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扉・引き出しどちらが使い易い?

2019.12.12

 

収納家具をご検討される方の中には、収納の「仕様」をどうするか迷われる方も多いのではないでしょうか?

仕様とは、扉形状(木製扉・ガラス扉)・引き出し・オープン棚など収納物をどのように収めるかの方法です。

使う場所や用途により変わってくるこの「仕様」ですが、最近のキッチン収納でもメーカー各社がその行動動線や使い勝手を考慮し規格品を考えており、従来のキッチン扉は開き戸(観音扉)が主流だったのが、最近は引き出し式が主流となっています。

このように時代によっても変遷のある収納の仕様。

今回はその中でも代表的な開き戸と引き出し式に注目し、どちらの方が使い勝手がいいのか検討してみました。

 

 

開き戸の特徴


●様々なサイズの収納物が収納できる

開き戸の場合、可動式の棚板を入れ上段・下段で高さを変える事で、様々な収納物を収めることができます。

棚板の下は鍋などのサイズの大きいものを入れ、棚板の上にフライパンを収めるなどサイズや高さに応じて様々な対応が可能な収納です。

また収納物の配置替えなども比較的行い易く、どのような収納物にも対応できる幅広さがあります。

●収納量が多い

開き戸の内部は基本的に可動式の棚板が入っていることが多く、内部空間をフルに活用して収納を行うことができます。

引き出しの場合は、一つ一つが箱の形状となるため、どうしても内寸を圧迫してしまいます。

開き戸はそのような無駄がありません。

●仕様のバリエーションが多い

収納をメインに考え、細々と収めた収納物が見えないようにするには木製などの中身が見えない扉に、飾り棚として収納と兼用する場合にはガラスの扉とするなど、扉には用途の広がりがあります。

ガラスもクリアガラスから曇りガラスまで選ぶことで使い方も変わります。

空間に対しての圧迫感を軽減させるために木製の扉よりガラス扉を選ぶ場合もあり、用途と配置場所に応じた対応力が開き戸には存在します。

●コストが抑えられる

一つ一つ箱形状を製作する引き出しに比べて、扉一枚を製作する方が材料や製作の手間の部分ではコストを抑えることができます。

 ●収納物を把握しづらい

木製扉の場合は中が見えないことが、収納のし易さ(隠すことができる)である反面、中の収納物の把握がしづらく、気を付けていないと中が乱雑になりやすいことがありえます。

●ものを取り出しにくいことがある

扉形状の場合、手前の物はスムーズに取ることができるものの、奥に置いてあるものの出し入れが難しい場合も多く、その位置や高さによっては屈んだりする必要もでてきます。

 

 

引き出しの特徴


●収納物が奥まで見渡せる

特にキッチンの場合は、躯体そのものに奥行きがあるので、大きく引き出せると、モノの出し入れもしやすく、どこに何が収めてあるのか一目で分かります。

●上から物が取り出せる

腰より低い位置の扉収納は腰を屈んで探すのが少々手間に感じるもの。

引き出しであれば膝を少し曲げる程度で上から取り出せるので体への負担が少なく作業できます。

リビングボードやデスクで小物を収める引き出しが腰高の位置にあることが多いのも、この取り出しやすさを考慮してのことです。

●小スペースで作業がし易い

引き出しの場合は、必要な分を引き出して物を取り出せばいいため、日頃からよく出し入れする物は手前に置き大きく引き出さずに使用すれば、スペースをとらずに作業がし易くなります。

最近のキッチンの主流が引き出しタイプになっているのも、キッチンのスペースによるところが大きいのです。

●小物収納の小分けがし易い

お箸やフォーク・スプーンなどのカトラリーなどがイメージし易いですが、小分けの仕切りをある程度自由に組み替えたりし易く、文房具、装飾品などの小物関係を扱う時には最適な収納方法と言えます。

●収納量が減る

引き出しの構造上仕方がないことですが、一つ一つ箱を収めるような形となるため扉の形状に比べて収納の容積は少なくなり、収納量は減ってしまいます。

●コスト面の問題

開き戸に比べて引き出しを製作するのは手間がかかり、スライドレールなどの金具の価格もあるため、引き出しはコストがかかります。

●背の高い物が収まりづらい

高さのあるものを収納するのに対して、引き出しはそれに向いているとは言えません。

同時に上から引っ張り出すような動作で取り出さなければならないため使い勝手の面でも高さのあるものの収納には不向きです。

●重量のある収納に向いていない

重量のある物、お酒などが入ったボトルや瓶をたくさん引き出しに収めてしまった場合、引き出しの金物が壊れやすくなったり、引き出した時に本体のバランスが悪くなるなどいくつか問題点が生じる可能性があるために重いものを詰め込む収納には向いていません。

 

扉と引き出しを比較した場合の特徴は以上です。

これらの事をしっかりと理解することが大切ですが、収納家具を検討する際にまず考えるべきこととして、何をどこに収めるかという事です。

収納物と収納場所により、扉がいいのか(木製扉・ガラス扉等含め)、引き出しが良いのかは変わってきます。

その判断をする際に上記のメリット・デメリットのフィルターを通して頂ければ、より収納家具の姿が明確になっていきます。

同時に家具蔵では、整理収納アドバイザーなどの有資格者が無料で収納方法や収納場所をプランしてくれる収納プランニングのサービスを行っています。

お気軽にお悩みの収納に関してスタッフにお声掛け下さい。

 

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