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無垢材の魅力を凝縮する「一枚板」という存在

2019.10.30

無垢材の魅力


無垢材の「無垢」は「純粋」や「そのままの」といった意味のある言葉です。

つまり無垢材とは、木から切り出したそのままの木材ということになります。

無垢材には人の生活に対して安らぎを与える多くの魅力が詰まっています。

 

非常に低い熱伝導率


ギラギラと暑い夏の日、または凍てつく寒さの冬の日を想像して、屋外に金属製のベンチと木製のベンチがあったらどちらに座るでしょうか。

金属は熱伝導率が高いので、非常に熱くなったり冷たくなったりしますが、対して木材はそんなことはありません。

熱伝導率が低いということは室内においても温度の影響を受けにくく、オールシーズンで不快感が無く使い続けられるということなのです。

 

多孔質であり、調湿作用に優れる


無垢材はその内部に細かい沢山の「穴」があります。

この穴が、空気中の湿度が高い時には湿気を吸い、逆に湿度が低い時には湿気を吐き出すことによって、部屋の中の湿度を適度に保ってくれます。

湿度を保つことによって細菌やカビの発生を抑制する、自然の除加湿器になるのです。

 

色や木目、表面の凹凸による視覚作用


木材の断面に現れる模様である木目や色味の濃淡には「1/fゆらぎ」という自然界のリズムとでも言うべき現象が見られます。

これは例えば人や動物の心拍のリズムやそよ風による木々の揺らめきのリズムなど、あらゆる場所に存在し、私たちに本能的な安心感をもたらしてくれるといわれています。

また、表面の微細な凸凹が強い反射光を抑えて、目に優しい色味になるともいわれています。

 

香りがもたらす心地よさ


森林浴という言葉があるように、木の香りを嗅ぐと何となく心地よいと考える方は多いのではないでしょうか。

ヒノキ風呂に入ると、その香りだけで日頃の疲れが飛んでいくような気にさえなりますよね。

こうした木の香りが持つリラクゼーション効果は、木が発散しているフィトンチッドという物質が理由です。

これは木が昆虫や細菌といった外敵から自らを守るために放出している物質ですが、人間にとっては心身のリフレッシュ効果が有ることが分かっています。

 

何十年と使い続けられる堅牢性とメンテナンス性


木が何十年もの歳月をかけて大きく成長した樹体を伐り倒し、それを板状に加工して乾燥させたものが無垢材です。

長い年月をかけて非常に高い密度で育った材は堅く、簡単に割れたり朽ちたりはしません。

たとえ表面が傷んでも、削り直しをすれば見事に甦り、メンテナンスを繰り返すことで何世代にもわたって使い続けることができる素材です。

 

無垢材ではない木材とは


では無垢材と呼ばれない木材にはどういったものがあるかというと、それらは総称して木質系加工材と呼ばれます。

例えば木質系加工材の代表である「合板」はベニヤ(木材から薄く剥かれた「単板」のこと)を何枚か積層して接着したものこのことです。

その表面に化粧シートや、突板を圧着し加工した工業製品を総称して「木質系の…」と呼称します。

大量生産が可能で扱い易く、同じものを安価に作ることを目的としています。

木質材料には合板やパーティクルボードやファイバーボードなどの種類がありますが、どれも木材を細かく分解して接着剤でつなぎ合わせて再構成されたものという共通点があります。

これらは接着剤を非常に多く使用する為、調湿効果やフィトンチッドによるリフレッシュ効果などの無垢材の魅力を得ることは出来ません。

原材料が木であるだけで、自然素材と呼ぶのは少し憚られます。

 

一枚板の希少性


先に挙げた魅力をたくさん持った無垢材の中でも、一枚板はまた特別。

一枚板は木を横倒しにして横方向に板状にカットしたものです。

丸太を挽いて板を取り出した時は全て一枚板なので、何がそんなに貴重なのかと思われるかもしれません。

ですが、テーブルとして使える幅の一枚板になるために、木は100年以上の歳月を要します。

それだけの長い年月をかけて自然によってつくられたものですから、いかに希少かがお分かりいただけるかと思います。

また、木の板は原木から取り出したそのままでは水分を非常に多く含んでいるので乾燥の工程がたいへん重要です。

家具蔵でも製材された板は家具蔵の自社工場のある茨城県常陸大宮市の豊かな自然の中で、光や風にさらされながら、自らに蓄えた水分を発散します。

含水率が12~13%になるまでゆっくりと自然乾燥させるなかで、この期間は板と板との間に桟棒を入れ積み重ねて保管します。

これは板同士が残った水分で腐ったり、乾燥度合いにばらつきが出たりしないようにするためです。

さらに、木が現代人の気密性の高い室内で、エアコンや床暖房などにさらされることを考慮し、含水率が6~7%になるまで機械乾燥と養生をおこないます。

1本の丸太から1枚も一枚板が採れないこともよくあることです。

グレードの高い大木を選び抜き、手間暇をかけて愛でるように、磨くようにして、あの美しい木肌が生まれまるのです。

それまでには想像を絶する時間と手間が必要となります。

 

一枚板とは、いわば「無垢材の中の無垢材」です。

調湿性や香りの効果などの無垢材の魅力にあふれるのは勿論、木が100年以上の歳月をかけて育ったその軌跡を感じられるという点も一枚板の魅力です。

家具蔵では一枚板ギャラリーを首都圏3か所に展開し、世界中から原木の状態で仕入れた銘木の一枚板を展示しています。

一枚一枚が非常に希少な一枚板。

是非各店舗にて実際にご覧になって、その存在感を感じてみて下さい。

スタッフ一同お待ちしております。

 

家具蔵の一枚板の詳細ページはこちらから


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