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アームチェアのメリットとは

2019.12.16

 

日本における「ダイニングルーム」の役割は、元来が高度経済成長期における集合住宅での、いわゆる「食堂」としての意味合いが強く、その名の通り、そこは食事をする場所であり、ダイニングテーブルは食事を行うという限定的な目的で使われていました。

しかし、暮らしのスタイルや家族の在り方も多様化する中で、ダイニングルームは食事をするだけでなく、食後のくつろぎや家族の団欒、個々の仕事や勉強、読書といった多目的な空間と変化しています。

当然そうなってくると、その「過ごし方」が大事になってきます。

より過ごしやすく、くつろげる場所にするためにはどのようにすればよいのでしょうか。

テーブルを大きくする?正解ですが、それだけでは不十分です。

ダイニングをより快適にするポイントは「チェア」、つまり椅子にあります。

ダイニングで使うチェア、つまりダイニングチェアにも数多くのものが存在します。

そのなかの分類のひとつに「肘掛けがあるか無いか」つまり「アームチェア」と「アームレスチェア」があります。

今回はダイニングにおける使用率が大きく高まっている「アームチェア」にフォーカスを当ててお話していきます。

 

アームチェアとアームレスチェアの違いは


アームチェアとは「肘掛け椅子」とも呼ばれる、「肘掛けが両側についた椅子(チェア)」のことです。

反対に肘掛けがついていない椅子は「アームレスチェア」と呼ばれています。

アームチェアはホテルのラウンジやカフェなどで置かれていることが多く、アームレスチェアは飲食店などいわゆる来店客の回転率を上げたい場所で見かけます。

これは「アームチェアはゆっくり過ごす(ことができる)」「アームレスチェアは出入りが容易」といった特性によるものでもあります。

チェアを選ぶ際に大切なのは、デザインなどの見た目だけでなく、使いたいシーンや環境に応じたものを選ぶことがとても重要になるのです。

 

アームの長さでみるアームチェアの種類


●セミアーム(ショートアーム)チェア

セミアームチェア、またはショートアームチェアはアーム自体が短いため、肘掛けの要素がありながら、横からの出入りがしやすい仕様になっています。

その為、家事などで立ち座りが多い時にも対応できる一方で、肘を置く事ができるのでゆっくりとくつろぐことも可能なタイプです。

椅子を動かさずに身体の向きを変えたり、足を広げて座ることもできる、姿勢の自由度も高いスタイルといえます。

フォルムも個性的なものが多く、デザイン自体を楽しむことができる要素を持ち合わせています。

●フルアームチェア

手元までアームがある為、腕全体を置ける=体重を掛ける部分が大きいので、よりゆっくりとした時間を楽しむことを目的にしています。

つまり、主にくつろぐことを目的としたチェアということです。

また、腕全体をアームに乗せることで首や肩への負担を軽くできるので、より「楽」な姿勢でくつろぎ、家族の団欒を楽しんだり、テレビや映画を見たりすることが出来ます。

 

 

アームチェアで得ることができるもの


●くつろぎ

アームチェアがくつろげる一番の理由は、何と言って「腕をアームに置ける」ことにほかなりません。

人間の腕の重さは両腕で体重の約10%とも言われており、平均的な成人男性ならば約6、7キロ程の重さに相当します。

その腕の重さを支えるアームがあることで、より体の負担は軽減され、食後の後などにゆっくりとくつろぐことが可能になります。

アームの有無で着座時間の長さは変わるといっても過言ではありません。

●動きのサポート

アームチェアのアームは腕の重さを支えるだけでなく、立ち上がる際の補助具としても使うことができます。

若いうちは気が付きにくいですが、年齢を重ねれば立ち上がる動作も一苦労、ということもあるはず。

立ち上がる際にアームが手すりの代わりになることで、日々の暮らしの小さなストレスを軽減させることができるのです。

 

アームチェアを選ぶ時の注意点は?


●横幅

アームチェアはアームレスチェアに比べ横幅が広くなることが多い為、テーブルのサイズによっては収納が困難になる場合があります。

アームチェアを選ぶ際は、テーブルサイズ、そしてテーブルの脚と脚の間(脚間)に注意して選びましょう。

●アームの高さ

アームをテーブル下に収めようとした場合、テーブルの天板の高さに注意が必要です。

特に天板下に幕板などの補強材がついている場合はテーブル下にチェアを収納できなくなるケースもあります。

床から天板下もしくは幕板下までの寸法は購入の前に確認しておきましょう。

同時に購入予定のアームの高さについても把握しておくべき部分です。

●アームの長さ

フルアームチェアは立ち座りの際、アーム部分をテーブル下から全て出さなくてはならない為、チェアの引きシロ(出し引きに必要なスペース)や背後の動線確保が必要になってきます。

セミアームチェアは横からの出入りがしやすい為、フルアームチェア程のスペースは必要ありません。

どちらにしても、テーブルの周囲のスペースについては把握しておく必要があります。

 

今回はアームチェアをピックアップしましたが、決してアームレスチェアがアームチェアに劣るということはありません。

さきにあげた「アームチェアを選ぶ時の注意点」はどれもアームレスチェアには必要のない懸念です。

出たり入ったりが多い方などはむしろアームレスタイプの方が向いているでしょう。

ダイニングの仕様や環境、目的などによっても使い勝手は異なります。

そして、ダイニングテーブルに合わせるチェアの種類は全て同じものに揃える必要はありません。

家族や使用する人それぞれの体型や座りグセ、具体的な使用目的や動線などをしっかりと考えることで失敗しないチェア選びができるようになります。

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