンチッド」は実に様々な効力があり、血圧を下げ気持ちを落ち着かせてくれること、自律神経を正常に戻す作用、脈拍が落ち着きリラックスできることなども挙げられます。

無機質な事務用のデスクの硬質感と比較すると、より気持ちを落ち着けて集中できる環境をつくることができます。

 

無垢材デスクで「できること」と「選び方」


●サイズが選べる

ご自宅でデスクを検討する場合、置き場所の関係もあり、ある程度のサイズの規制があるものです。

書斎がありそこに専用のデスクを配置するのであれば、それ自体が目的でもありますからサイズの融通が効きそうなものですが、通常はリビングダイニングの一角に設置したり、寝室の一角だったり、限られたスペースでの設置が多いものです。

その場合、用途を十分に満たしながらサイズは抑えたデスクでなければなりません。

デスクトップPCを使うのか、ノートPCを使うのかでも必要な奥行は変わるでしょう。

ノートを拡げた作業が必要なのか、そうではないのか。

モニターの数は?プリンターは?

といったニーズをふまえた選び方を行うべきです。

丁度よいサイズが無かったら?

その時はオーダーメイドで自身のニーズに合ったサイズや仕様のものを選ぶことで、使い勝手も周囲の回遊性も抜群に向上します。

家具蔵でも、様々なスタイルの無垢材デスクをサイズバリエーション豊かに、且つカスタムオーダーにも対応しながらご案内しています。

●素材が選べる

空間の雰囲気に合った、もしくは自分好みの色調や素材感のものが欲しいというのは皆同様でしょう。

無垢材家具は無着色でつくってこそ、その魅力が最大限発揮できますが、木の色合いはそれぞれの樹種によって異なります。

デザインや仕様は気に入っているけど空間に合わない、好みに合わない」といったことがないよう、家具蔵では「メープル」「ナラ」「チェリー」「ウォールナット」と特徴の異なる4樹種でデスクを作成します。

これで自身の好みや空間に合ったものを配置することができ、尚且つ長い期間をその風合いの変化なども楽しむことができるデスクを選ぶことができるわけです。

●高さが選べる

デスクは当然のことながら作業を行うためのもの。

効率の良い、且つ疲れにくい作業には着座の際の椅子の高さとデスクの高さのバランスは必須です。

一般的なデスクの床から天板までの高さは概ね72センチとなっています。

それに対して椅子の高さはブランドやデザインによってもまちまち。

とすると、自身のお気に入りの椅子に目当てのデスクの高さが合わない事態も出てきます。

であれば、高さを調整できる・または指定できるものであれば間違いがありません。

オーダーメイドのデスクであれば、椅子とデスクの高さが合わないといったことも回避できるのです。

 

テレワークが広まり、多くの企業で実施されている中で自宅で使用するデスクに意識が向いている人も多いでしょう。

毎日ストレスや疲れを感じてダイニングテーブルで仕事をしているより、今回ご紹介したような条件を満たす家具を探してみることが、解決の糸口になるかもしれません。

無垢材のデスクを検討される時には、家具蔵の各店で実物をご覧になって下さい。

無垢材の質感や素材の色合いなどを見ながら、デスクの相談をプロスタッフにしてみませんか?

 

家具蔵の無垢材デスクのラインナップはこちらから

 

家具蔵の無垢材デスクのある暮らしの事例はこちらから

 

 

 


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